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No.220
2012/04/22 (Sun) 02:14:07

パロ「Nonstrategic Paradigm 4」をアップ。
最終話です。
ブログで小出ししていたのは加筆修正アリですが2話までで、3話以降が初出しとなります。
※作中に出てくる設定は嘘っぱちです。

今回もかなり長いですが、分割のしようがないので、そのままアップしました。
読みにくいかと思われますが、ご勘弁くだされば幸いにて。

これ書き始めた時5ページ、長くても8ページの見積もりで、いつの間にか10ページ超えてげんなりして、それでもまあ15ページ以内だろうと進め、気付いたら20ページに迫り、そして最終的に25ページに差し掛かったところで終了(涙)という大赤字をたたき出しました。
前回も書きましたが(ネタばれの泣き言)珀明君が主人公のため書かなかった双花のスパイシーンですが、これを書いてたらさらなる借金でした(やる気がマイナス残高)。考えるだけで恐ろしいです。
 
余談ですが2話めの絳攸のセリフや、妖怪が出てこない妖怪パロのメモにも出てきますが、わたし「鶴の恩返し」が好きです。無意識だったのですが、こう2回も出てきたため、認識してみると好きだ、と判明。外国の物だと「雪の女王」。大きくなってから知った物では「石のスープ」がいいですねえ。
 
さて、これが終わったので今度からは「楽日」に集中的に取りかかりたいと思います。
何だかこの「Non-s」をまとめられたから出来るような気がします(笑)。
 
今回は力の無さを痛感したりといろいろあったにせよ「書ききった…!」という感が大きかったので、ちょっと書き方について語ってみます。ええと、面白みは0です。

初めはいわゆるライブノリで書こうと思ったのですが、気付いたらプロット派っぽくなっていました(プロットなど作らないからあくまでも「ぽく」です)。
つまりいつものパターンです。ライブノリで書けることはほぼないのです。
着想は珀明君の入団について考えていたところ、「珀明君は自分が仕事を依頼して、その後自分も入りたいと思うよなー」と思いついて、そしたら前書いたスパイパロで絳攸を変人にしたため、変人エピソード、と考えたら食べかけのお菓子のシーン(「お前も食べたいのか?」「食べかけを他人に渡すのはよしなさい」と言いつつ楸瑛が口に運ぶ)が浮かんだため、一口で食べきれないお菓子でドーナッツ、そのドーナッツの出所が珀明君なら面白い、と決めました。同時に依頼内容も考え「歌梨さん誘拐事件の解決」に落ち着きました。原作を参考に出来るところは抜きだすことで、説明が省けるのでそうします。
初めは本当にこれだけです。だから5ページで終わると思ってたいたのです。
 
で、書き始めます。書きながら色々シーンが見えてくるので、そのまんま書きます。
個人的に導入部って思いつきやすくて書きやすいし、読む時もイントロダクションがあったほうが好きなので、導入を作ります。書きながら珀明君を大学院生にして、などと細かい設定が出来てきます。絳攸たちと知り合うきっかけに行き倒れを使うなら、珀明君は寝不足で疲労困憊だろうし、そうすると試験期間かなあ、行き倒れが出会いにするなら珀明を外出させなきゃ、そうだ資料を忘れて寮に戻る途中で倒れたことにしよう、など辻褄を合せてあとはととんとん拍子です。
 
そして展開部を書くときに、これからどう展開させていくかを書きながら考え、最後に効いてくるように仕掛けを置きます(いわゆる伏線のようなもの)。一つ目の壁が「珀明君は何故絳攸たちの正体に気付いたか」です。これは楸瑛のうっかりミス(「絳攸」と名前を呼んでしまう)にして、それを引き出すために絳攸が珀明君に頼みごとをする、というエピソードを加えました。さらに既に出てきていた絳攸が珀明君の論文に口出しするのも絡められると判断したため絡めます。
そして二つ目の壁がラストに書くシーン「珀明君入団」のために「どうやって絳攸たちを説得するか」です。展開部を書きながらラストのシーンは頭の中で作るため、「べらぼうに高い美術品で支払いをする珀明。『僕を仲間にしないならキャッシュでお釣りを下さい今すぐ』と無理な要求をする」というのが一番に思い浮かび、それだけでは弱いからせっかくドーナッツを使ったのだから「今ならドーナッツ付きです!」と入れ(後で「美味しいお菓子屋さんをたくさん知ってます」のほうが強力なので付けたし)、さらに珀明君よりも前に八家から「歌梨さん救出」の依頼があって、でも珀明からのほうが以来料をぼったくれるから、話を受けたことを突っ込み(疚しさにつけこむ)そしてミッションコンプリートするくらいの気概があるから、と懇願、と色々ツッコミどころはありますが三段構えにしました(思いついた順番なので実際文章になった時は順番を変えてます)。
 
本格的に展開が決定したため、珀明君がこの絳攸たちが八家筋からもっと前に依頼を受けていた、というエピソードを入れるためにタンタン君を出し、色々言わせるシーンを加え、同時に歌梨さんと珀明の場面も書きました。
この展開部と導入部は前後しながら必要に応じて書き足したり削ったりしていきます。
そしてラストに仕掛けておいたものを回収して終わり、という感じです。そしたらいつの間にかページが増殖していました(泣)。
 
ライブノリで書きたいのですがこうやって物語を広げてしまうので、圧倒的にプロットっぽいほうが多いです。
その珍しいライブノリの最右翼が「チロルチョコ」かな。着想が「絳攸が楸瑛にチョコをあげるとしたらin バレンタイン」でひねったら「絳攸に気まぐれにもらったチョコに悩む楸瑛」が出て、気まぐれに上げるチョコならチロルチョコだろう、とそれがそのままああなりました。青春なら海辺で夕日だろう、というのは後付けですが。ライブノリは短いです。


はあ。寝ます。
おやすみなさい。

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