※個人の趣味によるブログです。基本的に本を読んでます。
No.121
2012/01/20 (Fri) 21:13:08
甘い二人を書いてみたけど難しいってもんじゃなかったです…。行間を埋められなーい!一人称でどれだけ絳攸をデレさせるかの挑戦だったんですけど(笑)。デレてますかね?いささか不安です。
甘は苦手だと気付かされました。双花サイトなのにどうなのよと頭を悩ませております。
いやロボ○ーパロでは甘くする自信があるので、きっと何か特殊な設定が加わればイケるんだと…希望を捨て切れずにいます。
書き切れてませんがまここはひとつ練習と言う事で。
続きからどうぞ。
甘は苦手だと気付かされました。双花サイトなのにどうなのよと頭を悩ませております。
いやロボ○ーパロでは甘くする自信があるので、きっと何か特殊な設定が加わればイケるんだと…希望を捨て切れずにいます。
書き切れてませんがまここはひとつ練習と言う事で。
続きからどうぞ。
好きだよ、と笑いながら言う。
愛してるよ、と耳元で優しく囁かれる。
何度も何度も。俺の気持ちを確かめるため、というよりは言うことを楽しんでるようなそれ。
こいつ馬鹿なんじゃないかと本気で思う。その馬鹿と寝台で一緒に寝転んでいると考える俺もまあ少しマシな同類なのか、と既に諦めてる。諦めてるが、こういう関係になってから毎日言われ続けると、恥ずかしいなんてとっくに通り越して、呆れる。
「何考えてるの?眉間に皺寄せて」
長い指が額を撫でた。
「吏部のこと?君は働き者だからね。でもこうして一緒にいるときくらい少しは私のことも考えてくれたっていいんじゃない?」
笑いながら戯言を吐く。吏部の案件だと勝手に決め付けるなお前のことだ、お前の。
「え!本当!?」
しまった。言葉に出てたようだ。上体を起こした楸瑛が嬉々として顔を覗き込んでくる。
「なに?ねえ何を考えてたの?」
「おい髪の毛を引っ張るな。何だお前はいきなり!祭りに浮かれる子供か!」
「君が白状するまでやめない」
ツンツンツンツン。
何が楽しいのか知らないが絡んでくる楸瑛に折れた。
「お前が何でそんなに好きだの何だの言うのか気になっただけだ。恥ずかしくないのか?」
「ああ、そういうこと」
引っ張っていた詫びなのか、頭に唇をあてて髪の毛を撫でる。もうされるがままな自分がほとほと情けないと思うのがこんな時だったりする。
「念願かなってようやく君を手に入れたから。それまでずっと声に出して言えなかった分、こうやって伝えられるだけで嬉しいんだ。――だからつまり私のために言ってるのかな」
そんなもんなのか。あの時だって俺は一度首を縦に振っただけだからそう言えば今まで一度も言ったことがない言葉がある。
「好きだ。愛してる」
思ったより恥ずかしくなかった。それより湧きあがってくるのは――。
くすりと微笑みがこぼれた。
きっとこれが幸せってやつか。なら、うん、悪くない。
「確かにお前の言ってることは当たってるな」
胸が温かくなって一気にな向けが襲ってくる。もう寝るぞ、と告げようと横を向くと――。真っ赤になっている楸瑛に目を丸くした。
「しゅ――!?」
それまでの戯れとは明らかに異なる力で引き寄せられ、真っ正面に突き合わせた顔は驚くほど真剣で。
「今のは君が悪い」
抱きしめられ呼吸を奪われた。心音が伝わる。驚くほど速い。
「今夜は一睡もできないかも。君も私も」
「何だそれは。手加減しろよ。死活問題だ」
「君相手には無理」
楸瑛の髪を引っ張る。仕事のことが頭によぎったがもうどうでもよかった。
愛してるよ、と耳元で優しく囁かれる。
何度も何度も。俺の気持ちを確かめるため、というよりは言うことを楽しんでるようなそれ。
こいつ馬鹿なんじゃないかと本気で思う。その馬鹿と寝台で一緒に寝転んでいると考える俺もまあ少しマシな同類なのか、と既に諦めてる。諦めてるが、こういう関係になってから毎日言われ続けると、恥ずかしいなんてとっくに通り越して、呆れる。
「何考えてるの?眉間に皺寄せて」
長い指が額を撫でた。
「吏部のこと?君は働き者だからね。でもこうして一緒にいるときくらい少しは私のことも考えてくれたっていいんじゃない?」
笑いながら戯言を吐く。吏部の案件だと勝手に決め付けるなお前のことだ、お前の。
「え!本当!?」
しまった。言葉に出てたようだ。上体を起こした楸瑛が嬉々として顔を覗き込んでくる。
「なに?ねえ何を考えてたの?」
「おい髪の毛を引っ張るな。何だお前はいきなり!祭りに浮かれる子供か!」
「君が白状するまでやめない」
ツンツンツンツン。
何が楽しいのか知らないが絡んでくる楸瑛に折れた。
「お前が何でそんなに好きだの何だの言うのか気になっただけだ。恥ずかしくないのか?」
「ああ、そういうこと」
引っ張っていた詫びなのか、頭に唇をあてて髪の毛を撫でる。もうされるがままな自分がほとほと情けないと思うのがこんな時だったりする。
「念願かなってようやく君を手に入れたから。それまでずっと声に出して言えなかった分、こうやって伝えられるだけで嬉しいんだ。――だからつまり私のために言ってるのかな」
そんなもんなのか。あの時だって俺は一度首を縦に振っただけだからそう言えば今まで一度も言ったことがない言葉がある。
「好きだ。愛してる」
思ったより恥ずかしくなかった。それより湧きあがってくるのは――。
くすりと微笑みがこぼれた。
きっとこれが幸せってやつか。なら、うん、悪くない。
「確かにお前の言ってることは当たってるな」
胸が温かくなって一気にな向けが襲ってくる。もう寝るぞ、と告げようと横を向くと――。真っ赤になっている楸瑛に目を丸くした。
「しゅ――!?」
それまでの戯れとは明らかに異なる力で引き寄せられ、真っ正面に突き合わせた顔は驚くほど真剣で。
「今のは君が悪い」
抱きしめられ呼吸を奪われた。心音が伝わる。驚くほど速い。
「今夜は一睡もできないかも。君も私も」
「何だそれは。手加減しろよ。死活問題だ」
「君相手には無理」
楸瑛の髪を引っ張る。仕事のことが頭によぎったがもうどうでもよかった。
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