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No.62
2011/11/10 (Thu) 20:46:09

とうとう風邪ひいてると認めました…。喉が痛いだけじゃ済まされないもろもろの症状が出てきて、思わず今冬の湯たんぽデビューにつがりました。ぬくいぬくいっと御機嫌です。
ちょっと落ち着いてきたので読書を再開いたしまして、本日の本は北森鴻「孔雀狂想曲」でした。評価は☆4.5。
このブログに登場する作家さんって言ったらそりゃもう京極でしょうが、好きな作家さんはまだまだ沢山います。最近たて続けに自分の中でヒットを飛ばしているのがこの北森鴻さんです。
民俗学テイストのミステリを得意とする作家先生で、人物と物語りを書くのがもの凄く上手いという印象をいつも受けます。
この「孔雀狂想曲」は
古物商雅蘭堂の店主越名集一が様々な小道具と向き合う事で事件を解決していく
というスタイルの短編集です。
雅蘭堂(古物商などは屋号で呼ばれます)が魅力的すぎて…!この人好きだ!と思いました。主役なのに主役っぽくないけど、なんていうか鮮烈な印象はなくてもいるだけで画が落ち着くような存在なんです。
まあ古美術小道具の世界は魑魅魍魎が跋扈する騙し合いの世界なので人が良いだけではいられない――そんな底の見えない闇の様な世界に身を置くからには、それなりの駆け引きに通じているわけですが。そしてそれだから面白いと思っている様なただののほほんとしたおじさんでないところが、またイイ。
このほかにも「冬狐」シリーズの「狐闇」「狐罠」(2冊とも長編)や同シリーズの「瑠璃の契り」「緋友禅」(2冊とも短編集)も好きです。蓮丈那智シリーズはバリバリの民俗学ミステリーですが那智がかっこよすぎて…!
はずれがない先生です。安定した面白さ。とにかく北森さんはお気に入りの作家さんの一人です。

そして今年もあと1月半…。はやいよ。
1冊も本を読まない月があったり、1日に3冊4冊読む日もあったりまちまちですが、今年のトータル読書量は100冊を少し超えるくらいになりそうです。す、少ない…。せめて年間200冊はいきたいですが、何を読んでいいのやら無計画で本屋さんに入ると困ります。

あと、京極の「南極」が文庫化するんだとか…!あのばっかばかしいのはある意味癒しで、ついこの間ハードカバーを読んだばかりだというのに待ち遠しいです。

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