約二か月ぶりの更新です。SFじゃなくて他のものになりました。
「ブルジョアマンションにて」をアップしました。
ブログ用に書いていたのに、長くなったためにサイト更新用になりました。これがなければ未更新が伸びていたから、ありがたい。
一番書きたかったシーンがまだ書けていないので(そんなのばかり)、いつかおまけシーンを書きたいです(苦笑)。
あ、6月も京極の「鵺」は出ません。この発表を毎月の恒例行事にしようとしてます(笑)。需要は特にないと知ってます…。
柳さん「パラダイス・ロスト」は文庫化します。再読しますとも!
ちょっとあとがきみたいなものを折りたたんでおきます。
一言です。
今日のお昼はサバ味噌定食。働く二十代女子が選ぶ品としては渋いかも。
初めてサバ煮込みを食べたのは、小学生の時の母の手料理で、超意味わからないこの料理! と思ってました。母の料理の腕のアレコレもありますが、子供にはまだ大人すぎた料理だったんです。それが今ではこの料理屋さんなら間違いないとサバ味噌を自らオーダーするまでになりました(笑)。もちろん美味しかったです。脂がのっているサバなのでお腹いっぱいになりました。
一度暖簾をくぐって以来、虜になった料理屋さん。何もかも美味しいのですが今日の付け合せの大根の煮物(?)が驚くほどの美味しさで、焦りました(笑)。優しくて「おふくろの味」なんだけど、絶対に家庭では出ないような品のよさ。わたしの懐具合(特に月末で特に今月末)としてはちょっと高いのですが、でも価格以上の味わいです。決して豪奢ではなくどちらかと言えば質素というかシンプルだけれど贅沢な献立です。幸せー。わたしのレベルでちょくちょく通うのは生意気でもったいないのですが、でもやめられない。
夜は高いそうです。当たり前か。お昼にしか行けない懐具合です。
北森鴻の香菜里屋シリーズを彷彿とさせます。ここであの小説を読んだら相乗効果がありそう(笑)。
こんな日々徒然の後に、昨日あれの補足をしておきます。
SS=親衛隊。ナチの中心的党内組織。
ナイン=ドイツ語で「いいえ」。
アーリア人至上主義:見た目、家系等から純粋なドイツ民族を選別し、彼らに特権を与えていた。また他民族や生粋のドイツ人ではない者を、住居の接収、教育の機会や配給制等で差別していた。
※キャバレー(仏語):ドイツ語ではカバレット。手間だったのでキャバレーにしました。
ダンケ=ドイツ語で「ありがとう」。
気を付けていることとしては、あの人の名前等を出さないことです。あくまでフィクションだよーエンターテイメントだよーと念頭に置いてます。
歴史背景等はほとんど皆川さんの本を読んで得た知識です。
戦時下ドイツが舞台なので、苦手な方は回避推奨します。
そして続きます。続きの方が思いついたシーンだったのに、エピソードを盛るためにつらつら書いてたらたどり着けない本末転倒。
*****
ベルリン大聖堂の鐘が鳴り響く。
*****
つづきます。
そろそろいろいろ仕上げなきゃ終わらない気がしてきたので、今週はやってみようと思います!
会社帰りにどこかのカフェで缶詰してみようかな。
靴がもう一足増えました。今月4足目…。靴も大好きです。頑張って働きます!
小泉喜美子さんの「弁護側の証人」を購入したので眺めていました。帯の背表紙側に、人気作家5名の推薦文が紹介されています。
それぞれ、個人的なコメントを踏まえて紹介してみます。
我孫子武丸さん「今だからこそ、広く読まれて欲しい一冊」
社会派なのかな、という予感がするコメントです。
綾辻行人さん「『弁護側の証人』を読む、それはすなわち、極上の魔法を体験するということである」
おおお、ミステリとしての期待が高まります!
宇江佐真理さん「これはミステリーという名の騙し絵である」
トリッキーということですね。騙し絵…。気になります。シンプルなのに印象深い。言い回しが巧いのはさすが言葉を操るプロ。
千街晶之「騙しのテクニックのルーツがここにある」
騙し…やはり叙述ですか? 本作を初めて読んだ時、千街さんが受けた衝撃の度合いがうかがわれますね。
貫井徳郎さん「驚きのどんでん返し! 絶対騙されるぞ」
叙述色濃厚か。語り口調で煽ってくる宣伝文句は嫌いじゃないです。
法月綸太郎さん「ダメ男の王子様と、戦うシンデレラ。起死回生の逆転愛が待ち受ける必読の名作」
……!!
法月さんの作品は拝読したことがなかったのですが、一気に好きになりました。よし今度読もう。
一言で登場人物の設定が解りますし、それが面白い! ミステリ好きだけじゃなくても興味を持ちますよこの文句!
ただそれだけの追記です。本が好きです。大好きです。
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という訳で、金曜日に久々に四六のハードカバーを購入し、読了しました。
ポプラ社で出版されているからか描写は大人し目でした。まあ彼の出版社は平山さんの「DINNER(ダイナー)」を出版しているからには、お上品でよい子で子供向けなんて言ってられませんよね。
※「DINNER」は殺し屋専門の定食屋の話です。面白いですお勧めです。
面白かったです…!
ハードカバーで買っても損はナシ。装幀にも非常にこだわっていて、タイトルが金の箔押で、カバーをとったあとの表紙にも模様が印刷してあり、さらに本文のページも枠線で囲ってあります。カバーのバーコードもグラデーションの印刷の上にしてあるなど、かなり凝ってます。
肝心の内容は、皆川さんにしては珍しくほんわか路線! ここらへんは上に述べたとおり、ポプラ社刊だからでしょうね。
いつものあの悪趣味なまでの描写も好きですが、今回は素直に心地よかったです。
「開かせて(略)」に引き続き、今回も名前が覚えやすかったです。神の啓示をうけた羊飼いのエティエンヌと狼少年野生児ルーと皮肉屋の仮面をかぶった助修士ドミニクと鍋の兜をかぶったアントン君がお気に入りです。カバーの子どもたちを眺めながら、これがエティエンヌで…、と当てはめました。うん、素敵なイラスト。
内容はタイトルまんま、子供たちが聖地エルサレムを目指すお話です。子供たちの力なんて限られてますから、どうやって聖地まで向かうかだったり、エティエンヌの噂を聞きつけ膨れ上がっていく団体で生じる軋轢や、「奇跡」を強要される困難な状況にどうやって立ち向かっていくか、というような比較的まっすぐでわかりやすいです。ちゃんと陰の部分も書かれているのがさすが皆川さん。
楽しかったあ!
明日は…三津田さん「水魅(みずち)の如き沈むもの」かな。
最近は休日にあまり読書をしてなかったのですが、図書館で借りたのではなく自分で買った本は「読んでみたい」ではなくて「読みたい」本なので言わずもがな。
今日はこれから書きますとも!
二段組のノベルスは非常に魅力的ですが、文庫はまだですか来年ですかあー?
今日見た夢(カラー)のインパクトが強くて、まだ覚えてます。
1.会社に行くためにひたすら坂を登る(実際は坂道はないです)。
2.赤い看板の簡易中華料理屋があった(…おなかすいてたのか?)。
3.革のベルトに化ける蛇(ベルトを買い替えなきゃと思っている最中です)。
4.女の先生にキレるわたし(髪の長くて若い女性の方で何故か先生という設定でした。権威の象徴?)。
5.その先生に向かって「値段が高いとか安いとか関係ないでしょ! 大切なものは大切なものでそんなことに左右されないし、そうやって型通りの価値を押し付けることで、人を傷つけてるのが解らないの!」とどなりました…(何かストレスがたまっているのでしょうね…)。
6.知り合いと3人で坂を上りながらぽつりと「仕事行きなくないなあ」と呟いた(夢の中で)。
で、目覚めました。
夢の中ですら「会社行きたくないなあ」と思っていた自分に驚き!
初めは怒鳴っていた場面を思い出して、なんかストレスたまってるんだなあ、と思っただけですが、そのあと「仕事行きたくないなあ」と言ったよね、となってうわあああ「シャレにならない!」状態に。しかも夢の中でもぽつりと漏らすくっていうのが、また追いつめられてる感が…! 夢の中くらい大声で言えばいいのに自分…。
あ、無事、仕事してきましたご心配なく(笑)。
そういえば、ゴ○ィバのホワイトチョコレートピーチのドリンクを木曜に初めて飲んだのですが、美味しくて今日も頼みました(笑)。チョコレートだけどさっぱり。また飲もう。
一週間くらい前に本谷さんの結婚がヤフーニュースにのっていて、驚きました。いずれ芥川賞を受賞する作家さんでしょうから、読書人界(どんな業界)では顔がそれなりに顔が広いでしょうが、一般認知度はあまりないと思うのですがどうなんでしょう。
で、そんな純文つながりから、本題。円城塔さんの「うゆうしたん」という本を読了しました。漢字で記す手間を省いてますスミマセン。で、肝心の内容ですが。
うん。いつもながらさっぱり意味が解らない。
でも好きです…!
ああ、厄介なことこの上ない(苦笑)。
ガンガンぐいぐい読めます。面白いです。ただし意味が解りません。
ええと、トンチンカンすぎてとかではなくて、韜晦術に長けている感じで、意味が解りません。のらりくらりと手のひらからするりと滑り落ちる言葉たち。言葉は間違いなくこの人の本では生きてます。
文章自体は簡単で綺麗なのですが、一つの文章の中で進化していくので、一読では理解が追いつかない。
全く違いますが自由に伸縮していく感じは古典の方がエネルギー的には、もしくはベクトル的には近い気がします。ただしこの人の場合すべて計算だと思います。
この本で重要なのが、注釈。
暴走する注釈の一冊。なんちゅーコンテンポラリーアート。
二段組で下段に注釈があるのですが、その注釈の「注」にまず注釈が入ってます。そんな本。
自由自在に注釈による暴走が繰り広げられています。
で、本日の日記のタイトルは例です。
本文に「そもそも世界中の竜巻はサイクロン式の掃除機の中でその種が発生しているという説があるが、それなら砂やほこりがぶつかって発生する静電気は生態系に影響を及ぼしているに違いない」なんて文章があったとします(実際には出てきません)。そしたら注には「サイクロン式の掃除機が広まるにしたがって、竜巻発生件数が増えそうなものだが、時計回りのサイクロン式掃除機と反時計回りのサイクロンが式掃除機が互いに打ち消し合っているから、劇的な変化はない。しかし注者は信じていないが」とあって、注の注に「そもそもサイクロン掃除機により発生する竜巻に時計回りと反時計回りがあるとしたら、それは掃除機をかける人物の利き手の差だろう。緯度の違いという主張もあるが、妥当なのはそんな違いは存在しないというものである」みたいに増殖していきます。
いやあのわたしが書くと魅力が伝わらないのが惜しい…!
明日は何を読もうかと考えつつ、これから書きます!
メッセージありがとうございます! じっくり楽しませていただきます。
ええと、見ていらっしゃらないかもしれませんが、こんなところで失礼いたします。スミマセン。
********
月曜日の混雑が、身体を休みボケから現実に引き戻してくれます。
最混雑時には被らないのですが、月曜日に朝礼がある企業も多いかと思うので、いつもより人が多いんです。それに雨だから心配性な人も加わり、湿気とか傘とかで密度が増します。
そんなぎゅうぎゅうづめに驚いて、こうぼけっとしていたのが、一気に現実に引き戻されて「ああ、今日からまた5日間仕事なんだ」と頭が切り替わりました(笑)。だんだん慣らされてきていることに、驚きと寂寥感。それからは勤め先の最寄駅に着くまで読書の時間なので、夢も現実もありません。
現在の読書中の一冊は島田さん「写楽」です。サブタイトルは忘れましたが幻の国のなんとかみたいな感じです。
文庫の装幀にラブっているのですが、いい加減本棚が臨界点を迎えているため図書館でハードカバーを借りてきました。気に入れば文庫を購入します。
なんだかカバーイラストだけみるとどこかの美術書みたいです。知的に見えるかも(笑)。
現在300ページくらい。半分未満。明日も読みます。
写楽の正体に迫るため、色々知らなかった事実が明かされたり、ダイナミックな仮説が出てきたりなかなか読みごたえがあり興味深いのですが、美術を扱うものなら北森さんの方が好みかも。
好きなものは最後に食べるタイプです。
ハッピーな気分で終わりたいから。
午前中に図書館へ行ってきました。
三津田さん、皆川さんなどめぼしい作家さんのを巡回し、「ちぇ、またあの本はないのか」など「うーん。これ読んでみようかな」なんて考えながらいそいそと選びます。今回は結構ぱぱっと決まりました。
でないんだろうなあなんて思いながら、見ていくと。
柳さんの所に
「パラダイス・ロスト」があった……!!
「ジョーカー・ゲーム」のシリーズの3作目です…!
はっと息を呑んで、目を見開いた状態で数秒止まって。高鳴る鼓動。我に返って慌てて取った行動は。
強奪!
誰かに取られちゃたまらんと思って。皆川さん「開かせて(略)」と同じ道を歩んでいます(笑)。
うれしー! 心躍る踊る踊り転げる。にやにやしながら借りてきましたよー!
図書館通いを続けるといいことがあるもんだ。ありがとうっ!
で、読み終わりました。ごちそうさまです。
結城中佐かっこいい……ッ!!
いやネタバレじゃなくてこれ公然の事実です。公式です。
D機関の連中の切れ味最高…ッ!!
いやネタバレじゃなくてこれ公然の事実です。公式です。
キーとしては開戦が近づくにつれて、緊張感が増していることでしょうか。相変わらず冴えわたる頭脳と人間離れした展開と、あやわというのが加わり、エンターテイメント性が強いです。面白い…!
絳攸楸瑛! (パロにしたいけど抑制してます)。
色んな切り口からこうすぱすぱと切りつる彼らに喝采を送りたくなりますっ。ニヤニヤ。
で、今さっき知ったのですが、
「パラダイス・ロスト」来月文庫化します…!
文庫化します!! (二球目)
6月21日です。6月21日です…!
これ去年刊行されたものだから、文庫化は来年、再来年かと思っていたのに早い! 驚き!!
文庫化を待っていたら2、3年は読めないと思ってたから図書館で借りて、文庫版刊行時に読み直すのも乙かなんて思っていたのに(苦笑)。知ってたら借りなかっただろうに。美味しい物はとっておきたいタイプです。
来月文庫版を購入して読み返します。書き下ろしがあれば嬉しいです。
自分でお金を稼ぐようになって(直截的な言い方だ)、靴とか服とかそこそこのものを購入出来るようになりました。
しかし本日、ふと思いまして。なんで本だけは文庫にこだわっているんだろう、と。
低価格で持ち運びに便利そして収納的にも助かるのが文庫ですが、保存性からいったらやはりハードカバー。
ハードカバーなんて、ここ数年「骸骨(略)」くらいしか自分では購入してません。京極の本でさえも。
勿論京極堂シリーズがハードカバーで出版されたら購入しますおそらく。ただし製本技術の限界的に、さらに持ち運ぶ側の重量的なものを考えたら実現しないだろうな、というのが妥当です。
ぱっと思い浮かばない方は単行本サイズのハードカバーの辞書が通勤バッグに入っている図を想像してください。
厭でしょう。
でもハードカバーの方がふさわしいたたずまいの本ってあるように思います。誰かの全集なんていい例です。
そしてハードカバーで飾っておきたい本も存在します。
つまり皆川さんの「少年十字軍」を購入しようかなってことです。
皆川さんの本は装幀が凝っていて美しく堂々としていて、それに彼女の異彩を放つ文章が加わるとハードカバーがしっくりくる気がします。
「少年十字軍」は重厚と言うよりはかわいらしいイラストですが、なんかハードカバーで欲しいです。
そんな長ったらしい本のアレコレに付き合ってくれた方、感謝! ありがとうっ!
余談ですが、わたしツイッターを始めたらひたすら本のことを呟くと思います。
「今日の一冊」なんて電車を待っている間に写真付きで投稿というのをやるんだろうなあ。
やる予定は今のところありませんが。
要は皆川さん「開かせて(略)」にもどりますってないようです。
詩人を目指す少年のネイサンや、ダニエル先生の弟子たちがさまざまな引用をしていて、なかなか「ほう」と思うものや興味深い物があるのですが、全部並べて一斉にスタートしても、レースは混戦するだけなので、種目別にしようと考えました。
ええと…自分で書いてて意味わからない日本語。
で、陸上の王道といえば100メートル。
ということで、100メートルで独走をしているのがこちら。
「愛に棘があるのは仕方がない。愛は一輪の花なのだから。それにひきかえ友情とはなんだ。野菜に過ぎない」(byポール=ジャン・トゥーレ)
彩雲で野菜の友情がみてみたい。…これが書きたかった今日の日記。消えたものをもう一度書き直すくらいに…!
彩雲国で野菜の友情、彩雲ベジタブルズで彩雲ベジーズ。
この引用を語るのがネイサン少年なのですが、彼は「最高の野菜だ」と言います。滑稽味と温かさでぐっときます!
そんな今日の夕食の付け合せにきゅうりの梅鰹節和えをちゃちゃやっと作りました。簡単でおいしい。
お風呂入ったら書きます。
いやあ、面白かったあ…!
皆川さんの長編を読むと、少年や少女が大人になることを目撃でき、立派になったという感慨と感傷めいた切なさが襲ってきて言葉にならない…! 彼らはこれからもいろんな困難に直面し、厳しい現実を突き付けられていくでしょうが、そんな針のむしろでも生き抜いていく強さがあるんだ、と感じられます。電車の中で読み終えた時思わずほう、と溜息をつきました。すごい物語をよんだなあ。
皆川さんにしては最後はややあっさりでしたが、嫌じゃない。むしろ強い衝撃で終わるのとは違う、感動がいつまでも続きました。
あの人(ネタバレになるため伏てます)がまれにみる勘違い男でイラついたけど、そんなのも今の彼らなら一発殴った後にっこりわらって「ごきげんよう」なんて言ってしまう潔さがある気がします。カッコいいぞ!
同じく敗戦国であるドイツだけれど、ドイツの戦争については本当に何も知らなかったんだなあ、とつきつけられます。かといって日本のことについてもそんなに知っているわけではないけれど…。
ヴェルサイユ条約がどんなに屈辱的だったか、列強のどんな意図が隠されていたか、フランスの強盗めいた手口、ポーランドの勃興と分解と再生と消滅との繰り返し、ユダヤ人への差別のすさまじさ、ソヴィエト兵士の残虐さ……。
特に、ポーランドって悲劇の国と言われ続けて、あのショパンなんかも怒りや悲しみをぶつけた曲が存在すると言われてますけど、時代は違えどポーランドの歴史の悲惨さが伝わりました。もし日本が消滅してあの隣国とかあの大国とかになってしまったら、イヤだもん私だって。おフランスでもお断り。
それとユダヤ人への差別。別の本だけれど、あの宗教改革の火付け役、マルティン・ルターもユダヤ人は豚と同じだとか殺してもいいとかなんとか書いているとか…(皆川さん「聖餐城」)。ルターはドイツ人ですから、ホロコーストまでの反ユダヤ感情が垣間見えます。とにかくヨーロッパ全土でユダヤ人は差別されていたという…。さらにソヴィエトの活動家たちはユダヤ人が多かったのも、あの時代の反ユダヤ感情を煽ったのでしょうね…。
とにかく面白かったです。
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