※個人の趣味によるブログです。基本的に本を読んでます。
No.547
2013/08/26 (Mon) 22:52:22
今まで敬遠していたのが馬鹿みたい。
白鳥さん大好き…!!
わたし、小説とかの登場人物では基本的にダメ人間とか正確悪い人とか悪趣味なヤツで、でもとてつもなく老獪な人が好きなのですが(…)、白鳥さんは老獪とまではいかずともドストライクでした(笑)。※もちろん例外も多くいますよ…!
迷惑な切れ者!
高階院長もその限りで早々から目を付けていて、主人公の田口君のひねくれ具合もなかなか捨てがたいが、やはり高階院長の政治手腕は素敵…、なんて頭の片隅で思っていたのですが、白鳥さん…ッ!
京極で例えるならば、榎木津というより多々良センセイです。
多々良先生は老獪ではないので、お気に入りのキャラではありますが好きではないです。多々良センセイを老獪にした感じ。
きっと伝わっていないと思いますがまあそんなんです。
こんな例を出した後では説得力が甚だしく損害されると思いますが、パロなら白鳥さんが絳攸で、田口先生が楸瑛です。
「極意その三」
「こんな時にそんなことを言っている場合か!」
赤く腫れさせた頬を押さえた絳攸は、楸瑛の心配交じりのツッコミを黙殺し、きっぱりと言い切った。
「時には体を張ることを厭わない!」
そして言い切った後で眉を寄せた。殴られたところが響いたらしい。馬鹿、と心の中で呟きながら氷を取りに駆けて行った。
白鳥さんのめちゃくちゃ具合はこんなもんじゃないです。素晴らしい破壊力。
――本筋から大幅脱線しております。
この本は医療ミステリです。
ええと、あらすじはまあ有名でしょうから、わたしくらいテレビを観ない方以外は薄らとでもご存じだと思いますが、ざっくりと。
バチスタ手術で驚異の成功率を誇る桐生率いる「チーム・バチスタ」だが、しかしながらここのところ連続で術死があいついだ。その術死の謎を解き明かすために、委員長により調査役として任命されたのが窓際講師の田口だった。一見すると何も問題がないようだが――。実際手術に立ち会い感じる齟齬。そしてとうとう術死の現場にも居合わせてしまった。不審点はないが直感が納得しない。果たして何があるというのか――。
みたいな話です。医療ミステリです(二回目)。
面白かったです。
ある人物の関係性にほとほと嫌気がさしたのですが(わたし、あなたを思ってこうしたのに、君を思ってああしたのに、で負のスパイラルに陥る関係性にイライラするタイプです)、とても面白かったです! 満足でした! ありがとうッ!
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