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※個人の趣味によるブログです。基本的に本を読んでます。
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No.964
2017/08/09 (Wed) 22:55:20

「八咫烏」シリーズのサイン会があったので、申し込んでそして昨日参加してきました。じゃーん。雪哉君と自分の名前で宛名を書いてもらいましたよ。
以前京極のトークイベント+おまけでサイン会に参加した時、ベテランのファンが宛名に登場人物の名前をお願いしていたのを見聞きし、やってみたーい、と思ってたので今回やっちゃいました。

さて、このサイン会で驚いたのが編集の方(?)に「この間、読書会に参加されてませんでしたか?」と聞かれたこと。やべぇ面割れてやがるぜ。
人生初のファンレターというか、感想を認めたお手紙を手渡しました。サイン会開始の30分前に書いたやつなので、何かいたか覚えてないし、且つ思い出すとなんか恥ずかしいこと書いてないかと心配になる。

池袋でも今度あるみたいなのでご興味のある方はぜひ参加されてください。
今だからこの倍率ですが、もっと人気作家になる方です阿部智里さんは。
たかが中学生高高校生高の時に「玉依姫」を書きあげた、その発想というか構成力には舌を巻きます。あの話は根底に民俗学的なセンスがないと書けませんから! そこを取り入れられるということは、「その場限りの都合のいい設定」を「その都度加え」て、物語の世界観を壊すようなことをせずに、むしろ裏付けとすることで物語に深みや厚みが出てきますから…!!

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No.963
2017/08/01 (Tue) 23:03:24

恩田陸さんの直木賞受賞作「蜜蜂と遠雷」読了。
パソコン買い替えた時についてきた電子書籍の特典で購入し読了。
500ページ越えの本を電子書籍で読むのはいかに、と思ってましたが、スマートフォン文化への慣れと、面白くて夢中になったせいもあって、まったく苦になりませんでした。
重さがない分、持ち運び便利だし、電子書籍、結構いいもんだ!

え、これ恩田陸が書いたの!?
って驚くくらい、あの人の重々しくてドロドロした雰囲気が全くない、ひたすらさわやかできらきらしていて、すがすがしいとても素敵なお話でした。
あの暗くて重くてドロドロしたのが苦手に感じる時もありましたが、「そうだよ恩田陸ってこんな話もかけるんだよ!」と熱弁したくなる面白さでした。
ありがとう。ご馳走様。

あらすじ…を書くのめんどくさいのですが…。
あらすじ:
パリのコンクールに突如現れた規格外の天才・塵(じん)。かつて神童と呼ばれていたが、あることがきっかけでコンクールから姿を消していた亜夜。華やかなスター性を持つ天才・マサル。生活者の音楽家を目指す最年長の挑戦者・明石。彼らが一堂に会した芳ヶ江国際ピアノコンクールの予選(一次、二次、三次)および本選を舞台に、それぞれの才能がぶつかり合う。

音楽小説って、基本「苦しい」描写が多い気がします。
そして音楽をやった人なら苦しみを味わったことがあると思います。
自分の力量に苦しんだり、相手と比べて苦しんだり、才能のなさに絶望したり、練習が辛かったり…。
でもこの小説は喜びに満ちていて、とてもドキドキわくわくしながら読めました!
もちろん失敗したらどうしよう、という描写はあるのですが、でもそれを吹き飛ばすような、演奏シーンのすばらしさ。聴いている側も、演奏している側も、輝きに満ちていて、その嬉しさが読者にも伝わってきました。
それぞれの演奏者を彩る描写は、音になり、においになり、風景になり、風になり、大地になり、雨になり、海になり、星になり、宇宙になり…。綺麗で楽しくてわくわくしました。

音楽って喜びに満ちているものなんだな、と。
物語に登場する数々の天才たちに再度教えてもらいました。
あー音楽またやりたいな! とちょっと思いました。

いい本だ。面白かった。

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No.962
2017/07/30 (Sun) 21:07:43

今一番注目しているシリーズ、阿部智里さんの「八咫烏シリーズ」の、第一部完結編「弥栄(いやさか)の烏」がソフトカバーで発売されました。

本日、ブックカフェで読もう、といそいそ外出した結果、大混雑につき、立ち読みで済ませました(苦笑)。
※文庫で集めてるので…。

前作「玉依姫」は物語としては異色で、神話や伝説に絡めて、現代も交え、山神サイドというか玉依姫サイドのお話でした※立ち読み読了。
その裏側ではどうなっていたかーー。八咫烏と猿との戦いについて書かれています。
あれが誰だったのか、どうなったのか、なんてことがわかります。

先日参加した、作家登場の読書会で阿部さんは「(今作は)性差というものを意識して書きました」と言っていたので、そこらへんもひしひし感じられましたね…。
ヒロインは真赭(ますほ)の薄。大貴族西家出身の直系のお姫様で、現在は出家して浜木綿(はまゆう)付の女房。
気が強く気高く、そして美しく色っぽいお姫様。
今回雪哉の年齢が二十歳と明らかにされ、彼女はそれよりも少し年上、とのこと。初登場ではそうすると、17歳前後だったのでしょうね。

さて、あらずじ:
禁門が開かれた後、大地震が山内を襲った。真の金烏・奈月彦の前に山神の命を受け、使いして現れた天敵・猿。逆らえない存在である化け物・山神に使えることを承諾せざるを得なかった。
猿の入知恵により、山神の逆鱗に触れた八咫烏の仲間が無残に殺害され、窮地に立たされた奈月彦たちは、山神を倒すことを決意し、打開策を探るために山神と金烏、そして猿の歴史を探るが、そこで明らかになったのは思いもよらぬ事実だった。そして雪哉が直面する辛い現実と、参謀としての責任。仲間が殺されていく中、無力感にさいなまれるは真赭(ますほ)の薄に、臥せっていた浜木綿(はまゆう)が頼んだこととはーー。山内の崩壊を避けるため、山内を守るために、猿との最終決戦が始まる。

いやー、もう読みながら、涙が出てきました。
真赭(ますほ)の薄の葛藤
雪哉の覚悟
澄尾の心中

痛々しいんです。それほどまでに猿との戦いは過酷で、熾烈です。
まして化け物と化した、山神へあることないことを吹き込んでいて、とても不利な状況で、仲間の烏が死んでゆくーー。
あえて冷たい言葉を選ぶ、雪哉や澄尾の心中はおもんぱかってはかり知るべき。

今回、わたし路近(ろこん)好きだわ、と思いました(笑)。何物にも縛られない彼は魅力的です。※変わり種のキャラクターは基本的に好きですが、路近に対して当てはまるのに初めて気づきました。
あと浜木綿(はまゆう)の強さに感嘆しました。何があっても変わらないーー受け止めて、且つ大切な人の支えになれる人は強い。

雪哉は化け物に徹していたーーというよりほかなく、それまでブレーキの役割をしていたものがああいうことになり、そこからさらに冷徹になっていくのを目の当たりにして、彼の心は大丈夫か、と痛々しくて、でもみんな雪哉に頼るしかなく、そんな雪哉自身と彼を心配する(でも雪哉はさせようとしない)が、言葉にならなかったです。
役割を全うする雪哉は「ぼんくら次男」の面影がなくて、悲しくて辛いはずなのに弱音一つ漏らさず、ぶれない姿は恐ろしかった。
本当に立ち直ってるの? と誰も声をかけられない。

わたしたちが好きな雪哉はこんな雪哉じゃない。
わたしたちが見たいのはこんな雪哉じゃない。
ーーーそんな勝手なことを感じました。
雪哉の心中など知らずに。ーーいや、辛いのはわかってるけど、それでも冷徹にいようとする姿に。

彼の心を解くのはーー。

これでサヨナラは、悲しいな。まだ雪哉たちの物語に浸っていたいです。



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No.961
2017/07/29 (Sat) 21:34:42

先週、外資系に強い転職エージェントにあってきたのですが、イケメンアメリカ人でした…!
スーツが似合うしちょっとゴツイ黒縁眼鏡が似合う、知的な美形ブロンドボーイで、ラッキーって感じでした。

今度自由が丘周辺で接待します。駅近のお店を探さなければ。
外勤じゃないんで接待あまり行かないので、料金設定に迷います。

ヤマトが月に2回くらい配達に来るのですが、基本的に私家にいないので、「いない人」とインプットされているらしく、今日、配達のおにーさんがピンポーンってして、「はーい」って出たら、驚かれた挙句「いないと思って荷物トラックに積んだままなので、とってきます!」と言われました。
いつもすみません。

ゴーヤーチャンプルーを作ろうと思ったら、ゴーヤが高くて買えず。
お客さんのところの品証の人にレシピをメールしてもらいました(※沖縄人)。明日、近所の八百屋でもゴーヤ探してみます。

全体的に消化器官がやれれていて、吐き気とか胃の不快感とかが半端なくて、先日1時間仕事してから早退しました。去年の夏に痩せすぎに起因する病気故に、医者から「太れ」と言われて以来5kg弱増やしましたが、病気の症状はあまり改善されてない。それどころか食欲ない。食べなきゃ痩せちゃうんだよ…! でも食べれないんだよ…!!
体重のデフレスパイラル。あ、でも胸に肉がついたのはちょっとうれしい。

鉢植えで育てているミニバラちゃんにダニが沸いて、枯れてきてしまったので、ダニを水攻めにして駆除しました。茎とか葉っぱは綿棒で撫でて、きれいにしました。
元気になっておくれ。

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No.960
2017/07/29 (Sat) 14:09:05

ドラマ観てます。面白いよこれ…!
武井咲で大丈夫か、と思ってましたが、人を見下すような眼をした顔がたまらん…!
存在感が半端ないです。作中の彼女は同い年の女子よりもはるかに目を見張る存在です。

1話では、借名口座の番号を頭に叩き込み、
空でいくつもの口座番号を覚えて、大金を移動させるシーンに感嘆し、
派遣銀行社員からの華麗なる転身に圧倒され、
あの綺麗な顔でネチネチと派遣先の銀行の上司らをいたぶる姿に目を奪われました。
タバコの吸い方が色っぽくて、タバコなどこの世からなくなればいいと思ってますが、見とれちゃいました。
あと和服姿が、想像以上にとても美しく、普段の屈託ない笑顔とは違う、元子としてのーー銀座の女としての笑顔が壮絶な魅力を生み出してました。
馬鹿な悪女も好きですが、賢い悪女こそ真に魅力的なり。

2話では、元同僚、波子(仲里依紗)と元子(武井咲)のぶつかるシーンが鮮やかでした。
冴えない元派遣銀行社員だった波子が元子のクラブカルネにスカウトされ、「お金稼ぐのって、簡単なんだね」と言って笑ったシーンの不気味さと言ったら…!
破っても許される範囲とそうではないところの境界を見失い、思いあがっている馬鹿な女・波子と、悪女・元子の格の違いのコントラストが光ってました。
また、ホテルで強請ろうとした男が動じなかったとき、「仕方ない」と言ってとった行動と、そのあとの笑顔が怖くてたまらん。


とにかくいいです面白いです…!!

米倉版も観たい…!!
貫禄たっぷりだろうなあ。

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No.959
2017/07/27 (Thu) 19:43:28

昨日、仕事終わりで「八咫烏シリーズ」の読書会に参加してきました…!!
なんと作者の阿部智里さんにお越しいただけるということで、人生初・読書会参加になりました。

八咫烏シリーズは今個人的に一番注目しているシリーズです。
累計85万部らしい。(昔出版関係の仕事をしてましたが、人気作家といわれる人は、初版1万部~というイメージです。さらにそこから重版7000部~です。普通の作家は初版7000部前後。)


明日の最新刊で第一部が完結します。楽しみ。

参加してよかったです…!!
これから絶対メディア展開もされると思います。もっと人気が出るシリーズになります(断言)。
今から追っておいて損はない!

そのシリーズの裏話というか、作者の考え、世界観のディープな部分やちょっとした今後の展望のネタバレまで、深くふかーく話していただきました。
本当にこの部分がとても「お得感」がありました。

「次作で1部が完結するにあたり、読み返しておいたらもっと楽しめるエピソードがあったら教えて下さい」と質問したのがワタシ。「黄金の烏」の伏線を確認しておくのがよいそうです。
さあ読みましょう。
※せっかくの機会なので質問しました。

どんな質問にも答えていただき、生みの親のすごさを見せつけられました。
八咫烏の出産事情や貴族の人形事情(八咫烏が転身して人の形をとること)まで。そしてあの人のこととか、ね。
驚いたのが、神話や民俗学的なバックグラウンドもしっかり構築されていて、八咫烏の天敵となっている種族との戦いが、民話に由来しているということ。
プロの一般書籍の作家さんって本当にそこまで考えられるのが、アマチュアなどとの違いだなあと思います。
自分の本の世界の歴史をまとめろって言われて、まとめられるくらい考えられてます。
※阿部さんは、一つ話を考えると、その舞台のディープなところまで見えてしまうタイプらしいです。京極はやらなくていいことはやらないけど、必要な時はすらすら作り上げるタイプだと思います。

そして。サイン会が8月後半に開催されます。
よーし参加するか、とも思ってます。


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No.958
2017/07/09 (Sun) 19:24:51

人生二度目のフェンシングしてきました。
激しい運動はしないのに、汗がだらだらでて、ついでに爽快感もあって、やはりとても楽しかったです。
転職終えたら旅行してそのあと習おうかな…。

あ、そう転職します。
面接受けてきます! 外資系にチェンジします。日本の企業につかれたので、労働条件がいいほうへ流れます。

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No.957
2017/06/25 (Sun) 18:02:07

昨今の「イ〇スタ映え」とか「フォトジェニック」とか、そんな文言に食傷気味でうんざりしている非イ〇スタ民です。
※アカウントはむかーし作ったけど一度も使ってない。

写真っていうのは、どこかに行って感動したから撮るものであり、何かをして楽しかったから、記念に残す目的で写すもの。
写真ありきの「いいね」だか「like」だかを稼ぐために、という考えで、スイーツ食べたりというのは順番ちがうんじゃないですかー、と疑問に思うのです。
もちろん今時写真はもっと気軽に撮れるのものなので、楽しむのは大賛成の写真好きです。


さてさて、土曜日新たな扉を開きました。

人生初・フェンシングやってきました。

2時間の体験コースがあっという間に終わりました。充足感が半端ないです。
サーベルの握り方、基本のステップ、突きやかわし方を習い、実戦練習2回してきて、汗だくでした。そんな大した運動量ではないのですが、ユニフォームがあつい。
どのスポーツも初めは「やり方」や「正しいフォーム」を習いながらなのでぎこちなくて、さらにルールがちょっと難しいので頭を使いながらなので疲れました。

フェンシングは戦略のスポーツである。
とか言ったみた。

相手が攻撃してきたら、一度払ってからでないと、自分の攻撃のターンにならないのがややこしいです。今はどっちの攻撃のターンかを把握してなくてはならないのですが、わからなくなるので、とりあえず払ってから攻撃してました。

そして挨拶の仕方がかっこいい。
サーベルを持った手を、顔の前に持ってくる。剣先は天井を向いていて、すっごく絵になる感じです。

夜のコースだったので、小さい子はいなかったのですが(中学生はいました)、みんなあのユニフォームを着て、サーベル握って、面をつけて、ダイナミックに動いて、かっこいい…!!
フェンシング女子高生は、想像通りの美しさ。
コース外で素振りしている姿が光り輝いてました。

またやろうフェンシング。というか習いたいかも…。

写真?
もちろん撮りましたよ。

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No.956
2017/06/17 (Sat) 22:51:00

2年前のパリのお供だった本が阿部さんの「空棺の烏」。
今一番楽しみにしているシリーズ、八咫烏シリーズの4作目の文庫版を購入→読了。

いやもう。このお話大好きなんです。
山内という世界に暮らす人間に変身できる八咫烏の物語です。
ロイヤルファミリーである宗家から八咫烏の代表として「金烏(きんう)」が朝廷を主導し、東西南北の四家がその他の土地を納めています。内憂外患に立ち向かう壮大な物語です。

舞台は頸草院という、宗家の近衛兵を育てる3年制の学び舎です。そう、今回は学園モノなのです!
若君の元近習だったあの雪也君の性格からして、とても楽しい学園生活になることは間違いなしという予想は裏切りません。
貴族のおぼっちゃまから、庶民まで。社交的な八咫烏(と書いてニンゲンと読む)から、社交性がない八咫烏(略)まで。頭脳明晰すぎる八咫烏から、勉強が苦手な八咫烏まで。嫌な先輩や先生だっているし。有象無象というか海千山千というか、各地から寄せ集められた同年代の八咫烏たちが集まれば、いろんな事件が起こるのは必至です。
そこに投入された雪也君の目的は頸草院を優秀な成績で卒業して、どうどうと若宮の側近になることなのだがーー。
そして外患である「猿」と、「真の金烏」の謎に一歩近づく。

2回目なのでお気に入りのシーンが待ち遠しくてたまりませんでした。
笑いあり、笑いあり、笑いあり、痺れるシーンもあり!


今年の夏に刊行予定の最新刊で、第一部が終わり。
まだ間に合う。皆さんいかがですか?

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No.955
2017/06/04 (Sun) 12:23:11

同僚(先輩)と喧嘩しました。
喧嘩って響きの情けなさに脱力しつつ、もう我慢ならないので後悔などせず、転職活動の動力としてます。そうだ、進むのだ!!

その日の夜にちょうど以前から興味があったJMECというマーケティングプログラムの集会があったので、初参加してきて、お話を聞いて、そしたら転職エージェントの人と知り合ったので、タイミングがばっちりでした。
きついスケジュールで履歴書を書いてます。GPAなんて忘れたよ…。



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