※個人の趣味によるブログです。基本的に本を読んでます。
No.833
2015/04/25 (Sat) 17:00:37
今年(たぶん)50冊目は大崎梢さん「平台がおまちかね」。
(たぶん)としたのはカウントに抜けがありそうな気がしているからです。
最近の傾向としては、何か面白い物が読みたいときは東京創元社を手に取ろうです。数冊出している人ならそこそこ人気もあるのかなあといった判断です。新人を育てるのが上手いというか熱心というかしっかり新人さんの作家としてのキャリアを作ろうとしている、そういうイメージの出版社です。
余談ですが一番初めに就職した会社はここと取引がありました。いつか見学させてもらおうと思っていたのですが、かなう前に辞めてしまったのが心残りです。
さて大崎さんの書店ミステリというか書店員探偵というか、そういう本屋さんをめぐる話を何冊か読み始めています。いずれも東京創元社さんより刊行されている物です。
本が好きなのでこの手の話はそりゃ興味深く、うんうんと頷きながら読んでます!
もっぱらネットショッピングだとか図書館通いですが、ネットショッピングならもとから興味がある本をどうしたって買いますし、図書館は「紹介コーナー」的なものがあっても少なくて。
だからこその本屋さん。本屋さんには新しい出会いがあります。
平台に並べられている本との「はじめまして」や、カバー裏のあらすじや、帯のコピー、書店員さんのポップで、「読んでみたい」と思わせる本との出会いは心ときめくものがあります。大興奮です。
中小の出版社の営業社員の井辻は、今日も今日とて本屋さんに伺い、自社の棚のチェックや注文を撮りに行く。編集部へのバイトから正社員となった彼には、どうしても編集部に配属されたくない理由があるのだが…。ライバルである他社の営業たちにもまれながら頑張っている。冷たい態度で接する書店員、授賞式に現れない新人受賞者等、さまざまな出来事に潜んでいる謎を井辻が解く。
面白かったですね。いい本です!
図書館はともかくとしてもっぱらネット本屋を利用していることへ、ちょっと罪悪感を感じました。
ミステリというよりは書店員さんの急変だったり、きれいに並べても移動されてしまう本といった謎を、井辻君が解いていくといった体裁です。そこにある事情や思いに「ほう」と納得だったりほっこりさせてもらったり、はたまたちょっとせつなくなったりちょっとこわくなったり…。それを上回る主人公や営業の前任者イケメン吉野君の言葉に励まされました。
井辻君が編集になりたくない理由がまた…!
本屋さんの窮地は思ったより深刻ということも実感しました。
本屋は好き。ネットで買うけど本屋さんは潰れてほしくない。我ながら我儘だわ…。
微力ながらちょっとは売り上げに貢献できるよう、たまに覗いてみます。
本が好きな人にはお勧めです!
さて、51冊目は後輩ちゃんにかりた「舟を編む」の気がします(未定)。
(たぶん)としたのはカウントに抜けがありそうな気がしているからです。
最近の傾向としては、何か面白い物が読みたいときは東京創元社を手に取ろうです。数冊出している人ならそこそこ人気もあるのかなあといった判断です。新人を育てるのが上手いというか熱心というかしっかり新人さんの作家としてのキャリアを作ろうとしている、そういうイメージの出版社です。
余談ですが一番初めに就職した会社はここと取引がありました。いつか見学させてもらおうと思っていたのですが、かなう前に辞めてしまったのが心残りです。
さて大崎さんの書店ミステリというか書店員探偵というか、そういう本屋さんをめぐる話を何冊か読み始めています。いずれも東京創元社さんより刊行されている物です。
本が好きなのでこの手の話はそりゃ興味深く、うんうんと頷きながら読んでます!
もっぱらネットショッピングだとか図書館通いですが、ネットショッピングならもとから興味がある本をどうしたって買いますし、図書館は「紹介コーナー」的なものがあっても少なくて。
だからこその本屋さん。本屋さんには新しい出会いがあります。
平台に並べられている本との「はじめまして」や、カバー裏のあらすじや、帯のコピー、書店員さんのポップで、「読んでみたい」と思わせる本との出会いは心ときめくものがあります。大興奮です。
中小の出版社の営業社員の井辻は、今日も今日とて本屋さんに伺い、自社の棚のチェックや注文を撮りに行く。編集部へのバイトから正社員となった彼には、どうしても編集部に配属されたくない理由があるのだが…。ライバルである他社の営業たちにもまれながら頑張っている。冷たい態度で接する書店員、授賞式に現れない新人受賞者等、さまざまな出来事に潜んでいる謎を井辻が解く。
面白かったですね。いい本です!
図書館はともかくとしてもっぱらネット本屋を利用していることへ、ちょっと罪悪感を感じました。
ミステリというよりは書店員さんの急変だったり、きれいに並べても移動されてしまう本といった謎を、井辻君が解いていくといった体裁です。そこにある事情や思いに「ほう」と納得だったりほっこりさせてもらったり、はたまたちょっとせつなくなったりちょっとこわくなったり…。それを上回る主人公や営業の前任者イケメン吉野君の言葉に励まされました。
井辻君が編集になりたくない理由がまた…!
本屋さんの窮地は思ったより深刻ということも実感しました。
本屋は好き。ネットで買うけど本屋さんは潰れてほしくない。我ながら我儘だわ…。
微力ながらちょっとは売り上げに貢献できるよう、たまに覗いてみます。
本が好きな人にはお勧めです!
さて、51冊目は後輩ちゃんにかりた「舟を編む」の気がします(未定)。
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