再び7時に起床しての3日目のはじめの目的地は、2日目にいけなかったサザーク大聖堂です。
教会ってなんであんなにすてきな場所なんだろう、としみじみと思います。あんな場所に子供の頃からつれてきてもらってたら、そりゃ自然にキリスト教徒にもなりますね。
静寂の中にある荘厳なたたずまいと輝きに心が震えます。
というところから、次に向かったのは、イギリス観光の目玉の1つ、St. Paul's、セントポール大聖堂です!
中は写真撮影不可でしたが、天井の金と赤や青といった極彩色のゴテゴテモザイクアートがとにかく素晴らしくて圧巻でした・・・!
イギリスのゴテゴテの装飾の真髄を見せてくれます。ゴテゴテだけれどもお腹いっぱいですにならずに、飽きずにいつまでも観ていられる美しさと気高さがあります。
今回のイギリス旅行でいってよかった場所ベスト3に入ります。ここははずせない場所です。
日本語の音声ガイドがあるので、聞きながら回りました。
上の外観の写真ではドームは隠れてしまいましたが、ドームを高く美しく魅せるために建築者はドームを二重構造にしている下りが楽しかったです。中から見上げるドームの高さと、外から見えるドームの高さは実は違うという訳です。
有名なささやきの回廊もいきましたよ。声は響いて聴こえなかった気がします(苦笑)
さらに!
展望台からの景色がとにかく素晴らしく・・・!
一段一段がとても低い階段をぐるぐる回りながら上って、階段にゲシュタルト崩壊しつつ、さらに途中からは狭くてきつい傾斜の階段を息を切らしぜーぜーになりながらも上り、600段弱の苦行の末に、一番上の塔まで行って見えた風景は、もう美しくてこれは苦労して正解でした・・・!
一番上の塔とは、大きなドームのさらに上、先端にある小さなドームの部分です。
600段は相当きついのですが、行ってよかったです。
下りで大きなドームにもよってそこからの景色も眺めました。
これまでロンドン・アイやタワーブリッジでもロンドンの街を見渡してきましたが、微妙に場所が違うので見える景色がすべて異なります。
セントポールズは街中にあるので、道路のカーブなんかがきれいに見えました!
(※わたくし高所恐怖症ですが高いところの眺めの美しさは好きです。あと飛行機も大丈夫。)
幸いなことにここまで天気に恵まれ、とてもきれいに方々まで見渡すことができて大満足です。
さあて。3日目の大仕事はここからです。
私、Euston駅発、2時間弱特急列車に揺られ、実はコッツウォルズの端の小さな町、Stoke-on-trentというとことまではるばるやってきました。
列車の中でのお昼ご飯は、駅で買ったケーキ2個(!)。
チーズケーキとベリーのタルトです。
お店で私の後ろに並んだ常連のお兄さんに「チーズケーキがおいしいの?」と聞いたら、スマイルで「そうだね。おいしいよ」とこたえてくれました。店番のお姉さんに「彼女が毎朝僕のために作ってくれるんだ」と軽口をたたいていましたどこの楸瑛だ(笑)。
「彼女はグレートシェフね」と私は返した気がします。
と、いうことで席でいそいそと箱を開けて食べるのですが、おいしかったです。しかし2個は多すぎました。ジャパニーズサイズの1・5倍弱あるので、残してしまいましたもったいないのですが…。
実はチケットはオンラインで購入していたつもりでしたが、買えておらず慌てて駅のチケット売り場に走ったのでした。
さて、たどり着いたストーク・オン・トレントとはどんな町でなにがあるかというと、陶器の町で、様々な陶器メーカー工場直営のアウトレットがあります。
私のこの旅の目当て①:ウェッジウッドのティーカップとソーサーとお皿。
ストークオントレントはスケジュールを組む早々から予定にいれていた場所です!
ウェッジウッドのファクトリーアウトレット行きのバスを探したのですがよくわからなかったので、タクシーを拾いました。
タクシーの運ちゃんの話によれば「直通のバスは年末年始のお休み」らしいです。なにそれ。
しかしこのタクシーの運ちゃんがまたいい人で、お会計の時「チップ含まれてるの? 含まれてないなら渡すから」と聞いたら「いいよいいよ。そのかわりまたいつかつかってね」と名詞をくれました。いやいやいやいやわたすから、と思ったけれど受け取らなかったかっこいいぜ。
駅からの料金は5ポンドちょっとなんで、バス(直通はなかった)の乗り換えで行くと3ポンド。あまり変わらないので、タクシーもおすすめです。
こんないいタクシーの運ちゃんでしたが、帰りはバス(直通ではない)を使ってごめんよ。だって、公衆電話探すのが…。
と、いうことでウェッジウッド、ウォーターフォード(ウェッジウッド)、ロイヤル・アルバートを購入。傷物らしいですが主に裏にあるブランドマークがちょっと欠けていたりするだけなので、自分用に購入するのには問題なし! 一応なるべくきれいなものを選びましたがね。
一番のお気に入りはこのウォーターフォードのお皿です。
シリーズがあれば欲しかったのですが、最後の1枚でした。
ルンルンでのお会計でしたが、再びトラブル発生。
日本に別送品として送るつもりでしたが、年末年始はアウトレット内の宅配業者がお休みということでお持ち帰りに。いやいやいやいや明日はミュンヘンにいくし、割れ物はパッキンとかでかさばるし、こんなに運べない無理だって、となくなくドルトンやらアルバートのティーポットやらを諦めました。ふあー。
次行くときは買う、と思うのですが、実際は各所で開かれているフリーマーケットで購入したほうが格安で手に入れられるそうです。廃盤になったモデルなんかもあるみたいです。
さて、この子たちをどうやって持ち帰るかについては大冒険が待っています。これはまた後で…。
ちなみにこの子たちと日本で再開したのは帰国後1か月弱後です。……もう届かないと諦めてましたね。
さてロンドンに戻ったのは、夜の6時頃です。そこで次に向かったのは…。
昨日はシャーロックホームズ博物館。今回はと言うと、同じくイギリスより近年になりますが世界各国に発信された、ファンタジーの大ベストセラー関連。
そうハリー・ポッターです。
ハリーがフォグワーツに向かうときのプラットホーム、9・3/4ホームのモニュメントがKing's Cross/Pancras駅にはあります。
「ハリーポッターはどこ?」ときけばすぐ、教えてくれますよ。
しかしイギリスと日本は右ハンドルだったり、にている文化が多いと思うのですが、行列に並びたがるというところまでそっくりだとは…。
ハリーポッターは大混雑でした。
前日にはグリニッジで並び、ホームズで並び、本日はハリーポッターで小一時間…。
仕方ない。仕方ないとはいえ、から笑いしかでませんでした。
とはいえグリフィンドールのマフラーを首に巻いてホームの壁を抜ける写真を撮った時は大興奮!
さらにここのスタッフの男女のコンビが常に笑わせてくれたので、並んでる時間もそこまで苦にはなりませんでした。そこまではね…。
さて、この日の夕食はホテル近くのインド料理です。イギリスといえばカレー。日本に伝わったのもイギリス経由です。
バターチキンのカレーは驚くほどの甘さで、おいしいんだけど「ちがう!」と。求めていたものはこれではない、と胃袋が訴えてきました。が、おいしかったです。また食べたいなあと思うくらいには。
前菜にオーダーした、ジャガイモのカレー炒めみたいなものが、パクチーがなければ最高にGoodでしたね。あれは超おいしかったです。
ラッシーは無理、の一言につきます。
粉っぽい、甘くない、まずい。日本のラッシーが好きです。
と、いったところで3日目終了。
4日目の31日はミュンヘンへと旅立つのですが…。思わぬ事態に陥るのでした。つづく。
04 | 2025/05 | 06 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |