※個人の趣味によるブログです。基本的に本を読んでます。
No.201
2012/04/04 (Wed) 20:32:16
本屋に並んでいる「team」?(曖昧)という文庫本が気になってます。
あらすじを読むと「驚異の的中率を持つ霊能力者。しかしそのバックには凄腕の調査集団がいた――」みたいな感じなのですが(うろ覚え)、動悸が…! こういう設定大好きです。夢がないですごめんなさいっ。
か、買おうかなあえへへ。
なぜこんな冒頭かというと、以下の内容に関係するのですが…。
前回まで「Non-s」をスパイと明言していなかったため、「人ならざる者」だとも考えた、というメッセージを頂いたのです。―――実はあるんですよそのネタも(笑)。
曖昧で大雑把な展開を考えていたのですが、結局書かないだろうなあ、と頭の片隅に追いやって久しかったものが蘇りました。結構前にちょっとだけブログで語ったとは思うのですが、没にした理由はコレやると他がおろそかになる気がして(苦笑)。おそらくもう書くことはないと思うので、せっかくなので脳内でくすぶっている妖怪パロについて語ってみようと思います。
普段は頭の中でストーリーが大体出来てから書くのですが、今回は本当にちょっとネタがあるくらいなので、ほとんどメモのような体裁となっています。
転生的な要素もありますが、わたしが書くと無理やり感満載でもファンタジー(?)にはほとんどならないので(!)想像して下さっているものとは大いに異なると思います(苦笑)。
長いです…!
あらすじを読むと「驚異の的中率を持つ霊能力者。しかしそのバックには凄腕の調査集団がいた――」みたいな感じなのですが(うろ覚え)、動悸が…! こういう設定大好きです。夢がないですごめんなさいっ。
か、買おうかなあえへへ。
なぜこんな冒頭かというと、以下の内容に関係するのですが…。
前回まで「Non-s」をスパイと明言していなかったため、「人ならざる者」だとも考えた、というメッセージを頂いたのです。―――実はあるんですよそのネタも(笑)。
曖昧で大雑把な展開を考えていたのですが、結局書かないだろうなあ、と頭の片隅に追いやって久しかったものが蘇りました。結構前にちょっとだけブログで語ったとは思うのですが、没にした理由はコレやると他がおろそかになる気がして(苦笑)。おそらくもう書くことはないと思うので、せっかくなので脳内でくすぶっている妖怪パロについて語ってみようと思います。
普段は頭の中でストーリーが大体出来てから書くのですが、今回は本当にちょっとネタがあるくらいなので、ほとんどメモのような体裁となっています。
転生的な要素もありますが、わたしが書くと無理やり感満載でもファンタジー(?)にはほとんどならないので(!)想像して下さっているものとは大いに異なると思います(苦笑)。
長いです…!
高校3年生で顔見知りではない二人(別の学校)が夏に出会うところから始まります。
終業式を終えて、これから夏休みだ、という楸瑛が一人暮らしをしているマンションへ帰るとドアの前に同年代の男がいます。
「お前が藍楸瑛か」という言葉の通り知り合いではありません。
「君、誰? 私に何の用?」
「李絳攸。今日からこの部屋の居候だ」
訳が解らず動揺する楸瑛に頓着せずに絳攸は「お前の保護者たちから了承を得ている」と合鍵まで見せます。
勿論黙ってそうですか、なんて口が裂けても言えない楸瑛が何か反論しようとしたところに保護者たち(三兄)から電話が掛って来て、「絳攸君がそろそろ着いたころだと思って」という確認とともに一緒に暮らすように厳命されます。
「私は絶対嫌です。断固反対します」
「楸瑛、残念だけどこれは当主決定というだけではなく、太古からのしきたり、掟なんだ。つまり藍家の総意。藍楸瑛を名乗るなら背くことはゆるされない」
絶句する楸瑛に「夏休みの間だけだから」と慰めともつかない言葉を残し、電話は切れます。
「お前からききださなければならない言葉があるんだ」
そんな不可解な言葉とともに奇妙な共同生活が始まります。
(その後まあごちゃごちゃありますが、ここは脳内で熟成されていないのです)
三兄たちが言っていた「古くからの掟」というのをちょくちょく織り交ぜながら話を進めて行く予定でした。
ははるか昔。雷が周囲を照らすような豪雨の日のことです。
捨て子だった小さな子供が大貴族に拾われ、養子になったのがそもそもの始まりでした。その貴族は大きな権力を誇る名門紅家の当主で、彼とその令室の間に嫡子はいません。
捨て子を養子にすることは一種のスキャンダルで、さらにどこの馬の骨ともしれない子供に紅家を継がせてなるものか、と思う者や、当主に反感を持っている人々などから、(雷が落ちた日に拾われたことから)その子供は「雷憑き(=雷獣憑き)だ」などと言われてしまいます。妖力で当主の心を操って果ては紅家を乗っ取ろうとしているだの酷い言われようです。
ある日その子が市中を彷徨っているとたちの良くない連中に掴まり、危うく命の危機にさらされてしまいます。それを助けたのが同じく大貴族の藍家の嫡男でした。
ちょうど紅家の拾い児は「鶴の恩返し」的な物語を読んだすぐだったため、命の恩人にいつか恩返しをしよう、と決意したのです。
数年後、すっかり大きくなったその子はあの時の藍家の命の恩人に恩返しをしようとつき纏うようになりました。
「何か願いはないか?」が口癖の男に付きまとわれ、藍家の子はその子が邪魔で邪険に扱っていました。しかし彼が笑顔の下で悩みなどを隠している時、紅家の子はどんなに隠しても気付いてしまいます。それも初めは気に入らなかったのですが、不器用な優しさに接することで藍家の男と紅家の拾い児は仲良くなっていきます。
そして藍家の男にはある願いが生まれます。
「何か願いはないか?」と相変わらず紅家の子は言いますが、彼は笑って首を振るだけで絶対に願いを口にしませんでした。
そんなある日、その男は怪我を負ってこの世を去ってしまいます(曖昧)。
藍家の男は願いを言わなかったことを薄れていく意識の中でとても後悔します。
「俺はまだお前の願いをきいていない! 死ぬな!」
「泣かないで。君は私の願いをちゃんとかなえてくれたんだよ。――でもそうだね。一つだけ言い残したことがあったんだ」
そう言って息を引き取ります。
お互いが大貴族だったためこの記録はずっと残ることとなり、その「言い残した言葉」は「本当の願い」と解釈されます。時が経つにつれ「言い残した言葉」を知ってその願いを叶えるまで紅家の拾い児の憑きものは落ちない、という呪いに変容してしまいます。
紅家当主が妖怪憑きの子供を拾い(紅家当主が拾った子供は妖怪憑きでなければならない)
その憑きものを落とすためにはその子供は藍家嫡男の願い事をかなえなければならない(そうすれば以後呪いは解け、上記の方程式は消える)
という掟が出来てしまいます。
そして現代になり、当主になるつもりがなかった黎深はそんな掟を知らず、気まぐれに子どもを拾ったことでこの呪いが発動します(物理的なものではなくて、そういう風にしなければならない、という周囲からの圧力です。大貴族の家系のため多くの資料が残っていたため現代までその呪いは有効です)。
絳攸は邵可からその呪いの歴史のことを教えられますが、対象となる藍家嫡男には知らせない、というのが決まりです。三兄である当主は襲名とともにこの呪いのことを知り、龍蓮は龍蓮だから知っていて、つまり対象となるのは楸瑛しかいないため、二人がまだ幼い間に取り決めがなされました。(しぶった黎深が「夏休みの間だけだ」と条件付けしたため期間が短くなったとか)
何にも知らない楸瑛はひたすらいきなり居候発言をした絳攸を邪険に扱っていました。それでも多少交流はあったりして、でも迷惑だという思いも捨てきれないから素直になれない楸瑛です。次第にもやもやととらえどころのない気持ちを抱くようになりました。
この状況を予想済みだった藍家当主たちが楸瑛と絳攸を夏休みの間だけ本家で過ごすよう身柄を引き取りに来ます。
絳攸と三兄たちは呪いの存在を知っているため、時々楸瑛抜きでこそこそ話すことがあって楸瑛は面白くありません。
そしてある日そんな不満が爆発し、絳攸に怒鳴りつけてしまいます。
「済まない。お前の兄なのに甘えてしまって」
そこで楸瑛は微かな違和感を覚えます。
これは絳攸が言うように絳攸が兄たちと親しげなのが気に喰わないという絳攸に対する嫉妬なのか、それとも兄たちが絳攸と何か楸瑛の知らない共通項でこそこそしているのが気に入らないという兄たちに対する嫉妬なのか――。
もやもやしたまま、とうとう翌日から新学期、という時に見かねた兄たちが楸瑛を呼び出し、掟破りですが呪いの歴史について聞かせます。
「本来なら口出しすべきじゃないことだけど、絳攸君がいくらなんでも可哀想でね」
「小さいころから、拾われた直後から妖怪憑きと言われてこの呪いで苦しんできたんだ」
「今日中に決着を付けなければこの先絳攸君はずっと偏見に苦しむことになる」
「もう解放してあげなきゃ。それは楸瑛の役目だよ」
「黎深の馬鹿のせいで君と絳攸君が接触できるのはこの40日間だけなんだ」
「それを過ぎれば永遠にあうことが許されない――。というか黎深が力いっぱい阻止するよ」(三兄の口調が解らなくて…汗)
そして楸瑛は走りだします。
きっと過去の自分(正確には藍家の二男)もこんな気持ちだったんじゃないだろうか、と思い当たります。
つまり「君が好きだ」と言えない無念から「また会ったその時」という言葉を出して呪いを作り上げてしまったんだろう、と。
確かなのはこの機会を逃せば絳攸と会えないかもしれない、ということです。
そして絳攸を見つけます。
「君はもう願いを叶えてるんだよ、絳攸。だってその男はきっと私と同じで、君が好きなはずだ。だから君ともう一度会いたい、と思って、実際に君はこうして現れたから」
目を丸くした後、絳攸は笑います。
そして二人で一緒に楸瑛の一人暮らししているアパートに戻りました。
しかし翌日目が覚めると絳攸はいなくなっていました。
大学一年生の春、二人は再会します。驚く楸瑛に「お前が願ったんだろ」としれっとした顔で言う絳攸です。思わず抱きしめれば絳攸は驚きますが、好きにさせておきます。
その後笑い合って。
しかし絳攸には「好き」の意味がちゃんと伝わっていなかったためここから楸瑛の猛アピールが始まります。
*****
こんなストーリーです。
ええっと、妖怪は出てきませんが妖怪パロ…なんですけどぉ……?
なんだかえらく恥ずかしい内容になった気が。気がします…。
おそらく5話程度、長くても10話にはならないと思うのですが、書くのがめん…書いてる余裕がなくて、全く日の目を見ないよりかはネタを曝しておこうと思ったのです。というか我ながら相当めんどくさそうな設定に、自らの英断(書かない宣言)をほめたたえたくなりました(笑)。なんていっても普段からメモやプロットを書き慣れないせいもあってか、このメモを書くだけでぐったりですから。
夏にしたのは夏休みという区切られた期間だけの関係にしたかったからです。
何故絳攸が雷獣かというと「水のにおいがする」と雨の予知をしたら面白いかな、とかそんないい加減な理由です。
妖力の名残とも思わせるような描写にもなるし。これは拾われた当初「雷の子」や「雷憑き」などと言われ続けていたせいで、雨には敏感になったからです。絳攸にあう妖怪、というので迷ったのと雷いいよねかっこいいよね、というのもありますけど(笑)。
※雷獣:雷が落ちた時に現れる鼬やモモンガのような外見の妖怪。雷そのもの。正体は雷に驚き木から落下した鼬やモモンガやハクビシン(だったと思います汗)。
過去の描写で「絳攸」などと名前を出さなかったのは、転生的な臭いがありますが転生ものではないからです。
そういう枠組みの中に押し込まれてしまったら呪いが発動するよ、という型があれば転生とかにしなくても成り立つかな、と。あっちも絳攸こっちも絳攸よりかは個人的にはまとまりがいいかと思って、この物語の本筋である現代のほうを絳攸にしました。
転生はともかく、大昔ですから本当に妖怪にしてもいいなあとも思ったのですがねー(確か当時考えた時は昔の紅家の拾われ児は妖怪にしていたきがしますが、曖昧)。
とにかくわたしが書くと妖怪は出てこないし、転生はしてないものになってしまいますので、あまり需要がないんじゃないかなあ(苦笑)。
終業式を終えて、これから夏休みだ、という楸瑛が一人暮らしをしているマンションへ帰るとドアの前に同年代の男がいます。
「お前が藍楸瑛か」という言葉の通り知り合いではありません。
「君、誰? 私に何の用?」
「李絳攸。今日からこの部屋の居候だ」
訳が解らず動揺する楸瑛に頓着せずに絳攸は「お前の保護者たちから了承を得ている」と合鍵まで見せます。
勿論黙ってそうですか、なんて口が裂けても言えない楸瑛が何か反論しようとしたところに保護者たち(三兄)から電話が掛って来て、「絳攸君がそろそろ着いたころだと思って」という確認とともに一緒に暮らすように厳命されます。
「私は絶対嫌です。断固反対します」
「楸瑛、残念だけどこれは当主決定というだけではなく、太古からのしきたり、掟なんだ。つまり藍家の総意。藍楸瑛を名乗るなら背くことはゆるされない」
絶句する楸瑛に「夏休みの間だけだから」と慰めともつかない言葉を残し、電話は切れます。
「お前からききださなければならない言葉があるんだ」
そんな不可解な言葉とともに奇妙な共同生活が始まります。
(その後まあごちゃごちゃありますが、ここは脳内で熟成されていないのです)
三兄たちが言っていた「古くからの掟」というのをちょくちょく織り交ぜながら話を進めて行く予定でした。
ははるか昔。雷が周囲を照らすような豪雨の日のことです。
捨て子だった小さな子供が大貴族に拾われ、養子になったのがそもそもの始まりでした。その貴族は大きな権力を誇る名門紅家の当主で、彼とその令室の間に嫡子はいません。
捨て子を養子にすることは一種のスキャンダルで、さらにどこの馬の骨ともしれない子供に紅家を継がせてなるものか、と思う者や、当主に反感を持っている人々などから、(雷が落ちた日に拾われたことから)その子供は「雷憑き(=雷獣憑き)だ」などと言われてしまいます。妖力で当主の心を操って果ては紅家を乗っ取ろうとしているだの酷い言われようです。
ある日その子が市中を彷徨っているとたちの良くない連中に掴まり、危うく命の危機にさらされてしまいます。それを助けたのが同じく大貴族の藍家の嫡男でした。
ちょうど紅家の拾い児は「鶴の恩返し」的な物語を読んだすぐだったため、命の恩人にいつか恩返しをしよう、と決意したのです。
数年後、すっかり大きくなったその子はあの時の藍家の命の恩人に恩返しをしようとつき纏うようになりました。
「何か願いはないか?」が口癖の男に付きまとわれ、藍家の子はその子が邪魔で邪険に扱っていました。しかし彼が笑顔の下で悩みなどを隠している時、紅家の子はどんなに隠しても気付いてしまいます。それも初めは気に入らなかったのですが、不器用な優しさに接することで藍家の男と紅家の拾い児は仲良くなっていきます。
そして藍家の男にはある願いが生まれます。
「何か願いはないか?」と相変わらず紅家の子は言いますが、彼は笑って首を振るだけで絶対に願いを口にしませんでした。
そんなある日、その男は怪我を負ってこの世を去ってしまいます(曖昧)。
藍家の男は願いを言わなかったことを薄れていく意識の中でとても後悔します。
「俺はまだお前の願いをきいていない! 死ぬな!」
「泣かないで。君は私の願いをちゃんとかなえてくれたんだよ。――でもそうだね。一つだけ言い残したことがあったんだ」
そう言って息を引き取ります。
お互いが大貴族だったためこの記録はずっと残ることとなり、その「言い残した言葉」は「本当の願い」と解釈されます。時が経つにつれ「言い残した言葉」を知ってその願いを叶えるまで紅家の拾い児の憑きものは落ちない、という呪いに変容してしまいます。
紅家当主が妖怪憑きの子供を拾い(紅家当主が拾った子供は妖怪憑きでなければならない)
その憑きものを落とすためにはその子供は藍家嫡男の願い事をかなえなければならない(そうすれば以後呪いは解け、上記の方程式は消える)
という掟が出来てしまいます。
そして現代になり、当主になるつもりがなかった黎深はそんな掟を知らず、気まぐれに子どもを拾ったことでこの呪いが発動します(物理的なものではなくて、そういう風にしなければならない、という周囲からの圧力です。大貴族の家系のため多くの資料が残っていたため現代までその呪いは有効です)。
絳攸は邵可からその呪いの歴史のことを教えられますが、対象となる藍家嫡男には知らせない、というのが決まりです。三兄である当主は襲名とともにこの呪いのことを知り、龍蓮は龍蓮だから知っていて、つまり対象となるのは楸瑛しかいないため、二人がまだ幼い間に取り決めがなされました。(しぶった黎深が「夏休みの間だけだ」と条件付けしたため期間が短くなったとか)
何にも知らない楸瑛はひたすらいきなり居候発言をした絳攸を邪険に扱っていました。それでも多少交流はあったりして、でも迷惑だという思いも捨てきれないから素直になれない楸瑛です。次第にもやもやととらえどころのない気持ちを抱くようになりました。
この状況を予想済みだった藍家当主たちが楸瑛と絳攸を夏休みの間だけ本家で過ごすよう身柄を引き取りに来ます。
絳攸と三兄たちは呪いの存在を知っているため、時々楸瑛抜きでこそこそ話すことがあって楸瑛は面白くありません。
そしてある日そんな不満が爆発し、絳攸に怒鳴りつけてしまいます。
「済まない。お前の兄なのに甘えてしまって」
そこで楸瑛は微かな違和感を覚えます。
これは絳攸が言うように絳攸が兄たちと親しげなのが気に喰わないという絳攸に対する嫉妬なのか、それとも兄たちが絳攸と何か楸瑛の知らない共通項でこそこそしているのが気に入らないという兄たちに対する嫉妬なのか――。
もやもやしたまま、とうとう翌日から新学期、という時に見かねた兄たちが楸瑛を呼び出し、掟破りですが呪いの歴史について聞かせます。
「本来なら口出しすべきじゃないことだけど、絳攸君がいくらなんでも可哀想でね」
「小さいころから、拾われた直後から妖怪憑きと言われてこの呪いで苦しんできたんだ」
「今日中に決着を付けなければこの先絳攸君はずっと偏見に苦しむことになる」
「もう解放してあげなきゃ。それは楸瑛の役目だよ」
「黎深の馬鹿のせいで君と絳攸君が接触できるのはこの40日間だけなんだ」
「それを過ぎれば永遠にあうことが許されない――。というか黎深が力いっぱい阻止するよ」(三兄の口調が解らなくて…汗)
そして楸瑛は走りだします。
きっと過去の自分(正確には藍家の二男)もこんな気持ちだったんじゃないだろうか、と思い当たります。
つまり「君が好きだ」と言えない無念から「また会ったその時」という言葉を出して呪いを作り上げてしまったんだろう、と。
確かなのはこの機会を逃せば絳攸と会えないかもしれない、ということです。
そして絳攸を見つけます。
「君はもう願いを叶えてるんだよ、絳攸。だってその男はきっと私と同じで、君が好きなはずだ。だから君ともう一度会いたい、と思って、実際に君はこうして現れたから」
目を丸くした後、絳攸は笑います。
そして二人で一緒に楸瑛の一人暮らししているアパートに戻りました。
しかし翌日目が覚めると絳攸はいなくなっていました。
大学一年生の春、二人は再会します。驚く楸瑛に「お前が願ったんだろ」としれっとした顔で言う絳攸です。思わず抱きしめれば絳攸は驚きますが、好きにさせておきます。
その後笑い合って。
しかし絳攸には「好き」の意味がちゃんと伝わっていなかったためここから楸瑛の猛アピールが始まります。
*****
こんなストーリーです。
ええっと、妖怪は出てきませんが妖怪パロ…なんですけどぉ……?
なんだかえらく恥ずかしい内容になった気が。気がします…。
おそらく5話程度、長くても10話にはならないと思うのですが、書くのがめん…書いてる余裕がなくて、全く日の目を見ないよりかはネタを曝しておこうと思ったのです。というか我ながら相当めんどくさそうな設定に、自らの英断(書かない宣言)をほめたたえたくなりました(笑)。なんていっても普段からメモやプロットを書き慣れないせいもあってか、このメモを書くだけでぐったりですから。
夏にしたのは夏休みという区切られた期間だけの関係にしたかったからです。
何故絳攸が雷獣かというと「水のにおいがする」と雨の予知をしたら面白いかな、とかそんないい加減な理由です。
妖力の名残とも思わせるような描写にもなるし。これは拾われた当初「雷の子」や「雷憑き」などと言われ続けていたせいで、雨には敏感になったからです。絳攸にあう妖怪、というので迷ったのと雷いいよねかっこいいよね、というのもありますけど(笑)。
※雷獣:雷が落ちた時に現れる鼬やモモンガのような外見の妖怪。雷そのもの。正体は雷に驚き木から落下した鼬やモモンガやハクビシン(だったと思います汗)。
過去の描写で「絳攸」などと名前を出さなかったのは、転生的な臭いがありますが転生ものではないからです。
そういう枠組みの中に押し込まれてしまったら呪いが発動するよ、という型があれば転生とかにしなくても成り立つかな、と。あっちも絳攸こっちも絳攸よりかは個人的にはまとまりがいいかと思って、この物語の本筋である現代のほうを絳攸にしました。
転生はともかく、大昔ですから本当に妖怪にしてもいいなあとも思ったのですがねー(確か当時考えた時は昔の紅家の拾われ児は妖怪にしていたきがしますが、曖昧)。
とにかくわたしが書くと妖怪は出てこないし、転生はしてないものになってしまいますので、あまり需要がないんじゃないかなあ(苦笑)。
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