※個人の趣味によるブログです。基本的に本を読んでます。
No.778
2014/09/28 (Sun) 22:07:27
テニスの先生に「お昼はどこ行くんですか?」と聞かれました。
「海の方に」
「え、今からですか? またどうして」
「海に行きたいから」
笑われました。そこに山があるから登る。そこに海があるから行く。無問題。
海が好きなんだああああ!
海水浴の季節が終わった海岸は、サーファー天国でした。
セーリングの人も多くて、楽しい。
由比ヶ浜から江の島まで歩いたのですが(疲れた)、サーファーの多いこと多いこと!
さらに今日は台風の影響か知りませんが、夕方には結構な高波になってました。サーフィン日和なんだろうなあ。
ウェットスーツを着たサーファーが普通に闊歩し、海沿いのカフェでくつろいでたり、上半身裸だったり、ペットボトルの水を頭から浴びていたり。見てるだけで楽しいかったですが、妄想的な意味でももちろん。
この時期の海もなかなかいいものですね。
テーマの一翼を担っている海ですが、泳ぐでもなく3時間はいました。飽きませんね。
シャボン玉をしたり、写真を撮ったり、海と戯れたり。
昼食のフレンチat藤沢はかなりよかったです。
田舎風の肉のパテ+メイン(わたしは豚肉のポワレ)+デザート。
夕食at江の島はまあまあ。江の島の目の前だったので、灯台のライトアップがきれいでした。
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No.777
2014/09/27 (Sat) 22:46:35
肌年齢を計測してもらいました。
おおむね年齢通りでしたが、シミ・くすみに関しては実年齢-6歳で、ちょっと嬉しかったです。日焼け止めは塗りませんが、日傘と特にサングラスは夏の必需品です。
数値が少し悪かったハリ(大事!)を戻すために、ハリに重点を置いてそうな化粧水を購入しました。あと美容部員のお姉さんにお話聞いて、マッサージにいそしみます。
さて、11月に誕生日の友達がいます。
先々週あたりから準備してます。
自分の誕生日からひと月も経ってないのに、脳味噌が切り替わってしまった勢いのまま試行錯誤の手探り状態で進めてます(笑)。
ちょっとクラフトっぽいことをしているのですが、自分が欲しい道具が見つからなかったので、どうしよー作ろうかなあと思ったりするあたり、もはや自分が何を目指しているのか解らない。
カフェの予約と花束をカフェに預けるのは、初歩ですがなにか。
明日はそんなわたしのホンキをいつも押し付けられて楽しんでくれる友達とテニスです。
海も行くんだ。
おおむね年齢通りでしたが、シミ・くすみに関しては実年齢-6歳で、ちょっと嬉しかったです。日焼け止めは塗りませんが、日傘と特にサングラスは夏の必需品です。
数値が少し悪かったハリ(大事!)を戻すために、ハリに重点を置いてそうな化粧水を購入しました。あと美容部員のお姉さんにお話聞いて、マッサージにいそしみます。
さて、11月に誕生日の友達がいます。
先々週あたりから準備してます。
自分の誕生日からひと月も経ってないのに、脳味噌が切り替わってしまった勢いのまま試行錯誤の手探り状態で進めてます(笑)。
ちょっとクラフトっぽいことをしているのですが、自分が欲しい道具が見つからなかったので、どうしよー作ろうかなあと思ったりするあたり、もはや自分が何を目指しているのか解らない。
カフェの予約と花束をカフェに預けるのは、初歩ですがなにか。
明日はそんなわたしのホンキをいつも押し付けられて楽しんでくれる友達とテニスです。
海も行くんだ。
No.776
2014/09/22 (Mon) 00:26:15
松本清張賞最年少受賞の「烏に単は似合わない」→「烏は主を選ばない」の待望の続編です。
今一番オススメの1冊かもしれません。いやあ面白いですねぇ。
まだ3冊しか出てませんし、図書館でもそんなに予約件数がないと思うので、秋の長夜にいかがでしょうか。
舞台は人形をとることができる八咫烏が支配する「山内」という世界。
その頂点に立つのが「金烏(きんう)」とよばれる「本物(真正という字を使っていたかもしれません)」の八咫烏です。
受賞作「単」は皇太子たる本物の八咫烏の若君の后選びを巡り浮き彫りになる政治的な対立を描いています。大貴族の姫君たち四人の恋模様と複雑に絡みあうのが、家や権力。宮中で起きる事件に翻弄される彼女たちの視点で描かれています。
2作目「主」は「単」の裏側で何が起きていたか――若君側のストーリーとなります。こちらで田舎貴族の二男坊、雪哉君が登場します。優秀な長男とダメな次男と小さな弟。ひょんなことからできそこないの次男、雪哉が期間限定で若君に仕えることになり、傍若無人な若君に振り回され憤る。政治の中心地で渦巻く権力争いに、否が応でも巻き込まれてしまうのだが、ダメな次男がとった行動と真意は――。
この巻でぐっと心を掴まれました。
本作「黄金」では再び雪哉が登場。
彼の故郷で人食い猿に襲われ村人が全滅する事件が起きた。山内の安全が脅かされる事態が世界を震撼させる。大切なものを護るため、雪哉は再び若君に仕える羽目となった。本当の八咫烏とはなんなのかに一歩迫る内容となってます。
ここにきて物語の軸が定まったのでしょうか。雪哉君が主人公となるのかな。
この巻を読了して、完全に落ちました。よかったよ! 続きが気になります…!
この間発売されたばかりなので、次巻は半年後くらいでしょうか。
ネタがあるのですがネタバレになるので創作で内容を伝えたくても出来ません。
ええと、気が向いたら書くかもしれません。雪哉君で!
No.775
2014/09/21 (Sun) 04:05:28
ふわりと、甘い風が鼻先をかすめた。
貴陽紅邸の書庫から、数か月にわたり、かりたままだった本を数冊抱えた絳攸は、風の行方を追うように首をひねり、後方に視線を走らせた。母屋がある。子供のころから見なれた一角に自然と眼が吸い寄せられ、口元がほころんだ。
踵を返してそちらに向かう。不精して部屋にため込んでいた本の重量は、すっかり腕の中から消え、足取りはどこまでも軽い。
ふわりと甘い風が再び通り抜けると、ますます絳攸の笑みは深くなった。
――呼ばれた気がした。
母屋に入ると、昔馴染みの侍女が「自室にいらっしゃいますよ」と指で場所を教えてくれた。決して絳攸の方向音痴を揶揄しているわけではない。目的の人物は最近やたらとあちこち移動するようになった。前から行動力のある人だったが、安静にしていてほしいという周囲の思いに、「病気ってわけじゃないんだし、このままだと体がなまっちゃうわ。そっちの方が問題」と聞く耳持たずに歩き回っている。
侍女に聞いた扉は薄らと空いていた。絳攸は入室を伝えるために「入ってもいいですか?」と聞いたが返事がなかったので、少し迷ってからそっと覗いてみた。
窓辺に置かれた椅子に座って、百合は寝ていた。
音をたてないように扉を開けて、中に入る。
よく歩き回っていても、身重の百合は疲れるのも人一倍速いのだ。赤ん坊がおなかの中にいるのだから当たり前だ。
西日を受けて百合の白い顔や琥珀色の髪が輝いている。睫毛の陰が落ちているのが眩しそうで、本をそっと脇の机に置いて、窓に日よけの薄布をたらした。肩から落ちそうになっている肩掛けに気付いて、体を冷やしてはいけないと慌てながらもそっと直しているのに、百合が目を覚ましてしまった。
「あら、絳攸。来ていたのね」
「今来たばかりです。百合さんに呼ばれた気がしたので。顔を見て帰ろうと思ったのですが、起こしてしまいました」
「いいのよ。気にしないで。それにそのまま帰ってたら怒ってたわよ」
侍女に絳攸が来ていたことを聞いて、会話一つせずに帰ったことを知ったら、百合は絳攸の所までやってきて、「何で帰ったの?」と笑顔で問い詰めに来ただろう。寝てたからなんて理由は聞いてもらえない。昼寝なんだから起こせと無茶なことを言っただろう。実にありそうな話だ。
ここで部屋の中がいつになく静かなのに絳攸は気が付いた。きょろきょろと見回す。
「そう言えば黎深様は? いらっしゃらないんですか」
「黎深なら朝から邵可様の家の周りをうろついてるわよ。当分帰ってこないんじゃない」
黎深のいつも通りの行動を庇おうと言葉を探したが、絳攸の優秀な頭脳をもってしても出てこない。
「……黎深様はとっても解りにくいですが、心から百合さんのことを心配されてます」
困り顔で言ったら鼻で笑われた。
「知ってる知ってる。わたしがちょっと立つのにも座るのにも辛気臭い顔でうろうろされちゃ、うっとおしくて堪らないわ、本当に。邵可様に迷惑をかけちゃうけど、邵可様ならあの黎深も軽くあしらってるでしょうし、たまには心安らかに過ごしたいっていうか」
黎深は相変わらず黎深で、問題を起こしまくって百合は大忙しで怒鳴っていた。妊娠中で百合が仕事をしなくていい分、そして黎深が無職の分、一緒にいる時間が必然的に増える。つまり黎深の起こすアレコレに百合が巻き込まれる時間も比例のだ。その光景を思い出し、絳攸の口から乾いた声が出た。本当に黎深の妻をやっていけるのなんて、世界中どこを探したって百合くらいなものだろう。
「ん」
「どうしました百合さん」
「今、この子が蹴ったの。ふふふ元気ね」
百合はそっと着物の上から腹部を撫でた。一度触らせてもらったことがある。張ったお腹から伝わる温かい体温と胎内の赤ん坊の動きは、絳攸にとてつもない感動と衝撃をもたらした。
「もうすぐ生まれますね」
「まだまだよ。あと一月以上。これからもっとお腹が大きくなるんだって。先生が言ってたわ」
くすくす笑いながら百合はこともなげに言った。腹がその重さで体から落っこちてしまいそうな程十分膨らんでいるのに、まだ膨らむなんて一体百合はどうなってしまうのだろうか。絳攸はちょっと心配になったが、百合の幸せそうな顔と鼻歌はまぎれもなく母親のものだった。
「百合さんと黎深様がお父さんとお母さんになるんですね」
ふとそう漏らしていた。男児が女児か解らないが、赤ん坊を腕に抱く百合とそっと覗く黎深の姿が浮かんだ。見ているだけで幸せになる風景だ。
「あら何言ってるの絳攸」
とんでもなく優しく笑った百合が絳攸の手をきゅっと握る。
「わたし達はずっと前からあなたのお父さんとお母さんじゃない」
体温が伝わる手。弓なりになった百合の瞳。母の顔。ずっと絳攸にむけられていた顔。
窓が閉まっているのに甘い風を感じた。その中に交じるのは微かな李の香り。黎深が好きな花で、絳攸の姓で、この家の庭にもいくつか樹があって、毎年一番初めに白い花をつける。
あの香り。
「はい」
涙が出そうになって眼に力を入れた。
貴陽紅邸の書庫から、数か月にわたり、かりたままだった本を数冊抱えた絳攸は、風の行方を追うように首をひねり、後方に視線を走らせた。母屋がある。子供のころから見なれた一角に自然と眼が吸い寄せられ、口元がほころんだ。
踵を返してそちらに向かう。不精して部屋にため込んでいた本の重量は、すっかり腕の中から消え、足取りはどこまでも軽い。
ふわりと甘い風が再び通り抜けると、ますます絳攸の笑みは深くなった。
――呼ばれた気がした。
母屋に入ると、昔馴染みの侍女が「自室にいらっしゃいますよ」と指で場所を教えてくれた。決して絳攸の方向音痴を揶揄しているわけではない。目的の人物は最近やたらとあちこち移動するようになった。前から行動力のある人だったが、安静にしていてほしいという周囲の思いに、「病気ってわけじゃないんだし、このままだと体がなまっちゃうわ。そっちの方が問題」と聞く耳持たずに歩き回っている。
侍女に聞いた扉は薄らと空いていた。絳攸は入室を伝えるために「入ってもいいですか?」と聞いたが返事がなかったので、少し迷ってからそっと覗いてみた。
窓辺に置かれた椅子に座って、百合は寝ていた。
音をたてないように扉を開けて、中に入る。
よく歩き回っていても、身重の百合は疲れるのも人一倍速いのだ。赤ん坊がおなかの中にいるのだから当たり前だ。
西日を受けて百合の白い顔や琥珀色の髪が輝いている。睫毛の陰が落ちているのが眩しそうで、本をそっと脇の机に置いて、窓に日よけの薄布をたらした。肩から落ちそうになっている肩掛けに気付いて、体を冷やしてはいけないと慌てながらもそっと直しているのに、百合が目を覚ましてしまった。
「あら、絳攸。来ていたのね」
「今来たばかりです。百合さんに呼ばれた気がしたので。顔を見て帰ろうと思ったのですが、起こしてしまいました」
「いいのよ。気にしないで。それにそのまま帰ってたら怒ってたわよ」
侍女に絳攸が来ていたことを聞いて、会話一つせずに帰ったことを知ったら、百合は絳攸の所までやってきて、「何で帰ったの?」と笑顔で問い詰めに来ただろう。寝てたからなんて理由は聞いてもらえない。昼寝なんだから起こせと無茶なことを言っただろう。実にありそうな話だ。
ここで部屋の中がいつになく静かなのに絳攸は気が付いた。きょろきょろと見回す。
「そう言えば黎深様は? いらっしゃらないんですか」
「黎深なら朝から邵可様の家の周りをうろついてるわよ。当分帰ってこないんじゃない」
黎深のいつも通りの行動を庇おうと言葉を探したが、絳攸の優秀な頭脳をもってしても出てこない。
「……黎深様はとっても解りにくいですが、心から百合さんのことを心配されてます」
困り顔で言ったら鼻で笑われた。
「知ってる知ってる。わたしがちょっと立つのにも座るのにも辛気臭い顔でうろうろされちゃ、うっとおしくて堪らないわ、本当に。邵可様に迷惑をかけちゃうけど、邵可様ならあの黎深も軽くあしらってるでしょうし、たまには心安らかに過ごしたいっていうか」
黎深は相変わらず黎深で、問題を起こしまくって百合は大忙しで怒鳴っていた。妊娠中で百合が仕事をしなくていい分、そして黎深が無職の分、一緒にいる時間が必然的に増える。つまり黎深の起こすアレコレに百合が巻き込まれる時間も比例のだ。その光景を思い出し、絳攸の口から乾いた声が出た。本当に黎深の妻をやっていけるのなんて、世界中どこを探したって百合くらいなものだろう。
「ん」
「どうしました百合さん」
「今、この子が蹴ったの。ふふふ元気ね」
百合はそっと着物の上から腹部を撫でた。一度触らせてもらったことがある。張ったお腹から伝わる温かい体温と胎内の赤ん坊の動きは、絳攸にとてつもない感動と衝撃をもたらした。
「もうすぐ生まれますね」
「まだまだよ。あと一月以上。これからもっとお腹が大きくなるんだって。先生が言ってたわ」
くすくす笑いながら百合はこともなげに言った。腹がその重さで体から落っこちてしまいそうな程十分膨らんでいるのに、まだ膨らむなんて一体百合はどうなってしまうのだろうか。絳攸はちょっと心配になったが、百合の幸せそうな顔と鼻歌はまぎれもなく母親のものだった。
「百合さんと黎深様がお父さんとお母さんになるんですね」
ふとそう漏らしていた。男児が女児か解らないが、赤ん坊を腕に抱く百合とそっと覗く黎深の姿が浮かんだ。見ているだけで幸せになる風景だ。
「あら何言ってるの絳攸」
とんでもなく優しく笑った百合が絳攸の手をきゅっと握る。
「わたし達はずっと前からあなたのお父さんとお母さんじゃない」
体温が伝わる手。弓なりになった百合の瞳。母の顔。ずっと絳攸にむけられていた顔。
窓が閉まっているのに甘い風を感じた。その中に交じるのは微かな李の香り。黎深が好きな花で、絳攸の姓で、この家の庭にもいくつか樹があって、毎年一番初めに白い花をつける。
あの香り。
「はい」
涙が出そうになって眼に力を入れた。
No.774
2014/09/19 (Fri) 12:19:41
No.773
2014/09/15 (Mon) 22:05:46
加納さん「月曜日の水玉模様」読了。
US OPENを楽しみすぎて、なかなか読書が進まない9月前半でしたが、そろそろスイッチが切り替わりました。再びニュースをちら見しながら、何回戦まで進んだか確認する日々が始まります。
さて、「月曜日の(略)」ですが、まずはお決まりの一言から。
面白かったです。
何だろう、この高揚感は。ちょっと心が弾んでうきうきしてしまう感じは。
加納さんの本は本当に素敵です。
京極の本は「素敵」なんて使えないから、ここで使っておきます(「数えず(略)」の文庫版を購入して読まなければ…)。京極の本には職人技とか言葉の美しさとか語感のよさとかテンポとか何層構造だとか長いけど長さを感じないとかそんな言葉をよく使いますが、「素敵」を使う機会はあらわれるのか…。
再び戻って「月曜日(略)」。
加納さんの本って女性のキャラクターがとても素敵です。
今回の主人公は、中小企業で働く女性社員・陶子。彼女が「日常の謎」と分類される事件に対して、論理的な推理をしていくので、頭がいい女性であることが伝わります。
一般職ながらテキパキ仕事を進め、会社でも安心して仕事を任される地位にいるからこそ、「女性社員」と「男性社員」の壁を感じてしまう…。
まず陶子が有能なこと。
理想的な、仕事ができる女性です。総合職で男性に引けを取らずバリバリ――というようなキャリアウーマンとは違いますが、会社を事務の面から支えている、事務能力が高い女性です。
おそらく同年代ですから、この人に聞けば何か知ってる――まではいきませんが、安心して仕事を任せられる人材です。
しかしながら取引先とのやり取りに怒ったり、忙しい時にちょっとした用事を頼まれて苛立ったり、共感しやすい場面があります。
そして推理の時により顕著になる明晰な頭脳にほうっとしました。
仕事ができ頭がいい理想的な姿と、取引先相手の無茶振りにぴきっとくるその絶妙さが親しみと憧れの両方を抱かせてくれます。
女性社員としての悩みを陶子が持っていること。
全く同じ悩みではないのですし、今の会社は本当に男女差がなくてあまり感じないのですが、男性社員と女性社員ってどこかで隔たりを感じます。
とてつもなく優秀で有能で仕事ができる営業の女性社員がいたとしても、彼女がゆくゆく部長になれるか――と聞かれたら、返答に困ってしまいます。いやもちろんその人が転職するかもしれないっていうのはありますが(笑)。ポストの空き状況もですけど、彼女が営業でい続けるのは難しいでしょうし、結婚・出産をしたら移動するかもしれないですし(※現にそういう方がいます)。
グラスセーリング(※ガラスの壁/見えない壁)だとかなんとか言いますけど、あります。
陶子の会社はもう少し保守的ですが、会社にある男女差って微妙に形を変えて共感を呼び起こします。あるある、と。
今回は萩君というちょっととぼけたいつもニコニコしているキャラクターが、ほんわかさせてくれました。物語を温めてくれました。
陶子さんの尻に敷かれるタイプです。
ちょっとした日常の謎に隠された意味。
優秀な頭脳から導き出される解答。
悩みに対する共感。
温かくしてくれるストーリー。
素敵です!
US OPENを楽しみすぎて、なかなか読書が進まない9月前半でしたが、そろそろスイッチが切り替わりました。再びニュースをちら見しながら、何回戦まで進んだか確認する日々が始まります。
さて、「月曜日の(略)」ですが、まずはお決まりの一言から。
面白かったです。
何だろう、この高揚感は。ちょっと心が弾んでうきうきしてしまう感じは。
加納さんの本は本当に素敵です。
京極の本は「素敵」なんて使えないから、ここで使っておきます(「数えず(略)」の文庫版を購入して読まなければ…)。京極の本には職人技とか言葉の美しさとか語感のよさとかテンポとか何層構造だとか長いけど長さを感じないとかそんな言葉をよく使いますが、「素敵」を使う機会はあらわれるのか…。
再び戻って「月曜日(略)」。
加納さんの本って女性のキャラクターがとても素敵です。
今回の主人公は、中小企業で働く女性社員・陶子。彼女が「日常の謎」と分類される事件に対して、論理的な推理をしていくので、頭がいい女性であることが伝わります。
一般職ながらテキパキ仕事を進め、会社でも安心して仕事を任される地位にいるからこそ、「女性社員」と「男性社員」の壁を感じてしまう…。
まず陶子が有能なこと。
理想的な、仕事ができる女性です。総合職で男性に引けを取らずバリバリ――というようなキャリアウーマンとは違いますが、会社を事務の面から支えている、事務能力が高い女性です。
おそらく同年代ですから、この人に聞けば何か知ってる――まではいきませんが、安心して仕事を任せられる人材です。
しかしながら取引先とのやり取りに怒ったり、忙しい時にちょっとした用事を頼まれて苛立ったり、共感しやすい場面があります。
そして推理の時により顕著になる明晰な頭脳にほうっとしました。
仕事ができ頭がいい理想的な姿と、取引先相手の無茶振りにぴきっとくるその絶妙さが親しみと憧れの両方を抱かせてくれます。
女性社員としての悩みを陶子が持っていること。
全く同じ悩みではないのですし、今の会社は本当に男女差がなくてあまり感じないのですが、男性社員と女性社員ってどこかで隔たりを感じます。
とてつもなく優秀で有能で仕事ができる営業の女性社員がいたとしても、彼女がゆくゆく部長になれるか――と聞かれたら、返答に困ってしまいます。いやもちろんその人が転職するかもしれないっていうのはありますが(笑)。ポストの空き状況もですけど、彼女が営業でい続けるのは難しいでしょうし、結婚・出産をしたら移動するかもしれないですし(※現にそういう方がいます)。
グラスセーリング(※ガラスの壁/見えない壁)だとかなんとか言いますけど、あります。
陶子の会社はもう少し保守的ですが、会社にある男女差って微妙に形を変えて共感を呼び起こします。あるある、と。
今回は萩君というちょっととぼけたいつもニコニコしているキャラクターが、ほんわかさせてくれました。物語を温めてくれました。
陶子さんの尻に敷かれるタイプです。
ちょっとした日常の謎に隠された意味。
優秀な頭脳から導き出される解答。
悩みに対する共感。
温かくしてくれるストーリー。
素敵です!
No.772
2014/09/15 (Mon) 01:45:15
心理系のお仕事をしている友達が言っていたのですが「心理やってる人はエヴァが好きな人が多いんだよなー」。
わたしが授業を取っていた社会学系のクラスでは、課題で映画を観て人種や性別に対する偏見やステレオタイプの例を挙げなさいっていうのが結構ありました。授業中に映画を観たり、個人個人で好きな題材を選んで家で観たりいろんなパターンがありました。
自由選択の時、わたしが選んだのが「キュー〇ィー・ブロンド」でした(笑)。解りやすい。
で、いずれ「エヴァンゲリオンを観て、主人公が葛藤している場面を挙げよ」とかなんとかっていう課題が出てくる世の中になったらどうしよう、とふと思った次第です。
深夜の戯言。許して!
わたしが授業を取っていた社会学系のクラスでは、課題で映画を観て人種や性別に対する偏見やステレオタイプの例を挙げなさいっていうのが結構ありました。授業中に映画を観たり、個人個人で好きな題材を選んで家で観たりいろんなパターンがありました。
自由選択の時、わたしが選んだのが「キュー〇ィー・ブロンド」でした(笑)。解りやすい。
で、いずれ「エヴァンゲリオンを観て、主人公が葛藤している場面を挙げよ」とかなんとかっていう課題が出てくる世の中になったらどうしよう、とふと思った次第です。
深夜の戯言。許して!
No.771
2014/09/14 (Sun) 17:20:40
イチジクのパフェをオーダーしたら出てきたのが上の写真でした。向きが変だけど、そこじゃなくて。
パフェのイメージを覆されました。
少しスパイシーに仕上げられていて、好き嫌いがあるかもしれません。パフェっぽくないです。一番したにはフランスパンをシロップ漬にしたものが敷いてあり、周りはゼリー。
大好きなヘーゼルナッツのペーストが入っていて、濃厚でした。
そういえば、職場に警察官の奥さん(わたしと同い年)がいました…。
これってもしかしてかなり美味しいんじゃない(失礼)と今更気づきました(笑)。
イケメンらしいです。
No.770
2014/09/12 (Fri) 23:57:48
久々にQUEENを聴いたら大興奮のフライデーナイトです。
洋楽って失恋ソングが多い気がするのですが、QUEENはちがいますよね。
一番好きな曲はDON'T STOP ME NOWなのですが、聴いてたらなんか笑えてきました(笑)。
楸瑛のテーマ曲にします(笑)。
If you wanna have a good time, just give me a call
ですよ(笑)。ウインクしながら「気持よくなりたかったら、いつでも電話して」みたいな楸瑛は1皿100円でまわってます(意味不明)。内心では「よっしゃああああああああ!」みたいな楸瑛が強いアクセントになってます(意略)。
KILLER QUEENも好きで、絳攸にまいってる楸瑛って感じです。
そして、今日一日、皆さんお疲れ様でした!
洋楽って失恋ソングが多い気がするのですが、QUEENはちがいますよね。
一番好きな曲はDON'T STOP ME NOWなのですが、聴いてたらなんか笑えてきました(笑)。
楸瑛のテーマ曲にします(笑)。
If you wanna have a good time, just give me a call
ですよ(笑)。ウインクしながら「気持よくなりたかったら、いつでも電話して」みたいな楸瑛は1皿100円でまわってます(意味不明)。内心では「よっしゃああああああああ!」みたいな楸瑛が強いアクセントになってます(意略)。
KILLER QUEENも好きで、絳攸にまいってる楸瑛って感じです。
そして、今日一日、皆さんお疲れ様でした!
No.769
2014/09/10 (Wed) 08:35:44
朝、出勤時に携帯で書いていたブログなので、打つのが苦痛だったので手短に済ませたのと変換やらが読みにくいのでちょっと書き直します。
昨日は、US OPENの決勝戦、ということで六本木に急遽会場が創られた、パブリックビューイングに行くことに決めました。
急遽というのはどれほど急遽かと言うと、前日のいつごろかわかりませんが、夕方から夜にかけて突然告知がされました。わたしが知ったのは、仕事終わりの電車の中で、21時ごろです。
ここからわたしの戦いが始まったのでした。
月曜日のスケジュール:
20:30頃、仕事終わり
21:00頃、電車の中でパブリックビューイングのことを知る
→よし行こう、と即決
会場の定員は200名…つまりギリギリに行ってもシャットアウトを喰らう可能性がある、と考え早くから並ぼう作戦採択inマイ・脳内会議
数人に声を掛け一人から色よい返事が
22:00頃、家到着&準備
始発の時間を調べたら、始発では間に合わないっぽいことが判明。
そこで諦めず、この日の最終電車で向かって、ファミレスかどこかで一夜を明かすことに。
近くの24時間ファミレスを検索。
23:00頃、出発
0:00頃、六本木到着+仮眠(ほとんど眠れず)
4:00頃、朝食を食べ、会場へ(外はまだ暗い)
30番目くらいでした。
開場は5:30です。
寒い中待ったかいがあり、前から4列目の真ん中の席が取れました!
もちろん仕事にはちゃんと行きます。半休みもなにもとってません。なんせ転職したてなもので…。
観戦し、明らかに動きが硬い、何か歯車が噛み合わない嫌な空気がヒシヒシとモニターを通して伝わりました。相当ナーバスになっていて、力を出しきれないもどかしさを感じました。
試合自体は、グランドスラムのファイナルと言う大舞台で、先に波に乗った相手が始終コントロールしていました。錦織圭君のあの粘り強い返球により、チャンスを作り出すプレーが出来ていませんでした。
力が出せなかったのは惜しいですが、これで終わりじゃない。
今回は相手がより素晴らしいプレーをしたからチリッチが勝利しただけのことです。
とにかくサーブがすごかったです。サービスエースだけで1ゲームとるほどに。
圭君について。一度グランドスラムの決勝を経験したことで、次はもう少しリラックスしてプレーが出来るはずです。それにもっと鍛えなければならないところが見えたでしょうから、次はもっと強くなってるはずです。期待。
チリッチは勝利がすぐ眼前にせまったとき、それまで抑えてきたものがあふれだし、動揺したのでしょう。サービスのミスをしました。
初々しくてかわいかったです(笑)。これがジョコビッチとかフェデラー、ナダルのような王者たちは今更そういう緊張はしないでしょうから。
試合終了が8:00頃。
3時間はかかるだろうから、職場でこそこそ確認しなきゃ、と思っていたので2時間程で勝敗が決したのは驚きでした。
表彰式までみてから、某テレビ局のインタビューを受けてから仕事に向かいました(笑)。
昨日は、US OPENの決勝戦、ということで六本木に急遽会場が創られた、パブリックビューイングに行くことに決めました。
急遽というのはどれほど急遽かと言うと、前日のいつごろかわかりませんが、夕方から夜にかけて突然告知がされました。わたしが知ったのは、仕事終わりの電車の中で、21時ごろです。
ここからわたしの戦いが始まったのでした。
月曜日のスケジュール:
20:30頃、仕事終わり
21:00頃、電車の中でパブリックビューイングのことを知る
→よし行こう、と即決
会場の定員は200名…つまりギリギリに行ってもシャットアウトを喰らう可能性がある、と考え早くから並ぼう作戦採択inマイ・脳内会議
数人に声を掛け一人から色よい返事が
22:00頃、家到着&準備
始発の時間を調べたら、始発では間に合わないっぽいことが判明。
そこで諦めず、この日の最終電車で向かって、ファミレスかどこかで一夜を明かすことに。
近くの24時間ファミレスを検索。
23:00頃、出発
0:00頃、六本木到着+仮眠(ほとんど眠れず)
4:00頃、朝食を食べ、会場へ(外はまだ暗い)
30番目くらいでした。
開場は5:30です。
寒い中待ったかいがあり、前から4列目の真ん中の席が取れました!
もちろん仕事にはちゃんと行きます。半休みもなにもとってません。なんせ転職したてなもので…。
観戦し、明らかに動きが硬い、何か歯車が噛み合わない嫌な空気がヒシヒシとモニターを通して伝わりました。相当ナーバスになっていて、力を出しきれないもどかしさを感じました。
試合自体は、グランドスラムのファイナルと言う大舞台で、先に波に乗った相手が始終コントロールしていました。錦織圭君のあの粘り強い返球により、チャンスを作り出すプレーが出来ていませんでした。
力が出せなかったのは惜しいですが、これで終わりじゃない。
今回は相手がより素晴らしいプレーをしたからチリッチが勝利しただけのことです。
とにかくサーブがすごかったです。サービスエースだけで1ゲームとるほどに。
圭君について。一度グランドスラムの決勝を経験したことで、次はもう少しリラックスしてプレーが出来るはずです。それにもっと鍛えなければならないところが見えたでしょうから、次はもっと強くなってるはずです。期待。
チリッチは勝利がすぐ眼前にせまったとき、それまで抑えてきたものがあふれだし、動揺したのでしょう。サービスのミスをしました。
初々しくてかわいかったです(笑)。これがジョコビッチとかフェデラー、ナダルのような王者たちは今更そういう緊張はしないでしょうから。
試合終了が8:00頃。
3時間はかかるだろうから、職場でこそこそ確認しなきゃ、と思っていたので2時間程で勝敗が決したのは驚きでした。
表彰式までみてから、某テレビ局のインタビューを受けてから仕事に向かいました(笑)。
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