※個人の趣味によるブログです。基本的に本を読んでます。
No.401
2013/01/30 (Wed) 23:08:49
おとといブログに小話を書いていたら、消えました。
無情。
色々妄想熱が高まっていますが、時間がうまく使えないゾーン突入中です。ダメです。ダメダメ。
他には年取った二人がいやらしく、意地悪い感じでニヤリとわらう妄想ブームです(笑)。表情妄想シリーズ? え、シリーズ?
「ははあ、そういうことか。君も意地が悪いねえ」
楸瑛は伏せ目がちににやりと笑った。何とも凄腕の悪徳商人じみたいやらしい笑みだ。
それを受けて小ばかにしたように絳攸は挑発する。
「なんだ、反対なのか?」
「誰がそんなことを言った? 金はたんまりと積ませてもらうよ」
これで軍の上層部とのつながりが保たれた。
で、相手をはめる。年を取ったからこそ身に付けた汚さを含んだ凄みって、キャラ問わずに好きです。
無情。
色々妄想熱が高まっていますが、時間がうまく使えないゾーン突入中です。ダメです。ダメダメ。
他には年取った二人がいやらしく、意地悪い感じでニヤリとわらう妄想ブームです(笑)。表情妄想シリーズ? え、シリーズ?
「ははあ、そういうことか。君も意地が悪いねえ」
楸瑛は伏せ目がちににやりと笑った。何とも凄腕の悪徳商人じみたいやらしい笑みだ。
それを受けて小ばかにしたように絳攸は挑発する。
「なんだ、反対なのか?」
「誰がそんなことを言った? 金はたんまりと積ませてもらうよ」
これで軍の上層部とのつながりが保たれた。
で、相手をはめる。年を取ったからこそ身に付けた汚さを含んだ凄みって、キャラ問わずに好きです。
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No.400
2013/01/27 (Sun) 01:32:30
セキュリティソフトが「このサイトは不正なコンテンツを含むため、一部をブロックしました」云々言ってます。
表示されていないのは最新記事の下に掲載される写真広告なので、そういうことです。無料プランだとこういう弊害があるのですね。
じっくり腰を据えて書きたいです。はあ。
度々の拍手、ありがとうございますっ!
===追記===
アイドル好きの友達が自分の好きなアイドルについて語る熱さを目の前で見て気付きました。
これ、わたしが隆慶一郎について語る熱さと同じだ……!! 策謀のいかに面白いことか、一部の隙に切り込む鋭い切っ先の如き謀略がなんと魅力的か、詰めの甘さを見抜き全てを覆すような仕返しをする時の熱き血潮に心躍ることか、云々とね、もうね、何なのこの子レベルで語りましたよ。歴史小説に興味がない友達相手に。
例の十年からの友達なので、慣れているのと相手もなかなかの強者で、アイドルで返してきましたが(笑)。
つまりこれはあれ。隆慶一郎はわたしのアイドル(笑)! あなたの本、明日から再び読みます。
明日雪ってどういうこと…!? あー今日ランニング休む気満々だったから、行きたくないので行きませんが、明日雪がふれば数日間にわたりランニングストップです。むーむーむー。そうなれば休みます数日間。アスファルトを走るせいで右足が痛むし。
本日摂取のイチゴパフェ分のカロリーが少しホラーです。
========
表示されていないのは最新記事の下に掲載される写真広告なので、そういうことです。無料プランだとこういう弊害があるのですね。
じっくり腰を据えて書きたいです。はあ。
度々の拍手、ありがとうございますっ!
===追記===
アイドル好きの友達が自分の好きなアイドルについて語る熱さを目の前で見て気付きました。
これ、わたしが隆慶一郎について語る熱さと同じだ……!! 策謀のいかに面白いことか、一部の隙に切り込む鋭い切っ先の如き謀略がなんと魅力的か、詰めの甘さを見抜き全てを覆すような仕返しをする時の熱き血潮に心躍ることか、云々とね、もうね、何なのこの子レベルで語りましたよ。歴史小説に興味がない友達相手に。
例の十年からの友達なので、慣れているのと相手もなかなかの強者で、アイドルで返してきましたが(笑)。
つまりこれはあれ。隆慶一郎はわたしのアイドル(笑)! あなたの本、明日から再び読みます。
明日雪ってどういうこと…!? あー今日ランニング休む気満々だったから、行きたくないので行きませんが、明日雪がふれば数日間にわたりランニングストップです。むーむーむー。そうなれば休みます数日間。アスファルトを走るせいで右足が痛むし。
本日摂取のイチゴパフェ分のカロリーが少しホラーです。
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No.399
2013/01/22 (Tue) 23:47:51
京極が読みたい…!!
友達中唯一の京極ファン(※でも「魍魎」までしか読んでない)が最近、数年前に本屋に行って買わせた「絡新婦」を読みだしたそうです。――長かった…!
どうせあの子のことだから、まだ百ページくらいでしょうけれど、ウキウキワクワクしてます(笑)!
あ、十年からの付き合いなので、もうこんな感じで毒舌暴言誹謗中傷吐き放題です。それでもゆるされる(と甘えられる)貴重な友達関係。偉大。
困ったことに思いっきり引きずられて、京極読みたい病発症中。読書中「不毛地帯」も面白いのですが、榎木津とか京極堂にあいたくなりました。そしてうずうずしているのが隆慶一郎読みたい病も併発しているところです。もうね、本ッ当にこの人の歴史・時代小説は面白い。熱くあつううううく語りたい。
つまりあれです。
本が好き。幸せ。そして辛い。
さらにもっと困ったことに、色々書きたくって。でもなんかいつの間にか寝る時間になっていて。
むーむーむー。どうしてくれよう。
友達中唯一の京極ファン(※でも「魍魎」までしか読んでない)が最近、数年前に本屋に行って買わせた「絡新婦」を読みだしたそうです。――長かった…!
どうせあの子のことだから、まだ百ページくらいでしょうけれど、ウキウキワクワクしてます(笑)!
あ、十年からの付き合いなので、もうこんな感じで毒舌暴言誹謗中傷吐き放題です。それでもゆるされる(と甘えられる)貴重な友達関係。偉大。
困ったことに思いっきり引きずられて、京極読みたい病発症中。読書中「不毛地帯」も面白いのですが、榎木津とか京極堂にあいたくなりました。そしてうずうずしているのが隆慶一郎読みたい病も併発しているところです。もうね、本ッ当にこの人の歴史・時代小説は面白い。熱くあつううううく語りたい。
つまりあれです。
本が好き。幸せ。そして辛い。
さらにもっと困ったことに、色々書きたくって。でもなんかいつの間にか寝る時間になっていて。
むーむーむー。どうしてくれよう。
No.398
2013/01/21 (Mon) 23:42:48
ウィ○ペ○ィアで「セーラー○ーン」について調べました。少しすっきりしました(笑)。
帰宅中、唐突に「なんでセーラーアースはないの? そもそも月って衛星で、ヴィーナスがリーダーだけど実質的な中心はムーンってなんでよ」と思ったが最後、どーしょーもないことが気になって気になって(苦笑)。調べても解決はしませんが、「へぇ、こういうストーリーだったんだ」というのが解って、そこそこ満足しました。
壮大なストーリー。
幼稚園に通っていたころは存在すら知らなかった「セーラー○ーン」。観はじめたきっかけは小学校に通うようになって「みんなが観てるから」で「話について行こう」というのの、もっと幼いかたちのものが動機だよなあ、とそんなところまで思い出しました(笑)。初めはあまり興味がなかったのですが、ずっと観つづけてたってことはきっと好きだったんだと思います。
当時、お気に入りキャラは美奈子ちゃんとほたるちゃん(笑)。マイナーですかほたるちゃん(笑)。ほたるちゃんというかサターンの凛々しい美少女っぷりと強さと武器が好きでした。
で、ラストって結局どうなったの? 読みたくなってしまった(笑)。
最近調べた他の漫画は「天使な小生○気」(笑)。ネタバレを読んだけどそれだけで面白かったです。
完結した漫画ブームが到来(笑)!? そんなことを考えていると「スラム○ンク」が読みたくなりました(笑)。数少ない所有漫画本です。明日、電車の中で山崎豊子「不毛地帯」か「スラム○ンク」、どっちにしよう(笑)。
帰宅中、唐突に「なんでセーラーアースはないの? そもそも月って衛星で、ヴィーナスがリーダーだけど実質的な中心はムーンってなんでよ」と思ったが最後、どーしょーもないことが気になって気になって(苦笑)。調べても解決はしませんが、「へぇ、こういうストーリーだったんだ」というのが解って、そこそこ満足しました。
壮大なストーリー。
幼稚園に通っていたころは存在すら知らなかった「セーラー○ーン」。観はじめたきっかけは小学校に通うようになって「みんなが観てるから」で「話について行こう」というのの、もっと幼いかたちのものが動機だよなあ、とそんなところまで思い出しました(笑)。初めはあまり興味がなかったのですが、ずっと観つづけてたってことはきっと好きだったんだと思います。
当時、お気に入りキャラは美奈子ちゃんとほたるちゃん(笑)。マイナーですかほたるちゃん(笑)。ほたるちゃんというかサターンの凛々しい美少女っぷりと強さと武器が好きでした。
で、ラストって結局どうなったの? 読みたくなってしまった(笑)。
最近調べた他の漫画は「天使な小生○気」(笑)。ネタバレを読んだけどそれだけで面白かったです。
完結した漫画ブームが到来(笑)!? そんなことを考えていると「スラム○ンク」が読みたくなりました(笑)。数少ない所有漫画本です。明日、電車の中で山崎豊子「不毛地帯」か「スラム○ンク」、どっちにしよう(笑)。
No.397
2013/01/20 (Sun) 03:08:07
「余の命を狙っているとでもいうのか!? それもそなたに罪をなすりつけて…!」
劉輝は仰天した。まさか国王を暗殺し、側近に罪をなすりつけるなんて事態があっていいはずがない。ようやく太平の世が訪れたのに、再び暗澹とした戦の世界に戻るのなど、民だけではなく兵士たちもこりごりのはずだ。
「考えすぎであってほしいのですが…」
楸瑛が言葉を濁したことで、かえって劉輝は打ちのめされた。しかし呆然としてはいられない。死にたくないのもあるし、再び戦いの世に戻さないために、なんとしても阻止しなくてはいけないのだ。
「策は? 下手にアレを刺激すると、それこそ合戦になるだろう。何かいい策はないのか?」
「それがですね…」
そう言ったきり楸瑛は黙ってしまった。ないのだ。沈痛な面持ちで顔を伏せている。この男が知らせを聞いて以来、道中も含め今の瞬間まで考えなかったはずがないのだ。
「…鉄砲隊を千、待機させましょう」
楸瑛は苦々しく告げた。
「千! 合戦でもするつもりか! どうにか三百程度に抑えられないのか?」
「忍相手に三百ではまず不可能でしょう」
劉輝は口をつぐんだ。千もの鉄砲隊を動かすのは大事だ。だが、敵は十倍以上の人数をみれば、戦いは起こさずにすむ。牽制としてはまずまずだ。しかし一度退いたからといって、二度目、三度目がないとは限らない。いや、むしろある。知らずうちに劉輝は唸っていた。
「鉄砲隊の人数は百で十分でしょう」
ひっそりと劉輝の後ろに控えていた絳攸が、この時初めて口を開いた。二対の視線を平然と受けて尚、平然としている。
「ひゃ、百!? いくらなんでもそれは少なすぎるんじゃないか?」
「ええ、全ッ然足りませんよ! 絳攸、君、正気かい? 相手は忍だ。軍勢が八十といっても、普通の兵士の三、四倍の働きをするんだぞ!」
「いや、百でいい。それぞれ市中の民に変装させ、狙撃銃を二丁ずつ持たせる」
楸瑛は即座に絳攸の思考をなぞり、「なるほど」と呟いた。接近戦が得意な忍を近づかせない作戦だ。
千人もの軍勢を忍相手にひっそりと配置するのは難しい。だが百なら可能だ。たとえ相手が変装した兵士に気付いたとしても、百、二百ならば侮って攻め込んでくるはずだ。そこを、討つ。一度痛い目を見れば――そしてその後灸を据えれば、根が小心者の男だから震え上がって以後変なことは考えなくなるだろう。
「今度の鷹狩に、奴を招待しましょう」
「ええ!? どういうことだ?」
「……来ると思うかい?」
劉輝が素っ頓狂な声を上げた横で楸瑛は、顎に手を当てて絳攸の発言をものすごい勢いで吟味しだしたのが解った。
「ああ。喜んでくる。但し一日二日遅れてな」
「君、軍師としても十分やっていけるよ。それも稀代の名軍師だ」
あきれ顔の楸瑛が放った言葉に、それまで取り澄まして唇に笑みを湛えてさえいた絳攸は、途端に物凄く嫌そうな顔をした。戦嫌いなのだ。
「―――! 絳攸、楸瑛説明しろ!」
置いてけぼの劉輝は命令だ、とやけっぱちで叫んだ。
「奴が提示してきた日が襲撃日、ということだ」
「あなたの死体を見たくて、飛んでくるでしょうね。前日から警備を始めれば十分でしょう」
劉輝は胸のつっかえがなくなってすっとすると同時に酷く疲れた。有能な部下の主君をやるのはつくづく大変なのだ。
「で、余は何をすればいいのだ?」
「鷹狩場へ行くのを数日遅らせてください」
その間に手筈を整えるのだろう。絳攸と楸瑛の顔を見て、成功するか、なんて馬鹿なことは訊かなかった。
*****
「捨て童子(略)」のお気に入りシーンを配役を変え且アレンジしてみましたごめんなさい。
わたし、歴史・時代小説家の中では、司馬遼太郎や藤沢周平よりも隆慶一郎が好きだああああ…! 池波正太郎と並ぶか、追い越してるレベルで大好きです。通じる人募集中(笑)。
「捨て童子 松平忠輝」(全三巻)読了しました。
大満足の大満足! 今年一番の本候補、早くも一つ目が決定です。
人間を書くのが巧いし、登場人物の人生がみえるのっ。家康さま、ステキです。いや、主人公は殿の息子で、彼も魅力的ですが。魅力的な人物たちが鮮やかに動いてくれて、本当に楽しいたのしい。そこに権力闘争が加わり、どうかわすか、だけではなく、遺恨を残さないように角を立てずに、が加わる。藩政をしない相手には、震え上がるようなお灸をすえて…! ああああ楽しいっ! ダイナミック!
本当は、昨日(金曜日)からランニング再開する予定でしたが、あまりにも疲労困憊だったため、今日からにしました。2.5kmくらい走りました。5kmまではまだ遠い。
……え、火曜日雪降るの!?
こういう時って、数日間休んで結局なあなあになって、やめてしまうパターンがあると思うのですが、わたし、逆に意地でもやめない人です。覚悟してろよなあ…! (これで本当に引っ込みがつかなくなった笑)
劉輝は仰天した。まさか国王を暗殺し、側近に罪をなすりつけるなんて事態があっていいはずがない。ようやく太平の世が訪れたのに、再び暗澹とした戦の世界に戻るのなど、民だけではなく兵士たちもこりごりのはずだ。
「考えすぎであってほしいのですが…」
楸瑛が言葉を濁したことで、かえって劉輝は打ちのめされた。しかし呆然としてはいられない。死にたくないのもあるし、再び戦いの世に戻さないために、なんとしても阻止しなくてはいけないのだ。
「策は? 下手にアレを刺激すると、それこそ合戦になるだろう。何かいい策はないのか?」
「それがですね…」
そう言ったきり楸瑛は黙ってしまった。ないのだ。沈痛な面持ちで顔を伏せている。この男が知らせを聞いて以来、道中も含め今の瞬間まで考えなかったはずがないのだ。
「…鉄砲隊を千、待機させましょう」
楸瑛は苦々しく告げた。
「千! 合戦でもするつもりか! どうにか三百程度に抑えられないのか?」
「忍相手に三百ではまず不可能でしょう」
劉輝は口をつぐんだ。千もの鉄砲隊を動かすのは大事だ。だが、敵は十倍以上の人数をみれば、戦いは起こさずにすむ。牽制としてはまずまずだ。しかし一度退いたからといって、二度目、三度目がないとは限らない。いや、むしろある。知らずうちに劉輝は唸っていた。
「鉄砲隊の人数は百で十分でしょう」
ひっそりと劉輝の後ろに控えていた絳攸が、この時初めて口を開いた。二対の視線を平然と受けて尚、平然としている。
「ひゃ、百!? いくらなんでもそれは少なすぎるんじゃないか?」
「ええ、全ッ然足りませんよ! 絳攸、君、正気かい? 相手は忍だ。軍勢が八十といっても、普通の兵士の三、四倍の働きをするんだぞ!」
「いや、百でいい。それぞれ市中の民に変装させ、狙撃銃を二丁ずつ持たせる」
楸瑛は即座に絳攸の思考をなぞり、「なるほど」と呟いた。接近戦が得意な忍を近づかせない作戦だ。
千人もの軍勢を忍相手にひっそりと配置するのは難しい。だが百なら可能だ。たとえ相手が変装した兵士に気付いたとしても、百、二百ならば侮って攻め込んでくるはずだ。そこを、討つ。一度痛い目を見れば――そしてその後灸を据えれば、根が小心者の男だから震え上がって以後変なことは考えなくなるだろう。
「今度の鷹狩に、奴を招待しましょう」
「ええ!? どういうことだ?」
「……来ると思うかい?」
劉輝が素っ頓狂な声を上げた横で楸瑛は、顎に手を当てて絳攸の発言をものすごい勢いで吟味しだしたのが解った。
「ああ。喜んでくる。但し一日二日遅れてな」
「君、軍師としても十分やっていけるよ。それも稀代の名軍師だ」
あきれ顔の楸瑛が放った言葉に、それまで取り澄まして唇に笑みを湛えてさえいた絳攸は、途端に物凄く嫌そうな顔をした。戦嫌いなのだ。
「―――! 絳攸、楸瑛説明しろ!」
置いてけぼの劉輝は命令だ、とやけっぱちで叫んだ。
「奴が提示してきた日が襲撃日、ということだ」
「あなたの死体を見たくて、飛んでくるでしょうね。前日から警備を始めれば十分でしょう」
劉輝は胸のつっかえがなくなってすっとすると同時に酷く疲れた。有能な部下の主君をやるのはつくづく大変なのだ。
「で、余は何をすればいいのだ?」
「鷹狩場へ行くのを数日遅らせてください」
その間に手筈を整えるのだろう。絳攸と楸瑛の顔を見て、成功するか、なんて馬鹿なことは訊かなかった。
*****
「捨て童子(略)」のお気に入りシーンを配役を変え且アレンジしてみましたごめんなさい。
わたし、歴史・時代小説家の中では、司馬遼太郎や藤沢周平よりも隆慶一郎が好きだああああ…! 池波正太郎と並ぶか、追い越してるレベルで大好きです。通じる人募集中(笑)。
「捨て童子 松平忠輝」(全三巻)読了しました。
大満足の大満足! 今年一番の本候補、早くも一つ目が決定です。
人間を書くのが巧いし、登場人物の人生がみえるのっ。家康さま、ステキです。いや、主人公は殿の息子で、彼も魅力的ですが。魅力的な人物たちが鮮やかに動いてくれて、本当に楽しいたのしい。そこに権力闘争が加わり、どうかわすか、だけではなく、遺恨を残さないように角を立てずに、が加わる。藩政をしない相手には、震え上がるようなお灸をすえて…! ああああ楽しいっ! ダイナミック!
本当は、昨日(金曜日)からランニング再開する予定でしたが、あまりにも疲労困憊だったため、今日からにしました。2.5kmくらい走りました。5kmまではまだ遠い。
……え、火曜日雪降るの!?
こういう時って、数日間休んで結局なあなあになって、やめてしまうパターンがあると思うのですが、わたし、逆に意地でもやめない人です。覚悟してろよなあ…! (これで本当に引っ込みがつかなくなった笑)
No.396
2013/01/17 (Thu) 22:26:33
===追記===
そういえば、帰りの満員電車で「DINNER(ダイナー)」を読んでいるおじさんがいらっしゃいました。ブックカバーをしているので、タイトルは見えなかったのですが、ちらりと見えた本文中に「ボンベロ(※登場人物)」とあったから、まちがいない(笑)!
驚きです! だって、平山さんの小説ってとんでもなくとんがってるので、まさか数世代上の方が読むとは思ってなかったので…! 「それ『DINNER』ですよね。面白いですよね!」と心の中で話しかけてみました(笑)。もちろん反応はありません(笑)。
他人が読んでる本は基本的には気にしないのですが、たまには気にしてみるもんだ。
========
隆慶一郎「捨て童子(略)」が本当に面白くて幸せです。
毎朝満員電車の中で本を読みながら、人目を憚らず幸せに我慢できずに笑ってます。だってワクワクするんですよ!
ああ、本が好きでよかったなあ、と思える幸せな読書です。
登場人物に同調するように主人公・忠輝を好きになり、彼の自然体っぷりにすがすがしいものを感じ、第三者的な目線でドキドキワクワクを楽しめる。そして権力闘争も加わって…! 難題をさらっと受け流すでもなく、気持ちいいくらい大胆ででも正当で「巧い」と思わせる方法で捌く姿が、眩しいです。さらっと刺客を倒して、何でもない風に「行こう」と言う姿もかっこいい。「いいよ」と受け入れられると、「ああ、大丈夫なんだなあ」と安心できてしまう。
面白いおもしろいっ! 隆慶一郎は本当に偉大な小説家!
真っ直ぐな心根の持ち主で人に好かれるけれど、不遇な王子様が成長していく、みたいな話が好きな方は楽しめるんじゃないかなあ。
今日は頑張って書こうと思ってます。
そういえば、帰りの満員電車で「DINNER(ダイナー)」を読んでいるおじさんがいらっしゃいました。ブックカバーをしているので、タイトルは見えなかったのですが、ちらりと見えた本文中に「ボンベロ(※登場人物)」とあったから、まちがいない(笑)!
驚きです! だって、平山さんの小説ってとんでもなくとんがってるので、まさか数世代上の方が読むとは思ってなかったので…! 「それ『DINNER』ですよね。面白いですよね!」と心の中で話しかけてみました(笑)。もちろん反応はありません(笑)。
他人が読んでる本は基本的には気にしないのですが、たまには気にしてみるもんだ。
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隆慶一郎「捨て童子(略)」が本当に面白くて幸せです。
毎朝満員電車の中で本を読みながら、人目を憚らず幸せに我慢できずに笑ってます。だってワクワクするんですよ!
ああ、本が好きでよかったなあ、と思える幸せな読書です。
登場人物に同調するように主人公・忠輝を好きになり、彼の自然体っぷりにすがすがしいものを感じ、第三者的な目線でドキドキワクワクを楽しめる。そして権力闘争も加わって…! 難題をさらっと受け流すでもなく、気持ちいいくらい大胆ででも正当で「巧い」と思わせる方法で捌く姿が、眩しいです。さらっと刺客を倒して、何でもない風に「行こう」と言う姿もかっこいい。「いいよ」と受け入れられると、「ああ、大丈夫なんだなあ」と安心できてしまう。
面白いおもしろいっ! 隆慶一郎は本当に偉大な小説家!
真っ直ぐな心根の持ち主で人に好かれるけれど、不遇な王子様が成長していく、みたいな話が好きな方は楽しめるんじゃないかなあ。
今日は頑張って書こうと思ってます。
No.395
2013/01/16 (Wed) 19:48:54
朝井リョウ、やりやがったぜ! (←こういう口調のほうが今の気持ちをより的確に表せる)
安部さんはね、読んだことないけど「等伯」は魅力的な題材だから受賞するならこれだろうなあ、と思っていたからともかく。朝井リョウ! 最年少記録ですかこれ? 今まではたしか三浦しをんの26だか24歳だった気がするのですが。
また何か書きに来るかもしれません(笑)。
発表が遅かったから、選考会荒れたのかな?
===追記===
最年少記録なのですか、ただし「戦後生まれ」では。なんだその生年月日の区別は、と思ったのはわたしだけですか(笑)?
いやあの朝井さんが七十代前半で、ギリギリで戦後生まれだよ、とかなら「戦後生まれ云々」がついても不自然はないのですが、今、この21世紀で歴代直木賞受賞者の中でも年若いことを説明するなら、わざわざ「戦後生まれ」いらないでしょう。常識的に解りますよね。
え、刺々しいですか今日(笑)? だとしたら原因は頭痛ですスミマセン。
とにかく「最年少記録」とどうしても冠を付けたいなら、「戦後」の最年少記録で充分だと思います。平成生まれで初めての受賞者だとか(※確かめてません)。作者が若いことは(本好きには)周知されていますし、戦前に直木賞受賞した最年少記録保持者、堤千代さんが戦後産まれなわけないんだから(※堤さんについては本日初めて知りました)。二番目に若く、戦後に限ると最年少受賞となります、とか。
ニュースを観て、表現方法に疑問を感じたただの本好きですスミマセン。いちゃもんをつけるオジサンみたいになってしまってスミマセン。
……こんなことしてないで更新を目指します。書きます。
========
安部さんはね、読んだことないけど「等伯」は魅力的な題材だから受賞するならこれだろうなあ、と思っていたからともかく。朝井リョウ! 最年少記録ですかこれ? 今まではたしか三浦しをんの26だか24歳だった気がするのですが。
また何か書きに来るかもしれません(笑)。
発表が遅かったから、選考会荒れたのかな?
===追記===
最年少記録なのですか、ただし「戦後生まれ」では。なんだその生年月日の区別は、と思ったのはわたしだけですか(笑)?
いやあの朝井さんが七十代前半で、ギリギリで戦後生まれだよ、とかなら「戦後生まれ云々」がついても不自然はないのですが、今、この21世紀で歴代直木賞受賞者の中でも年若いことを説明するなら、わざわざ「戦後生まれ」いらないでしょう。常識的に解りますよね。
え、刺々しいですか今日(笑)? だとしたら原因は頭痛ですスミマセン。
とにかく「最年少記録」とどうしても冠を付けたいなら、「戦後」の最年少記録で充分だと思います。平成生まれで初めての受賞者だとか(※確かめてません)。作者が若いことは(本好きには)周知されていますし、戦前に直木賞受賞した最年少記録保持者、堤千代さんが戦後産まれなわけないんだから(※堤さんについては本日初めて知りました)。二番目に若く、戦後に限ると最年少受賞となります、とか。
ニュースを観て、表現方法に疑問を感じたただの本好きですスミマセン。いちゃもんをつけるオジサンみたいになってしまってスミマセン。
……こんなことしてないで更新を目指します。書きます。
========
No.394
2013/01/15 (Tue) 23:12:49
本日から読みだした「捨て童子 松平忠輝」が面白くて…!
家康の嫡子の一人ですが、皮膚が裂けて上がったような目をしていることで、「鬼子」として忌み嫌われ、周りの影響もあってか尋常ならざる成長を果たしている最中です(現在1巻中盤)。暴力的な男児か、と思いきや童子の髪形をして笑顔で「ばーか」と言うのがなんとなく愛嬌を感じさせて、作中の数人がこの「鬼子」に感じてしまった魅力が伝わります。去り際に「ばーか」と言うのも、恐れられている「鬼子」としての姿と子供らしさのギャップにくらり、と(笑)。
それに舌を巻くような手腕の喰えない大人・老獪な男たちが加わっていくと思うとゾクゾクします(笑)。いやあ、いいなあっ! 「影武者徳川家康」ですっかり夢中になった隆慶一郎の文筆が冴えわたってます! おもしろおおおい! ダイナミックな書き方に胸を躍らされますっ。
ちょっと違うのですが、龍蓮みたいな感じです。笛が好きで、笛で感情を表現するし。常人とかけ離れているし。龍蓮よりも自由人の奔放さを加えた感じ。
相変わらずいつもの倍以上の時間をかけての読書になる隆慶一郎作品ですが、切れ味と鮮やかさが素晴らしくてすっかり夢中ですっ。
さて、明日は直木賞受賞作発表…!
にたーっと笑って待ってます(笑)。
家康の嫡子の一人ですが、皮膚が裂けて上がったような目をしていることで、「鬼子」として忌み嫌われ、周りの影響もあってか尋常ならざる成長を果たしている最中です(現在1巻中盤)。暴力的な男児か、と思いきや童子の髪形をして笑顔で「ばーか」と言うのがなんとなく愛嬌を感じさせて、作中の数人がこの「鬼子」に感じてしまった魅力が伝わります。去り際に「ばーか」と言うのも、恐れられている「鬼子」としての姿と子供らしさのギャップにくらり、と(笑)。
それに舌を巻くような手腕の喰えない大人・老獪な男たちが加わっていくと思うとゾクゾクします(笑)。いやあ、いいなあっ! 「影武者徳川家康」ですっかり夢中になった隆慶一郎の文筆が冴えわたってます! おもしろおおおい! ダイナミックな書き方に胸を躍らされますっ。
ちょっと違うのですが、龍蓮みたいな感じです。笛が好きで、笛で感情を表現するし。常人とかけ離れているし。龍蓮よりも自由人の奔放さを加えた感じ。
相変わらずいつもの倍以上の時間をかけての読書になる隆慶一郎作品ですが、切れ味と鮮やかさが素晴らしくてすっかり夢中ですっ。
さて、明日は直木賞受賞作発表…!
にたーっと笑って待ってます(笑)。
No.393
2013/01/14 (Mon) 23:47:48
雪なので本日、ランニングはナシ。あーつまらない。明日は夜までに雪が解けていたら走ります。ランニングなんてつまらないと思っていたけれど、DIYといい大人になると変化があって驚きます。
さて、直木賞が迫ってきましたよっ。部外者甚だしいのにドキドキします(笑)。楽しみです。
候補常連になってきた貫井さんや今年の話題をかっさらった冲方さんはノミネートされてないのですよねー。候補者で読んだことあるのは有川さんだけで(初ノミネート)候補作に至っては一冊も読んでないまああてずっぽうですが、個人的な予想は時代小説のどれかが受賞するのでは、と思ってます。あああー楽しみー!! 候補者のみなさんは受賞したとき用のコメント(予定稿)はもう用意していあるんでしょうね、なんて考えるとまた楽しいという。不安と期待が入り混じった中で、もし受賞できなくても予定稿自体は世には出ませんがあまりにも壮言を並べると受賞できなかった時恥ずかしいだろう、なんて悩みながら考えたんだろうなあ、なんて。ふっふっふ。
本が好きです。本が好きだとこんなところまで楽しいんです…ッ! 水曜日の5時あたりからきっとそわそわにこにこしっぱなしだと思います。本屋さんをのぞくのが楽しみです。
そうそう、「ビブリア(略)」を観ました。視聴者が作中で紹介された本に興味を持つだろうな、という点は好感が持てました。殺人事件を無理に起こさないところもよかったです。推理小説臭くないところがね、いい。エンディングのフォーカスされた本の内容紹介もよかったですが、あれで満足してしまう人も多いんだろうなあ(苦笑)。
あ、今、ポカリスウェットが飲みたい。唐突に思いました。明日買おう。
さて、ぼちぼち寝ます。明日は雪道に気を付けなければ。
拍手ありがとうございますっ!
さて、直木賞が迫ってきましたよっ。部外者甚だしいのにドキドキします(笑)。楽しみです。
候補常連になってきた貫井さんや今年の話題をかっさらった冲方さんはノミネートされてないのですよねー。候補者で読んだことあるのは有川さんだけで(初ノミネート)候補作に至っては一冊も読んでないまああてずっぽうですが、個人的な予想は時代小説のどれかが受賞するのでは、と思ってます。あああー楽しみー!! 候補者のみなさんは受賞したとき用のコメント(予定稿)はもう用意していあるんでしょうね、なんて考えるとまた楽しいという。不安と期待が入り混じった中で、もし受賞できなくても予定稿自体は世には出ませんがあまりにも壮言を並べると受賞できなかった時恥ずかしいだろう、なんて悩みながら考えたんだろうなあ、なんて。ふっふっふ。
本が好きです。本が好きだとこんなところまで楽しいんです…ッ! 水曜日の5時あたりからきっとそわそわにこにこしっぱなしだと思います。本屋さんをのぞくのが楽しみです。
そうそう、「ビブリア(略)」を観ました。視聴者が作中で紹介された本に興味を持つだろうな、という点は好感が持てました。殺人事件を無理に起こさないところもよかったです。推理小説臭くないところがね、いい。エンディングのフォーカスされた本の内容紹介もよかったですが、あれで満足してしまう人も多いんだろうなあ(苦笑)。
あ、今、ポカリスウェットが飲みたい。唐突に思いました。明日買おう。
さて、ぼちぼち寝ます。明日は雪道に気を付けなければ。
拍手ありがとうございますっ!
No.392
2013/01/13 (Sun) 03:09:57
今日も走ってきました。2.5kmくらい?
来週からは3kmにしようともくろんでます。最終的には5kmを目指してます。
年末に「読了した短篇集のある一篇に妄想を掻き立てられましたっ。パロを書きたいのですが、もとが短篇なのですべて展開をなぞるかたちになってしまうため、どうなのかと。SFです(笑)」(12/29)と書いた短編についてです。
今日不意に脳内に蘇って、「やっぱりこれ双花で妄想するといいよなあ」と考えてくっくっくと笑ってました。危ないあぶない(苦笑)。
上記に述べたように、パロにするとなぞることしかできないので、それは反則だと思うため完全完璧にネタバレで、「こういうお話です」という要約(?)を折りたたんでおきます。
直木賞作家菅浩江さんのデビュー作を含むSF短篇集「そばかすのフィギュア」の最後の一篇「月かげの古詩」より。
クライマックスまでネタバレしてるので、お気を付け下さい。
来週からは3kmにしようともくろんでます。最終的には5kmを目指してます。
年末に「読了した短篇集のある一篇に妄想を掻き立てられましたっ。パロを書きたいのですが、もとが短篇なのですべて展開をなぞるかたちになってしまうため、どうなのかと。SFです(笑)」(12/29)と書いた短編についてです。
今日不意に脳内に蘇って、「やっぱりこれ双花で妄想するといいよなあ」と考えてくっくっくと笑ってました。危ないあぶない(苦笑)。
上記に述べたように、パロにするとなぞることしかできないので、それは反則だと思うため完全完璧にネタバレで、「こういうお話です」という要約(?)を折りたたんでおきます。
直木賞作家菅浩江さんのデビュー作を含むSF短篇集「そばかすのフィギュア」の最後の一篇「月かげの古詩」より。
クライマックスまでネタバレしてるので、お気を付け下さい。
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