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No.602
2013/10/29 (Tue) 21:12:21

昨日の続き。麻布十番から広尾に抜ける坂のあたりのマンションが豪華すぎて、もうなんかもうなんかもうなんか…という感じでした。ホテルみたいなエントランスで最上階がペントハウスっぽくなっているマンションがごろごろしてるんですよお!? 英語が飛び交っている雰囲気なんかも、一時間もいればわたしは妄想ができる、と思いました(笑)。楸瑛は都会のど真ん中よりも、実はこのあたり住んでるっていうのもありかもなあ、なんていう妄想が(笑)。
しかし麻布十番連想ゲームで第一位なのはセーラー○ーンです。十番高校ですよね、たしか。
随分都会に住んでいたんだなあうさぎ、と今のわたしはそんな関心の仕方をするのでした。

読了「屍者の帝国」。筆を執った作者が亡くなってしまったため、彼の書いた箇所をプロローグとし、円城塔さんが一章からエピローグまでをつづった物語です。
SFだって知らなかったし、円城さんが物語をまともに書くことが衝撃で(彼の書き方はどちらかというと言葉遊びじみてますから)、「ほおおおおお」と思いながら読みました。
まあなんていうか、フランケンシュタインなお話です。人が死ぬと21グラム軽くなる。その21グラムが魂の重さ。屍者にプログラムをインストールし、蘇らせ、屍者ビジネスが始まった20世紀初頭のお話です。
SFがやはり苦手だなあという再認識がありますが(とくに円城さんの文章はこんかいは物語なので彼にしては平易な方だけど、一般的に見てやや難解)、同時にSFの魅力も感じました。
そして楸瑛がフランケン、な妄想に突入していくのですが。
プログラムをインストールされて蘇った楸瑛を助手とする研究者絳攸という設定です。二人に過去の接触はなくて、屍者の楸瑛は個人的な言葉を話せず機械的な動作しかできない。絳攸は楸瑛を書記や辞書がわりのように使っているのですが、まあいろいろ事件に巻き込まれるうちにいろいろいろいろ、というざっくりな枠です。
で、明日からは「一つ屋根の下の探偵」。薄い本が出そうな内容らしいです。いや、普通の本ですけど、そういうくすぐりが随所にきいている、ということでしょうね。

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