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※個人の趣味によるブログです。基本的に本を読んでます。
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No.206
2012/04/09 (Mon) 22:49:04

方々に拍手ありがとうございますっ。

体力がなくなってしまって、休日は暇な日はお昼寝してぼーっとして一日を終えて…と思うともったいなくて、ランニングでも始めようかしら、と考え中。運動計画は大抵計画倒れです。
体力あればきっと休日「疲れたあ」とならずに、一日が長い気がするんですよ。より楽しめる気がするんですよ。というか寝てる時間がもったいないんですよ。
休日暇なときは本を読んでいるのですが、ストーブをつけるほどじゃないけど寒い、というとき日向で読むのですが、この季節は太陽の高さ的に陽がお昼くらいまでしか入らないので、午後から寒くなります。ベランダは煌々としています。そしてとうとうこの間外というかエアコンの室外機の上に座って読みだしました。超快適なのですが、向かい側の建物から完全に隠れないのが難点で、絶対不審者に思われる!という危惧があります。外用の椅子じゃなくて室外機ですから…。

定期的に読みたくなる作家先生は大沢在昌で、もう少し長い周期で読みたくなる先生が佐々木譲。
ハードボイルドです(笑)。(北方)謙ちゃんより大沢派です。
あ、京極の「鵺」が今年中に発売ほぼ決定です。ええと今までの根拠は「陽」だとか公式サイトで言葉を濁しながらの京極本人の「長編書き下ろし」発言なのですが、最近放送された番組で「鵺を執筆中」と発言したらしいです(わたしは観てないですが、その番組サイトにのっていました)。
「きょ、きょうごくううううううう!」とか叫ぶと思いきや、その時のわたし「あ、やっぱりね。ふふふ」程度で済みました(笑)。ほぼ確信してましたので。でも楽しみーっ!
年内発売とは言われてないのですが、執筆速度的にそうじゃないかなあ。今年最大のニュースが既に決定してしまった(笑)。

「Bad Communication」という英語の曲が最近脳内にリピートされていて、誰の曲だろうBilly Joel?  Led Zeppelin?Rolling Stones?(古くて済みません)と頭を悩ませていたのですが、検索をかけたらB’zでした。歌詞が英語だからてっきり洋楽だと勘違いしていたのですね。それで聴きだしたらテンションあがりました。

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No.205
2012/04/08 (Sun) 23:25:32

昨日は自分基準では結構書けたのに、今日は全く手が動きませんでした。
だから帰宅後、昨日から少しずつはじめていた新しいパソコンを自分色に染めるモロモロに取りかかったのですが、こっちも進まない…。「李絳攸」と「藍楸瑛」と現在取りかかっているため「碧珀明」は昨日の段階で辞書登録は済ませています(笑)。
昨日は主にその新しいパソコンで書いていたのですが、珀明君だけ「はくめい」と打つと「薄命」になったり(フルネームを入力して碧だけ消してます。「珀明」だけで登録すればいいと解ってるのですが)、まだまだな状態なので本日は旧パソコンです。
 
膝上で作業するのが好きなのでマウスは使わない派なのですが、新しいパソコンはパッド(?)ではどうもスムーズに動かしにくくて困ります。あと新しいパソコンはダブルクリックではなくクリックでフォルダやファイルが開いたりするので、パッド(?)だとなお使いにくいのですが、負けてたまるかっ。
Picasaを入れたら、今(旧パソコンで)使っているのよりも沢山機能が付いていて驚きました。craving exploreとiTunesも入れておきました。まだまだです。
 
現在本欠乏症です。
自分がスカスカな気がするから頭の中を活字で満たしたいです。ぎゅうぎゅうに。
このもどかしさを伝えるために、煙草の症状に当てはめたら禁断症状で手が震えるって感じなのかもしれません(※わたしは煙草すいませんからあまり解らないのですが)。
なあに読もうかなあ。
あと海に逃げたいです(笑)。うみー!
海辺で読書、海辺で(屋外で)執筆とかしたいです。
 
進まないのは最近書いてるアレのせい(16ページ突入してしまった汗)で糖分不足が原因なのかも、と思いいたって書いてみましたが、本当にどうしようもないレベルで落ち込むくらい下手な文章を書いてしまったので、曝すか蔵に入れておくか本当に悩んだのですが、自戒をこめて前者を選びました。本当に失敗してます。
音楽パロです。

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No.201
2012/04/04 (Wed) 20:32:16

本屋に並んでいる「team」?(曖昧)という文庫本が気になってます。
あらすじを読むと「驚異の的中率を持つ霊能力者。しかしそのバックには凄腕の調査集団がいた――」みたいな感じなのですが(うろ覚え)、動悸が…! こういう設定大好きです。夢がないですごめんなさいっ。
か、買おうかなあえへへ。

なぜこんな冒頭かというと、以下の内容に関係するのですが…。
前回まで「Non-s」をスパイと明言していなかったため、「人ならざる者」だとも考えた、というメッセージを頂いたのです。―――実はあるんですよそのネタも(笑)。
曖昧で大雑把な展開を考えていたのですが、結局書かないだろうなあ、と頭の片隅に追いやって久しかったものが蘇りました。結構前にちょっとだけブログで語ったとは思うのですが、没にした理由はコレやると他がおろそかになる気がして(苦笑)。おそらくもう書くことはないと思うので、せっかくなので脳内でくすぶっている妖怪パロについて語ってみようと思います。
普段は頭の中でストーリーが大体出来てから書くのですが、今回は本当にちょっとネタがあるくらいなので、ほとんどメモのような体裁となっています。

転生的な要素もありますが、わたしが書くと無理やり感満載でもファンタジー(?)にはほとんどならないので(!)想像して下さっているものとは大いに異なると思います(苦笑)。

長いです…!

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No.198
2012/04/02 (Mon) 21:50:08

新しいパソコンですが使いなれないし、まだデータをほとんど移せていないので愛着ある旧パソコンを使用してます。
壊れてるのですが、非常に使いやすい。壊れているというか割れてるのですが…。
新しいパソコンはまだキーに慣れないし(なによりもずっとFnとCntrlの位置が反対のN○Cを愛用してたし)、お気に入り登録もし直さなきゃいけないし…。うん、土日にでもやってみます。

お返事です。拍手のみの方もありがとうございます!

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No.197
2012/04/01 (Sun) 21:07:35

あれです。彩雲国秘抄の感想下ろしちゃおっかなあーと思ってる最中です。
なんだか訳知り顔でもの凄く偉そうな感想を書いてしまって、恥ずかしくて恥ずかしくて…。読んで下さった方には申し訳ないのですが基本わたしの感想なんて適当です。
読んですぐだとまとまらないし、時間が経つとむりやり纏めようとする傾向が…。

珀明君の「Nonstrategic Paradigm(ノンストラテジックパラダイム)」の続きを今書いてます。
あ、題名に特に意味はないです。英語の題名を付けたいと思って考えていたところ、ぽんと降ってきたのが「Strategic Paradigm」でストラテジックじゃないだろう、とNonを付けただけで、音重視です(汗)。意味は「非戦略的枠組み」なのかな(かな?)。
というか後半部分書き直し中です。一度ハマると大幅に書きなおすしかダメな状態です。
 
そして本ですが、ここ最近詰まった本が読みたい症候群に陥ってました。
そこで道尾秀介に手を出そうか迷ってます(語弊がある)。「ひまわり」云々は方々から最低だと聞いているので、天下の回り物をどぶに捨てることにはなりそうにないのですが、うーんうーん何を買えばいいのやら。あと高野さんの「13階段」も読んでみたいですね。モロミステリって感じなのかしら。
でもこの症候群は解決しました。
 
北森鴻「蜻蛉始末」(歴史/時代小説)

結論、やっぱり北森鴻タダものじゃあないよ…!と戦慄すら覚えかけました。
個人認定の北森作品の最高傑作が「孔雀狂想曲」、次点が「狐闇」、それを追っている「狐罠」と「那智」シリーズに並んで「蜻蛉始末」が入りました。

短編もイケて長編もイケてミステリもイケて歴史/時代小説もイケるってもう、わたしにどうしろと…!

歴史小説・時代小説好き以外の方がどう思われるのかトンと解らないのですが、凄かった。

北森さんの本って多分中高生が読んでもあまり面白みが伝わらないとおもうのですよ。でもそれがね、またいいんだなあ。大人になるにつれて、どんどん楽しめそう。数年後読み返したときにきっと新たな発見があると思う。

「蜻蛉始末」は時代小説になるのかな?
史実の人物たちが沢山出てくるのですが、中核となるのが二人いて一人は実在の後の政商でもう一人がおそらく作られたキャラクターなのだと思うのです。史実を追っている点では歴史小説なのですが、なにぶん史実とば離れた部分の人間ドラマ的なものが一応本筋なので、うーん…時代小説かな。
 
これ今年の読書ランキングに入るかもしれない…。いや凄い!
甘栗君と続いていい読書をした。
  
個人的にいくつかの例外を除いてびっしりと書き込まれている話が好きなので、これはそういうお話です。
もう骨太! でも登場人物たちのいくらか愛嬌がある性格が全く読みにくくさせないのです。政治的な思惑が絡まってきたりして、好みすぎてどうしよう…と頭を抱えそうに(笑)。
いああああああ北森鴻っ!偉大だあああああ!
高校当時先生の話だけでは釈然とせず疑問に思っていた事件の背景、何故○○が下野したのかなどが解ってすっきりしました。これだけでも読む価値があった。
 
読んでいて気になったのが北森鴻は池波正太郎が好きで影響を受けているらしいのですが(「狂乱廿四孝」のあとがきより)、これは司馬遼太郎的な書き方に近いよね、というものです。獏さんの「陰陽師」なんてモロに司馬遼太郎的な歴史書から見える事実の考察などから入るじゃないですか(司馬遼太郎の歴史小説・時代小説では物語を見下ろすような第三者的な作者扮する?翁が出てくるのが常です)、それがこの「蜻蛉始末」でも見られてこれは池波正太郎的と言うより司馬遼太郎的だなあ、と思った次第です。
(獏さんは司馬遼太郎を意識しているというのは公式です。京極との対談で司馬遼太郎の名を出していたので、間違いないです。読んだ当初「ああやっぱりそうなんだ」と思った記憶があります)
「蜻蛉始末」では「○○にはこういったところ(性格)がある」みたいな書き方も司馬遼太郎っぽい気がします。
きっと時代小説にするならば池波正太郎っぽい物語を書いて、歴史小説にするなら司馬遼太郎っぽくなるのかなあ、なんて読書量足りないくせに思ってみたり。
 
とにかくぎゅうぎゅうに詰まった本が読みたい症候群はこの「蜻蛉始末」のおかげで解消できました。うんうん、うんうん。
 
あ、半日酒びたり編とパソコンとの格闘編は長くなったので割愛させていただきます。どっちにしろ碌な話ではないのです。

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No.196
2012/03/30 (Fri) 22:11:22

一番下に追記をぽんっと置いてきました。
えーっと京極の「陽」についてです。


お返事は2つ前の日記にあります。ありがとうございます。

明日大雨らしいのですね。
パソコンを見に行こうと思っていたのに変更。さすがに大雨の中重い荷物を持って帰る気にはなれないのです。
日曜日は晴れるみたいなので、うん。日曜日に出直し、かな。
3月の読書があと2冊でちょうど10冊になるので、明日は読書にいそしみます。

それでですね、甘栗君(高校2年生)に心を奪われました。
本日の日記のタイトルは某GAGAさまの歌からきてます。

「甘栗と金貨とエルム」(太田忠司著 K川文庫)が凄かった…!
ストーリー的な面白さはもちろんあるのですが、これライトノベル的なんですけどモロハードボイルドなのっ! しかも冒険小説にしないでこんなに軽やかにハードボイルドを書くなんて本当に凄い!と読了後感心しきってました。
買ってよかった正解。
これ本当に出版社おかしいよ! (この本を手に入れるまで紆余曲折がありまして。大きめの本屋5,6件回っても見つからずネット本屋で注文したら「在庫がないため出版社に問い合わせてみますが、品切れの場合手配できない場合があります」と、つまり手に入れられない可能性があったわけです)
いやもうこれは営業さん本屋に売り込んでよ! 販促も頑張ろうよ!

軽ハードボイルドで冒険小説にならないものって初めて読んで、もうその興奮がすごくて! 全く冒険的な要素がないわけではないのですが、冒険小説は主にルパン的なドンチャン騒ぎな展開になるのですが、ハードボイルドは「一匹狼」「男のロマン」的なイメージがある通り、基本的に騒がしさは絶対条件ではないのです。むしろ影の主役みたいな、目立たずに暗殺者のような存在感?(語るには読書量が足りない現実です)
軽ハードボイルドにはあまり当てはまらないのですが、ハードボイルドの基本は一人称(一般的に「私」)で、主人公自身の描写が極端に少ない客観的な語り、となっているのです。淡々と、淡白に語られていくストーリーです。
だから本を読み慣れない人が読んでもつまらないと思うだろうし、ストーリー性重視の本が好きな人が読んでも面白みってあまり実感できないだろうと(実際にわたしこのタイプ)。

でもねこの甘栗君はハードなハードボイルドにそのまま変換できるような軽ハードボイルドだったので、かなりの衝撃を受けました。しかもしっかりとディテクティブな要素もあって、さらに推理小説としても大満足。
こんなに軽やかな推理小説のくせに、「その可能性をどうして…!」と気付けなかったときのダメージ(快感)。
インパクトは少し弱いのですが、これ今年の読書ランキングに入るかもしれない。
本当にK川、これを本屋さんに置いてもらえるようにして下さい。

あと多分双花好きの人にはちょっといい感じなね、甘栗君とそのお友達の関係だったりするのですが、なにぶん言葉を尽くして語っても本屋さんに置いてないという。
まあ読んだ本のことを書くときは自己満足以外の何物でもないのですが。


***追記***
やはり書かないと落ち着かないので語らせて下さい京極の「百鬼夜行 陽」について。
この「百鬼夜行」の短編シリーズ(「陰」「陽」)は完全にシリーズを読破いている人向けです。

なんて話を書くんだ京極…! と思う程真っ暗でどん底で救いようがない絶望的な話の数々に読みながら落ち込む。もの凄く落ち込む。だって、誰だって嫌なことから目をそむけたくなった経験はあるし、自分の失敗を人のせいにしたこともあるし、背徳的な喜びを感じたことがあし、めんどくさいと逃げ出したことがあると思う。
それをああやって書かれてしまうともう痛くた痛くて、「お願いだから救って!」と思わずにはいられなかったのです。
作中人物が救われるかどうかは本編を読めば解ることなのですが、読者が求めてるのは「こんな気持ちになってしまった自分たちをどうにかしてくれ」だと思うんですよ。
正直救われた気分ではないのですが、京極め、そうくるか…!と。あ、ある意味榎木津の話が最後にあることで救いを見出す人はいるかもしれませんが、あれも明るくはないですよ(苦笑)。

これ、榎木津の話を一番初めに読むのは別にいいのですがそれ以外は一番初めから読んだ方が良いです絶対!
正直あの話でもしかして場所柄的にああなのかなあ、と思って全部持って行かれた…!
さすが京極。これすらも絶対に彼の計画のうち。全てを制御してるんだ相変わらず!

正直この「百鬼夜行」の短編集は好きじゃなかったのですが、好きだ。好き。
もちろん本編には及ばないのですが、もうこんなあんな…! 京極やっぱりあなたの本が大好き。
待ってます。
********

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No.194
2012/03/29 (Thu) 22:51:32

友達に勧めた宮部みゆき「蒲生邸事件」が面白かったって言ってくれて今テンションが振り切れてます(笑)。
彼女の作品の中では注目されてないけど好きな本。超能力ミックスで唯一好きな本といえるくらい。
ただ読み終わった直ぐおばちゃんに奪われて手元にはないけど(※自宅からおばちゃんの家に行くには飛行機が必要です)。
700ページ弱で多少分厚いのですが(「ちょっと長いよ」と言ったら「これちょっとじゃないよ!」と怒られたけど)、これを読めたということは京極も読めるという伏線(笑)!完璧ですッ!ふふふ。

遅くなってしまって申し訳ございませんっ! 拍手及びメッセージありがとうございましたあ!

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No.189
2012/03/26 (Mon) 02:17:45

お、終わらない…。一話の最長記録を更新中です……。
おかしいこんなはずじゃなかったのにおかしいナ。
限界。寝ます。

**追記**
帰宅しました(8時20分)。さて続きを…!
ちょっとフライング披露するならこんな話です:

あ、ヤバい、と思ったのは最後の一段を右足で踏みしめた時だった。ああ、論文のコピーなんて放っておいて寮のプリンターで印刷し直せばよかったのに。点滅した眼前を黒が埋めつくす。崩れ落ちる身体を自覚しながら最後に見たのは年代物のなめし皮のような独特の深みを持つ重厚な扉だった。

では本日アップを目指して…!めざして……ます。
あのクイズ番組だけは外せないので…! それが終わってから作業再開です。
風呂入って来てから作業再開です(なんだかどんどん時間が遅くなって行くような…???)

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No.188
2012/03/25 (Sun) 21:13:30

昨日の水商に拍手ありがとうございます…! あれは自分で書いていてやり過ぎだ! と思っていたので受け入れていただいたようでほっとしてます(笑)。でもね、内容は本当にあんな感じなんですよ、とまだ言います。(文章はうまくないけど)ネタだけでつっきった話ではかなりの傑作です。

「楽日」とか色々更新しなきゃならないのにいい加減目をそむけ続けるのが心苦しくって…。ですが指が叩いているのは別物だという、あの…、しかも本を読みながらとか、もう…。申し訳…ッ!
そして実はよくあることなのですが7割の罠。
7割がた書くと満足してしまって意欲が低下するという個人的によく陥る現象です。書き始めは上から書いて行くのですが書きたいシーンまでなかなか辿りつけないと飛ばして書きたいシーンを書いて…と結構めちゃくちゃな書き方をしているのですが、そうすると最後が出来ていることもあって、つまり7割出来あがると大抵初めと真ん中と最後の書きたいシーンを含めほとんどが終わっていて、というものです。
あと3割本当にここ数日間まったく進まないよ書き始めた時は1日でかっとばしたのに、という。
2時くらいまでやってみようと思います。

そして本ですが北森さんの「屋上物語」にヒヤリとさせられたり、榎木津の(※語弊がある)「百器徒然袋 雨・風」斜め読みして悶えたり、「邪魅」のラストだけ読んでもうっ…(泣)! となったり、つまり乱読してます。結構いつものことです。おかしいなあ「陽」のキャラを調べるための行動だったのに…だった、の…に。

そういえば彩雲の新刊っていつ発売なのでしたっけ(ぇ)。ネット本屋で注文してしまったこともありもう買ったも同然というやりきった感と届くまではすることがないということから、忘却の彼方なのですが(汗)。たしかそろそろのはず…ですよね?
買物中毒の人って買ったことに満足して洋服とかタグ付きで放置しておくってあるじゃないですか。
……いやね、タグ付きの服がね、あるんですよさすがに枚数はひとけただと思うのですが…。買ったまま着ない服とかもね、あるんですよ…。一年(以上)寝かせた服とかもね、あるんですよ……。どちらかというと何もない部屋に住みたいタイプなので中毒ではないと思ってます。旅行の時には荷物が少ないことに驚かれますし(関係あるようでない)。

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No.187
2012/03/24 (Sat) 23:02:25

朝起きてご飯も食べずに2,3時間掃除して、パンをほおばって出かけて帰って来て。それなりにあわただしかったです。
机の引き出しが少し前から使わないものを詰め込んで隠してしまえの酷い有様だったので、ひっくり返してどうにか本来あるべき姿であるメモやらなんやらを取りだしやすい整頓された状態にしました。はあすっきり。ついでに本棚の下段(漫画・ライトノベル専用)から全ての漫画・本を引っ張り出して高さが違う本たちを思考錯誤の末、それなりに綺麗に並べ直すことに成功して、すがすがしさひとしおでした。
 
で、本が面白かったわけなんです。(届いた!)
「都立水商!」です。読んで字のごとく水商売を教える公立の専門学校(高校)の話なのですが、「ホステス科」「ホスト科」くらいならまあ思いつくとおもうのですが、まさかというか予想通りというか「ソープ科」と「ヘルス科」がしかも別々にありまして(準備期間にある教師の熱烈な提案によりソープとヘルスでは教える内容が違うという主張が採用された結果です)、なのに「ゲイバー科」はあるのに「オカマ科」は却下され、「マネージャー科」「バーテン科」もあるという。そして「SM科」と「イメクラ科」も後につくられました。

目指せ水商売のプロフェッショナル! です。

もうこれだけで内容のいろんな意味での濃さが伝わると思いますが(あと中身がないのも伝わるかと)、作者がイイ感じにやりたい放題になっていくのが…!
不満はその調子に乗って行く野球部の話が長すぎる点なのですが、まあいいよおもしろいよ! と。
早瀬実業、日輪大学二高、宗教がかった近畿地方の万物学園や全国展開の海大六高とか…!元になった高校、解りますよね(笑)?
そして某国営放送が学校紹介に選んだ音楽が「栄冠は君に輝く」なんですよ(笑)! さらなるやりたい放題の嵐に、ちょっといい加減ないだろうと冷めてくるのですが(苦笑)、面白かったです。
 
水商売――。しかもソープやホストってやっぱり動く額や一般的な肉体労働とは違った意味で身体を使う職業だから偏見があるわけなんですよね。しかも裏には必ずヤのつく方々がいるわけで(←このことが文中で触れられてないのはおかしいぞ!)。で、まあ学校での素行が悪かったりそのせいで学がなかったりする若者がそっちの道にすすんだりすることもあるのでしょうが、それまで自分なんか、というふてくされて自信喪失した彼らが目覚めて行く様子が快活でした。でもやはりコンプレックスというのは存在すると思うんですよ。そりゃ作りものの世界ですから彼らの活躍が見られますが、どんなに持ち上げられようとそのコンプレックスを忘れてはいけない、という姿勢にも好感が持てました。なんていうかこういう実践的な学校だからこそ、人情味があるのもまたイイという。
 
下らない癖になんとも爽やかかつ青春も感じさせ純愛もある、つまりいい話でした。好きでした。
漫画化されているらしいのですが、もう本当にまさに漫画向けだし映像向け!
読んだことないけどコメディータッチなエロ漫画ってこんな感じなのかもしれない、と思いました読んだことないけど。あ、そういうシーンはないのでご心配なく。実習シーンは爽やかに何度か出てきますが。何の実習って? え(笑)?
数年前司馬遼太郎の「ペルシアの幻術師」の中にあるお坊さんの禁欲的な日々をつづったどえらい短編を読んだ時とは別の衝撃が…。その司馬遼太郎の短編では当時の仏画を見る目が一夜にして懐疑的なというかうへえというものになりましたよ? いや事実は知りませんがどうか嘘でありますようにというか。あの話は個人的にはR18にすべきだと常々思っています。うっかり中学生なんかが読んだら大変を通り越して可哀想。
 
以下いつ下ネタになるのかわからないので、おりたたんで放り投げておきます。あの引かないで下さいあくまで本の内容ですから!
本当に中身がそんな感じなんですからっ! と声を大にして明記しておきます。

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