振り返ってみると

去年の読書ランキングをほったらかしにしていました。
前回のブログがトップに出てるのは、どうかと思いまして、ザクザク掘り起こしてみました。

大昔のことなのでさらっと。

1位　世界は密室でできている/舞城王太郎
これはよんでとしか言えない。あの不思議な疾走感と眩暈がするような独特な語感で、爽快な気分を味わってくださいませ。

2位　おしまいのデート・ありがとうさようなら等/瀬尾まいこ
去年の後半を飾ったのは、何と言っても瀬尾まいこさん。物語からエッセイまで。全ての本が大好きです。

3位　ゴーストハントシリーズ/小野不由美
一気読みでした。名作だけあってやはり面白いです。わたしは麻衣ちゃんとぼーさんが好きなんだ。

4位　少年少女飛行倶楽部/加納朋子
加納朋子さんの作品の中で、正直に打ち明けると一番好きなのがこの本だってところが、もともとミステリ畑ではないってことの名残なのでしょうか…。「モノレールねこ」や「ななつのこ」からのシリーズも大好きです。

5位　七つの海を照らす星/七河迦南
こういうミステリが好きなんですよ。

6位　キネマの神様/原田マハ
原田さんのこういう路線は、アーティスティックなものより好きなところが、エンタメ小説好きの証明な気がします。

7位　黄金の烏/阿部智里
今一番注目しているシリーズの最新刊。続巻を待ってます！

8位　盤上の夜/宮内雄介
年末に爆発したボードゲームブームへとつながっていく端緒とも言える一冊です。

9位　獅子真鍮の虫/田中啓文
ジャズミステリのシリーズ。田中さんの男臭い文章と、ジャズの造形が心地よく。シリーズならではの驚きがあり面白かった！

10位　カレイドスコープの箱庭/海堂尊
シリーズの総決算ということで。愛すべき人たちが相変わらずで、微笑ましかったです。好き！
島津先生ファンの変わり者です。

10位タイ　サラは銀の涙を探しに/橋本長道
今一番注目しているシリーズ２ですが、これはもう続きはないのでしょうかね。
ずぶずぶとボードゲーム小説にはまっていくのでした。

その他、「聖の青春」「泣き虫しょったんの奇跡」といったボードゲーム勢が続いたり（笑）。
いつもよりかは読書量が少ないために迷わなかった気がしますが、順番を決めるのはやはり苦手です。