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No.582
2013/10/04 (Fri) 00:14:06

読了、海堂さん「ひかりの剣」。
あの、東城大の面々――というか、救命救急センター部長のジェネラル(将軍)、速水先生の医学部時代の青春小説です!
愛すべき田口先生や、わたしが贔屓する島津先生も出てきます。どーすんの、と思うくらい彼らの魅力にくらりくらり、となると思いきや、なんともまあ、学生時代の彼らってそんな魅力的じゃないのね…ということになりました(苦笑)。大好きな島津先生ってもはやフィルターがかかりまくって、イケメンではないかもしれないけれど、個性的で固定ファンがいる顔だ、と思っていたら小太りなのおおおお、という衝撃を受けました。
容姿で把握してるのが、田口先生(森さんの犀川みたいな見た目と認識)と速水先生(イケメン)と彦根君(美男子)と白鳥(趣味悪な格好)と加納警視(彫が深い)くらいなのですが…(苦笑)。

内容としては、「んなわけないだろう」という高階コメントにつっこみを入れながらも、楽しく読ませていただきました。フィクションですね。思った以上に青春小説でした。事件なんて起こらない(笑)!

で、本日の帰りは舞城さん「好き好き大好き超愛してる」。ショッキングピンクの本です。
見返しが半透明の紙で、ハートがばーっと印刷してあるくらい、ラブに満ちてます。
そしてここまでひねりがなくストレート且つ力強いタイトルに圧倒されます。そしてタイトル負けすることない内容が書くのが舞城さんという、期待感があります。
舞城さんってどういう作家なの?
と訊かれたら、「好き好き大好き超愛してる」という題名を付けて、なおかつ期待を裏切らないタイトルとぴったりと合った内容を書く作家さん、と答えるでしょうね。
決してかっこよくないタイトルだよ。でもさ、現代に生きるわたしたちが使う言葉じゃない。
だからこそなじみ深くて、すっと入ってくる。内面のかっこつけが通用しない世界を、あの圧倒的な文章で書かれると、癖になってしまってしょうがない。
「ずっと一緒にいよう」「一生大好き」「超大好き!」だなんて言葉を言っても、そんなの一生を待たずとも一年後には黒歴史になってるかもしれないけれど、その瞬間だけはまぎれもなく真実です。その想いの強さに気付かせてくれます。
 今回は割とストレートでそこまで「意味不明」と思う展開がないのも、読みやすいですね。
ということで、明日に引き続きです。

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