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No.21
2011/08/29 (Mon) 22:39:56

京極フィーバーさめやらぬ中、風邪ひきました。昨日の段階で「おかしいなあ」と思ってたら今日には確信に変わってました。はしゃいだ後に風邪をひくとか小学生かっ!
と言う事で現在熱いです。ちょっと朦朧としつつ未来捏造妄想に花を咲かせてます。


「その席を譲ってもらおうか、楊修」
顔を上げるとメガネの鎖がしゃらっと音を立てる。尚書空席の吏部では侍郎である楊修が尚書の執務室で仕事をするのが日常だ。
立ちはだかる人物にすっと目を細めた。

「少しは使えるようになったみたいですね」
嫌味にも全く表情を変えない絳攸を一目見たときから、ああ、これだ、と震える様な感覚を覚えているのを全く感じさせず。
尚書への打診を受けるたびに断り侍郎にとどまっていたのには政治的な意味合いのほかに、まだ待っていたからだ。いや、どこかで望んでいたからだ。手塩にかけて育てた愛弟子が未来を作っていく姿を。
それが今目の前にいる。
楊修はすっと立ち上がり席を譲る。腕を組み不敵に笑った。
「せいぜい私を上手く使ってくださいよ、李尚書。無能な上司に使えるのはニ度とごめんです」
「無駄口言ってる暇があるなら手を動かせ」
怜悧冷徹な口調。
誰もが目を見張るような威厳を身につけた大官に一礼し、楊修はひっそりと満足気な笑みを浮かべた。



上手くまとめられなかったのですが、少しでも伝わってくれると嬉しいです。

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