※個人の趣味によるブログです。基本的に本を読んでます。
No.517
2013/07/18 (Thu) 21:00:11
広告代理店楸瑛という単語が思い浮かんで、職場で一人でニンマリ。
楸瑛に広告代理店の営業職ってなんだかしっくりくるのですが、どうでしょうか。いかにも、という笑顔を張り付けている図が思い浮かびませんか? 商社も合いますが、今回は広告代理店で。
その後メーカー系でイメージしたのですが、どうもなんか違和感があります。
絳攸はメーカー系の技術職で。今の気分での一押しは医療系で開発職かプラネタリウムのコーディネーター。
今回はプラネタリウムで展開します。
初めての打ち合わせの時、絳攸も呼ばれて「このプログラムのコーディネーターも連れてきました。質問があればお聞きください」と。ぶすっとしていない代わりに無表情の絳攸が、浅く頭を下げます。
それ以来絳攸がお気に入りの広告代理店営業の楸瑛。打ち合わせに何度も絳攸の同席を求めます。
「うちの李絳攸をえらく気に入ったようで。何なら持ち帰ります?」(絳攸の会社の偉い人)
「お持ち帰りOKなんですか? ではお言葉に甘えて、是非」
冗談にしても、あまりの展開に逆毛を立てんばかりの絳攸です。
絳攸は業界的にやや調子がいい楸瑛を苦手に思っているけれど、実力は認めていて。そしていい声だな、と密かに思っていて。
ある日、楸瑛と二人の時に新しいプログラムをプラネタリウムで披露していると(試写会みたいな感じで)、楸瑛がアドリブで突然アナウンスを始めるというのが、なんていうか、結構ぐっときます。
「ブラックホールになれる星は、この幾千にも輝く星の中でごく一部です。ブラックホールになれない星は、命の限り燃え尽きた後ただひっそりと死んでいくのです」といった感じ? いやもっと夢があるものにしたいのですが、知識が…! 浅学なのであしからず。
思い描いていたナレーションとぴったり重なって、絳攸は暗闇の中で目を見張ります。
「無数に輝く星たちは美しいし目立っています。ですが、それ以上にその光に隠れて、眠りにつく星々があります。たまにはそういった物言わぬ星に思いをはせてみるのもいいかもしれません」
絳攸はリクライニングの座席に体重を預け、楸瑛のいつもの営業中の明るい声とは違う耳に心地のいい静かな声音に聞き入ります。
「なーんてね。私の付け焼刃の知識を披露したら、君の力作に失礼か」
「そんなことない。…そんなことないぞ。悔しいが、とてもよかった」
「ありがとう。社交辞令でも嬉しいよ」
違うのに。本心で言っているのに、と伝わらないことに苛立ちと胸にチクリと痛みを感じる絳攸です。
お。ちょっと恋愛っぽくなった(笑)。
で、CMだかが完成して、お別れって時に何かあるんじゃないでしょうか。……スミマセン、投げました(汗)。
楸瑛に広告代理店の営業職ってなんだかしっくりくるのですが、どうでしょうか。いかにも、という笑顔を張り付けている図が思い浮かびませんか? 商社も合いますが、今回は広告代理店で。
その後メーカー系でイメージしたのですが、どうもなんか違和感があります。
絳攸はメーカー系の技術職で。今の気分での一押しは医療系で開発職かプラネタリウムのコーディネーター。
今回はプラネタリウムで展開します。
初めての打ち合わせの時、絳攸も呼ばれて「このプログラムのコーディネーターも連れてきました。質問があればお聞きください」と。ぶすっとしていない代わりに無表情の絳攸が、浅く頭を下げます。
それ以来絳攸がお気に入りの広告代理店営業の楸瑛。打ち合わせに何度も絳攸の同席を求めます。
「うちの李絳攸をえらく気に入ったようで。何なら持ち帰ります?」(絳攸の会社の偉い人)
「お持ち帰りOKなんですか? ではお言葉に甘えて、是非」
冗談にしても、あまりの展開に逆毛を立てんばかりの絳攸です。
絳攸は業界的にやや調子がいい楸瑛を苦手に思っているけれど、実力は認めていて。そしていい声だな、と密かに思っていて。
ある日、楸瑛と二人の時に新しいプログラムをプラネタリウムで披露していると(試写会みたいな感じで)、楸瑛がアドリブで突然アナウンスを始めるというのが、なんていうか、結構ぐっときます。
「ブラックホールになれる星は、この幾千にも輝く星の中でごく一部です。ブラックホールになれない星は、命の限り燃え尽きた後ただひっそりと死んでいくのです」といった感じ? いやもっと夢があるものにしたいのですが、知識が…! 浅学なのであしからず。
思い描いていたナレーションとぴったり重なって、絳攸は暗闇の中で目を見張ります。
「無数に輝く星たちは美しいし目立っています。ですが、それ以上にその光に隠れて、眠りにつく星々があります。たまにはそういった物言わぬ星に思いをはせてみるのもいいかもしれません」
絳攸はリクライニングの座席に体重を預け、楸瑛のいつもの営業中の明るい声とは違う耳に心地のいい静かな声音に聞き入ります。
「なーんてね。私の付け焼刃の知識を披露したら、君の力作に失礼か」
「そんなことない。…そんなことないぞ。悔しいが、とてもよかった」
「ありがとう。社交辞令でも嬉しいよ」
違うのに。本心で言っているのに、と伝わらないことに苛立ちと胸にチクリと痛みを感じる絳攸です。
お。ちょっと恋愛っぽくなった(笑)。
で、CMだかが完成して、お別れって時に何かあるんじゃないでしょうか。……スミマセン、投げました(汗)。
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