忍者ブログ
AdminWriteComment
※個人の趣味によるブログです。基本的に本を読んでます。
No.
2025/05/22 (Thu) 15:13:17

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

No.349
2012/09/29 (Sat) 21:56:26

彩雲界の世間様がファンブックで騒がれているだろう中ですが、ええとあの他の本の話です(汗)。
まだ届いてないのだもの。ネタバレ、基本的には大丈夫なのですが(勿論時と場合と度合いによります)、今回はサイトめぐりをストップしてます。

そして太田さんの「レストア」という小説が素敵でした。
ミステリ・推理小説要素があるけれどかなり抑え気味で、ミステリとしてよりも物語として面白い、というわたしの好きなパターンです。切なくて優しくて爽やか。

あらすじは

主人公の鬱病を患うオルゴール修復師の青年が、その心の病のため人との接触を警戒しつつ、オルゴールを修理し、依頼人たちの心の傷も「修復」していく。そして、彼の周囲にも変化が表れ――。

オルゴールの繊細さと鬱病の修復師という組み合わせがマッチしていて、そして繊細な雰囲気があるからこそ人々の内面へつながっていくのが自然でした。
鬱病の描写もなんだか納得してしまって、例えば電話が鳴っているのがわかるけれど、転寝中で億劫で出ない、なんて時、気がかりだけれど…まあいっか、なんて思ってしまいます(重要な用件なら再びかけてくるだろう、と。ええと適当人間です…汗)。
でもこの鬱病の修復師は「誰からだったんだろう」「なんであの時でなかったんだろう」「どんな要件だったんだろう」というのがひどく気になって、出なかったことに後悔し自責の念に駆られる、と。
個人的には転寝していてピンポンと聞こえて、それが宅配業者だった時はちょっと反省します。それも以前留守中に来てもらっていて、不在票が入っていて電話はせずにいたけれど、二度目に来てもらった時など特に。それのひどいヴァージョン? なんて思ってしまって、共感できました。
そんな鬱の描写は重くなりすぎず、さわやかにまとめられていて、それも「あの人」によるところが大きかったです。

副題で「オルゴール修復師(略)」とあって、興味がわいたからのチョイスでしたが、なかなか良かったです。

あ、明日は半年ぶりくらいに漫画を読みます。本当に久しぶり!
漫画好きです。ただ、漫画だと完結まで十数巻のところが、本だと一冊だと思うと、本に心が傾くわけです。つまり、ものぐさなのです。

そして明日はお出かけなので、9月最後の更新をしたければ今日進めるしかないのですね…。おおお、書きます! が。ええと彩雲界の世間様がファンブックで騒がれている中、もし上手くいって更新までこぎつけてもなあ、という思いもあります(苦笑)。

拍手

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
[354]  [353]  [352]  [351]  [350]  [349]  [348]  [347]  [346]  [345]  [344
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
カテゴリー
フリーエリア
ブログ内検索
最新コメント
[04/26 faux collier van cleef prix]
[10/31 rolex oyster perpetual submariner date fake]
[09/10 cartier promise bracelet fake]
[02/20 boucles d'oreilles van cleef papillon fausse]
[02/20 used cartier ballon bleu watches replica]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
MIRE
性別:
非公開
バーコード
P R
忍者ブログ [PR]