※個人の趣味によるブログです。基本的に本を読んでます。
No.284
2012/07/07 (Sat) 22:42:07
京極見てきましたよー!の話の前に。

紀伊○屋書店データベースによる読まれている作家ランキングbased on 1月から5月の文庫売上。
300位までのっています。
さて、1、2、3、4、5位はどなたでしょう。
ヒント①:1位は「やっぱりね」というあの人です。書けばテレビ化または映画化。ダントツの売上です。
ヒント②:2位は「ノーベル文学賞に近い先生なだけあるわ」
ヒント③:3位は寡聞にしてこの作家先生をしりませんでした。←ヒントになってない!
ヒント④:4位は「えええー! こんなに売れてるのおおお!」が第一印象。5位の方を抜いたのには驚きました。読書家だけではなく普段本を読まない若者層を取り込み、特に女性からの指示が高い(気がする)。
ヒント⑤:5位の方は女流作家といえば? 「皆大好き○○○○○!」
みなさん日本の作家先生です。えー答え合わせは、写真をチェックして下されば、できます。
そして
おめでとうございます。152位雪乃紗衣
驚きました。今年1月から5月の文庫売上ってことは、「骸骨」の売上は入ってないのにこの順位は立派です。
75位に細木○子が入っていて思わず上から下へ流していた眼を戻してニ度見(笑)。あれも文庫ですかそうですか。それにしても75位って…(絶句)。
204位は紫式部。さすがの貫禄。授業の枠を超えて古典を読もうって思うのはね、凄い。
226位モンゴメリ。「赤毛のアン」はやっぱり一度は読むよなあ。
京極は114位、森さんは80位。
柳さん(125位)はこれから順位を伸ばしそうだなあ。
個人的に感動したのが北森鴻が281位に入っていること…!
亡くなってから3年…。未文庫化の本が文庫化され、それが終わればもう新しい作品が生まれ刊行される事はどんなに願ってもいないけれど、こうして読み続けて行く限り作品は常に生きているんだなあ。司馬遼太郎なんて9位にいます。常に新しい世代に刺激を与えているって、素晴らしいことです。星新一が140位に入っているのも嬉しかったな。
意外だったのが西尾維新(233位)。なんとなくもっと上位だと思いました。
中山七里(115位)は「おおお、こんなに売れてるんだ!」と驚きました。
直木賞候補作に選ばれた作家の中では辻村さん(93位)の順位が一番高いです。み、見落としてないかなあ(不安)。
さて、ここから京極話。
受け付け開始30分以上前に受付場所に行ったのに、もう人だかり!
数日前に「予定人数をオーバーしたため、入りきれなかった人は生中継会場へ案内します」というようなメールを頂いて「生中継って」と思わず失笑しました。ビッグサイトまで足を運んで生中継って…。それならもういっそUSTREAMとかで生中継すればいいのに、と思いました。
なのに眼前には長蛇の列。少なくとも200番目以降だったと思います。300番以内には入っていたかなあ。
さらにのびる行列の尻尾。京極効果に驚きました。友達(本にあまり興味なし)を無理やり連れてきたのですが、眼を丸くしてました。京極ってすっかり全国区だと思ってましたけど本好きのみの間でのコードだったのね…。
講演会っていったらまあ200人規模くらいの会場かなあなんて思ってたから生中継会場にまわされる危機! 暗澹たる並び時間でした。
受付の結果
なんと前から5番目! いやっほーい。まあいろんなラッキーがあったのです。
並び順は自由だったので、なんとか真ん中よりに座れました。真ん中から数えて5番目の席です。
なにやら3000人近く集まったそうです…。うわーよかった会場に入れて、それも前で拝聴出来て。
そーしーてー。
講演は面白かったですっ。「話すの上手だね」と友達(※本に興味なし)も感心していました。
えー、何が印象に残ったかって沢山あるのですが、個人的に震撼したのが
つまらない本でも面白いと思うまで何度も読み返します
というお言葉でした(※ニュアンスは違うかもしれません)。
わたし大抵の本は面白いと思うのですが(現時点でブクログで★1つは1冊★2は5冊のみ)、もしかしてその数少ない「向いてない」「好みじゃない」と思った本でも読み続けることによって、ある時点から楽しむことが出来るって、凄い…。
ますます面白いと思う本が増えるって、なんて僥倖! (書恥の戯言としてお聴きながし下さいっ汗)
京極先生はそれを映画や偏食になぞらえて仰っていてとても解りやすかったです。ほら、小さい頃って野菜が嫌いだったりしても、長じるにつれて野菜のおいしさが解るようになる。そうすると他の人の偏食に対して「あんな美味しいものを食べないなんて損」と感じることもあるかと。多少偏食家のわたしが言える筋ではないのですが(カボチャとウナギ・アナゴ嫌い)。
他にも時間の話しから始まり、言葉の成り立ち(昔、象形文字が出来る前は文字とは絵だった。もしそのままだったら「僕の本は永遠に終わりません!」と言って笑いを取っていました。←※京極の本は煉瓦のように分厚い「煉瓦本」です)、ビジネス文書と小説の違い(ビジネス文書は簡潔に。小説のように感動させなくて良い、といって笑いを略、小説はグレーゾーンが大切だとのこと)、語彙について…。
もうね、楽しかったです。
読書推進セミナーですこれ。ちゃんと推進もなさってましたよ(笑)。
そしてまあ本を数冊買ってきました。
文春文庫や中公文庫、新潮文庫のブースがなくなり、講談社では文庫を置いていなくて、結局角川と集英社で合計3冊しか購入しませんでした。敏ちゃん(今野敏先生)の作品を買いました。ずっと読んでみたい先生だったので収穫アリ。敏ちゃん、初めてです。
集英社のブースには謙ちゃん(北方謙三先生)のスペースが確保されていて、水滸伝からのシリーズがずらああああっと並べてあったのが壮観でした。さすが月刊北方(月に1冊本が出る)。
楽しかったたのしかった。
帰りはららぽーとをぶらぶらして、食事して帰宅。
「影武者 徳川家康」の続きを読みます。普段の読書の3倍くらいの時間がかかっているのですが、面白いんだなあ。
紀伊○屋書店データベースによる読まれている作家ランキングbased on 1月から5月の文庫売上。
300位までのっています。
さて、1、2、3、4、5位はどなたでしょう。
ヒント①:1位は「やっぱりね」というあの人です。書けばテレビ化または映画化。ダントツの売上です。
ヒント②:2位は「ノーベル文学賞に近い先生なだけあるわ」
ヒント③:3位は寡聞にしてこの作家先生をしりませんでした。←ヒントになってない!
ヒント④:4位は「えええー! こんなに売れてるのおおお!」が第一印象。5位の方を抜いたのには驚きました。読書家だけではなく普段本を読まない若者層を取り込み、特に女性からの指示が高い(気がする)。
ヒント⑤:5位の方は女流作家といえば? 「皆大好き○○○○○!」
みなさん日本の作家先生です。えー答え合わせは、写真をチェックして下されば、できます。
そして
おめでとうございます。152位雪乃紗衣
驚きました。今年1月から5月の文庫売上ってことは、「骸骨」の売上は入ってないのにこの順位は立派です。
75位に細木○子が入っていて思わず上から下へ流していた眼を戻してニ度見(笑)。あれも文庫ですかそうですか。それにしても75位って…(絶句)。
204位は紫式部。さすがの貫禄。授業の枠を超えて古典を読もうって思うのはね、凄い。
226位モンゴメリ。「赤毛のアン」はやっぱり一度は読むよなあ。
京極は114位、森さんは80位。
柳さん(125位)はこれから順位を伸ばしそうだなあ。
個人的に感動したのが北森鴻が281位に入っていること…!
亡くなってから3年…。未文庫化の本が文庫化され、それが終わればもう新しい作品が生まれ刊行される事はどんなに願ってもいないけれど、こうして読み続けて行く限り作品は常に生きているんだなあ。司馬遼太郎なんて9位にいます。常に新しい世代に刺激を与えているって、素晴らしいことです。星新一が140位に入っているのも嬉しかったな。
意外だったのが西尾維新(233位)。なんとなくもっと上位だと思いました。
中山七里(115位)は「おおお、こんなに売れてるんだ!」と驚きました。
直木賞候補作に選ばれた作家の中では辻村さん(93位)の順位が一番高いです。み、見落としてないかなあ(不安)。
さて、ここから京極話。
受け付け開始30分以上前に受付場所に行ったのに、もう人だかり!
数日前に「予定人数をオーバーしたため、入りきれなかった人は生中継会場へ案内します」というようなメールを頂いて「生中継って」と思わず失笑しました。ビッグサイトまで足を運んで生中継って…。それならもういっそUSTREAMとかで生中継すればいいのに、と思いました。
なのに眼前には長蛇の列。少なくとも200番目以降だったと思います。300番以内には入っていたかなあ。
さらにのびる行列の尻尾。京極効果に驚きました。友達(本にあまり興味なし)を無理やり連れてきたのですが、眼を丸くしてました。京極ってすっかり全国区だと思ってましたけど本好きのみの間でのコードだったのね…。
講演会っていったらまあ200人規模くらいの会場かなあなんて思ってたから生中継会場にまわされる危機! 暗澹たる並び時間でした。
受付の結果
並び順は自由だったので、なんとか真ん中よりに座れました。真ん中から数えて5番目の席です。
なにやら3000人近く集まったそうです…。うわーよかった会場に入れて、それも前で拝聴出来て。
そーしーてー。
講演は面白かったですっ。「話すの上手だね」と友達(※本に興味なし)も感心していました。
えー、何が印象に残ったかって沢山あるのですが、個人的に震撼したのが
つまらない本でも面白いと思うまで何度も読み返します
というお言葉でした(※ニュアンスは違うかもしれません)。
わたし大抵の本は面白いと思うのですが(現時点でブクログで★1つは1冊★2は5冊のみ)、もしかしてその数少ない「向いてない」「好みじゃない」と思った本でも読み続けることによって、ある時点から楽しむことが出来るって、凄い…。
ますます面白いと思う本が増えるって、なんて僥倖! (書恥の戯言としてお聴きながし下さいっ汗)
京極先生はそれを映画や偏食になぞらえて仰っていてとても解りやすかったです。ほら、小さい頃って野菜が嫌いだったりしても、長じるにつれて野菜のおいしさが解るようになる。そうすると他の人の偏食に対して「あんな美味しいものを食べないなんて損」と感じることもあるかと。多少偏食家のわたしが言える筋ではないのですが(カボチャとウナギ・アナゴ嫌い)。
他にも時間の話しから始まり、言葉の成り立ち(昔、象形文字が出来る前は文字とは絵だった。もしそのままだったら「僕の本は永遠に終わりません!」と言って笑いを取っていました。←※京極の本は煉瓦のように分厚い「煉瓦本」です)、ビジネス文書と小説の違い(ビジネス文書は簡潔に。小説のように感動させなくて良い、といって笑いを略、小説はグレーゾーンが大切だとのこと)、語彙について…。
もうね、楽しかったです。
読書推進セミナーですこれ。ちゃんと推進もなさってましたよ(笑)。
そしてまあ本を数冊買ってきました。
文春文庫や中公文庫、新潮文庫のブースがなくなり、講談社では文庫を置いていなくて、結局角川と集英社で合計3冊しか購入しませんでした。敏ちゃん(今野敏先生)の作品を買いました。ずっと読んでみたい先生だったので収穫アリ。敏ちゃん、初めてです。
集英社のブースには謙ちゃん(北方謙三先生)のスペースが確保されていて、水滸伝からのシリーズがずらああああっと並べてあったのが壮観でした。さすが月刊北方(月に1冊本が出る)。
楽しかったたのしかった。
帰りはららぽーとをぶらぶらして、食事して帰宅。
「影武者 徳川家康」の続きを読みます。普段の読書の3倍くらいの時間がかかっているのですが、面白いんだなあ。
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